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陰陽倶楽部 2019/06/25 19:00

彼女が援交(それ)を始めた事情 ~プロローグ~

それでは『援交少女』の前日譚、『彼女が援交(それ)を始めた事情』 いよいよ連載スタートします!
初回のプロローグは宣伝も兼ねてフォロー無しでもご覧いただける全体向け記事として公開しています。次回以降はフォロワー向けのエリアに移行して続けますので(無料フォローのプランで読めます!)ご興味持てそうでしたらフォロワー登録よろしくお願い致します。

プロローグ

 入り口ドアから奥へと続く、狭くて薄暗い廊下。その先に広がる部屋に足を踏み入れた瞬間、雅美は思わず身を強張らせた。
 ド派手な豹柄の絨毯が敷き詰められた悪趣味な床の真ん中に、暗いベージュの布団が掛かった、やたらと巨大なベッドが周囲を威圧するように鎮座していた。

 雅美がとりわけ異様に感じたのはその横幅だった。縦寸と同じくらいに広くて、殆ど正方形に近い。小柄な自分だと真横に横たわっても頭と足先が1メートル近く余りそうだ。こんな無闇にでかいベッドを目にしたのは初めてだった。それはゴージャスというより、どこかに狂気を孕んだカルトの祭壇のようにさえ見えた。

「どうした? 緊張しとるのかね?」

背後から両肩に手を置かれて、もう一度すくみあがりそうになる全身を懸命に落ち着けた。こちらの弱気を悟られるのはマズい。本能が体にそう告げていた。

「まさか初めてだとは言うまいな、こういう場所が?」

 恐慌を起こしかけた視線が、正しい回答を探して華美な部屋の調度品の間をさまよう。こんなところに来たことなんかない! そう叫びたい嫌悪感と、こんな事もう馴れっこだと嘯(うそぶ)きたい反抗心がせめぎ合う。

「………………。」

 結局雅美は返事を返すことなく、後ろの男から自分の表情を隠すように横を向いた。

「…………フッフッフ…………なるほど、な」

 自分の頭ひとつ分を優に越える巨躯が背中に覆い被さるようにして、雅美の耳元に気味の悪い吐息を吹きかけてくる。

「強がっているのが丸分かりだぞ? 躰が震えそうなのを必死になって強張らせとる」
「…………べ、別に」

 それだけ答えるのが限界だった。それ以上喋れば男の指摘したとおり、自分が震えそうになっているのが声音から漏れてしまう。

「ここまで来て脅えたのかね? それとも興奮のあまりの武者震いかな? 精一杯背伸びして、遊び馴れた芝居を装ってはみたものの…………」

 男の両手が雅美の肩を滑り、やたらとビラビラしたレースに覆われた漆黒のブラウスをなぞって腹の前まで回ってくる。

「……どうやら台本に無理があったようだな……?」

 グローブでもまとっているかのような肉厚な掌が、腹の下から掬い上げるように左右の乳房を覆い、じわじわと指先に力を込めていく……

「うっ……ク……」

 思わず溢れそうになる悲鳴を、歯を噛み締めてひたすら押し殺した。

「……ほう、悪くないな。どうやらこっちの自己申告には嘘はなかったらしい。なかなか使い心地の良さそうな躰をしておる。いいだろう、契約成立だマミ君……と言ったかな?」

 ……とうとうここまで…………来てしまった…………いよいよ私は……するんだ……これから…………

「さ、先払いで…………ッ」
「………………フン」

 一旦男の手が体から離れ、大きく安堵の溜息を吐きそうになるのを、また我慢して、両目を閉じて、静かに呼吸を繰り返す。もはや本心を隠すためというより自分自身を落ち着かせるために。ドクンドクンと早鐘が脈打っているのが全身から聞こえてくる。

「ヒッ!?」

 その鼓動の出所になっている胸元に、いきなりガサッとした手触りが伝わり、とうとう雅美は耐えきれずに小さな悲鳴を漏らした。
 飾り紐で結び合わされたブラウスの胸元に、重ねられた十枚前後の紙幣が、無造作に捻じ込まれていた。

「ほらコレで良いのだろう売女?」

 その言葉と同時に、再び両方の膨らみにゴツい指先が食い込む。

「フッ!……グッ……んンッ…………ッ」
「随分と強気な値付けだ。よっぽど自信があるのか、生意気な娘め」

 さっき以上の握力でグニグニと双丘を揉み潰す。今度のは採寸ではない、掌の中の弾力を楽しんでいる。

「……と思っとったが、実のところ君には分かっておらんかったんじゃないのかね、こういう取引の相場というものが?」

 相場……まるで予想が付かなかったというのでもない。だけれど、自分には必要な額がある。かといって幾人をも相手に「取引」を繰り返してそこまで積み立てられる自信などなかった。だからとにかく最初は、不相応も承知で欲しい額を提示してみた……結果、それに釣られてくれたのがこの下劣な金持ちだった。

「こなれた作文を作り上げていたつもりだろうが、知恵を搾れば搾るほど漏れ出てしまうものだよ、虚勢とか、不安とか、そういうものは。特に君のような、若い者が書く文章にはな」
「今時のケツの軽いアバズレが書いたものとは種類が違う。文面を眺めた瞬間にそう感じた。だからこの娘にひとつ乗ってやるか……そんな気になった」

 うなじに……ヌルリとした不気味な粘着感が這う。

「はッ!? は……ヒッ…………」

 舐められている! 首筋を!

 見ず知らずの男の体液が、素肌に直接なすり付けられ、塗り広げられていく……冷汗にまみれた両手で、堪らずフリルだらけのスカートの生地を握り締めてしまう。

 ピチャピチャと気色の悪い粘着音が耳朶のすぐ後ろから鼓膜にまとわりついてくる。濡れて滑った舌が、ヌルヌルと首筋を往復する。高級そうなスーツの袖の中で盛り上がった逞しい両腕が、ブラウスの胸元の前で交叉し、右手が左胸を、左手が右胸を、それぞれ握り潰し、グニグニと脈動を続ける。へぁッ……はぁ……はぁ……男の息遣いが、興奮を露わにしてどんどん荒くなってきていた。余裕たっぷりに雅美を見下していても、どんな立派な身なりをしていても、その中身は親子ほど歳の離れた未成年の少女に札ビラを握らせて、卑猥なプレイに興じる下卑たヒヒジジイだ。

「…………ヒッ……ャ……ヒッ…………ヒ……」

 こんな奴を相手に泣き声なんか出したくない! 脅えているところなんか見せたくない! だけど息を吐き出すたびに、かすれるような、引き攣れたような高音が、喉の奥から軋み出す。

 男が両足を左右に踏み出しながら、腰を落とし、後ろから下腹を押し付けてきた。お尻の割れ目の上の方に、縦長の異物が押し当てられてくる生々しい肉感。雅美の記憶がフラッシュバックする。今日はお互いに身に着けた着衣越しだったけれども、それでもハッキリと感じ取れた。だって今日のは、あの時のよりも、もっとずっと大きかったから。

 ここまで力を振り絞って突っ張らせてきた意気地が、圧倒的な巨漢の肉圧に押し潰されて萎びていく。あぁ……やっぱり……こんなこと、やるんじゃなかった…………私には無理だ。地味で根暗な私みたいな女が……

 もうやめます、ごめんなさい。お金は返しますから、どうか許してください。そんな情けない降伏でも、いっそ口に出せる程度の勇気がこの無様な自分にもあれば……。けれども同時に雅美には分かっていた。その哀願を、男が受け入れることは絶対にないだろう。雅美が弱れば弱るほど、この獣はますます強くなり酷くなり、獲物を骨までしゃぶり尽くす。釣られたのはこの男ではなくて、私の方だったのだ。私はお金に目が眩んで、一番選んではいけない危険なタイプを相手に選んでしまった……

「クくくくッ……フッ……フッ……フッ……」

 男はほくそ笑みながら、雅美を抱えたまま、ゆっくりと腰を前後に揺すり始めた。華奢なウエストに食い込んだ二本の前腕に一層力が加わると、雅美の体は浮き上がり、両足が地面から離れそうになる。

「ちょっ、ちょっと…………ッ」

 巨漢の腕の中で、熊に襲われた雌鹿のように雅美は身じろぎした。前かがみになれば、お尻に周期的に擦り付けられる“それ”の圧迫がますます強まる。かといって背中を反らせば、揉みしだく両手に向かって胸を突き出すような恰好になってしまう。逃げ出す方角を失った雅美は、クネクネと体を左右に捩じりながら、下唇を噛んで目線を部屋中にさまよわせた。視界がグルグル回り出す。パニック発作。たすけて、たすけて! だけど一体誰に救いを求められると言うのだ? こうした時に呼べる人の名を、自分はもう持っていない。一瞬だけ、思ってもみなかった男性が脳裏をよぎり、ハッと息を飲んだ途端にその姿は煙に浮かんだ幻影のように掻き消えた。

「……いい肌触りだな。馴れたフリをしながら場違いな相場を吹っかけてくるから、おそらく金に困ってるなと踏んでいたが、そういう訳でもなさそうだ。趣味の良い格好とは言わんが、この生地や仕立ては貧乏人が身に着けるような代物でもなかろう?」

 え、そうなのか? 期せずして自分の手の内に残ってしまったこの衣装、こんな派手なファッションとは無縁な私には値段なんて分からなかった。常本の好きな、いつものコスプレだと思い込んでいた。
 そうと気付いていれば、ネットでこの服の価値を確かめ、オークションで売り手を探して…………何で頭がそっちに回らなかったんだろう? 今更になって自分のマヌケさが口惜しい。

「……目的は何だねお嬢さん? 男への興味かね? 親に大事に育てられた箱入り娘が、いかがわしい行為に身を穢してみたくなったか?」
「……クッ……ウゥぅ…………」

 皮肉なことに、思いも寄らなかった高価なカモフラージュが、全てを見透かす一歩手前まで迫っていた男に土壇場でミスリードを与えていた。

「年頃の好奇心を持て余し、さりとて若い奴等との未熟な乳繰り合いでは満たされず、大人相手にもっと過激な火遊びをしてみたくなった…………そんなところか、えぇ?」

 ……とはいえ…………この的外れな推理で自分が救われる訳でも、この状況から何かが変わる訳でもない。私がどこの誰だろうと、この男が何者であろうと、これから二人がすることには何ら影響しない。マヌケな自分にはもう全てが手遅れ、全部詰んでる。私はこれからそれをする。される。今日までギリギリのところで守ってきたものを、この男に奪われる。ついさっき初めて顔を合わせた、自分の父親と変らない年齢の、この傲慢で卑劣な中年男に。

 男が片手で雅美の顎を捕え、力任せに首を捻じ曲げた。鮫の目玉のように冷酷な、それでいて憤怒に塗れた野獣のように血走った眼が、至近距離から雅美の瞳を射抜く。

「……よかろう。教えてやるぞ小娘。チヤホヤ甘やかされて育ったお前のこの躰に、今まで知らなかった未体験のトラウマをワシが植え付けてやる」

 芝居がかった脅し文句に失笑しそうになったら、両目の端からポロポロと予想もしてなかった雫が零れ落ちてきた。その雅美の泣き笑いに誘われたように、男も悪魔じみた笑みに歯を剥き出しにして、そのまま開いた口を雅美の唇に覆い被せていった。

「ン~~~~ッ、ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛、ゲフッッッ」

 顎骨に食い込む指先で強引に広げられた口の中に、不気味な軟体動物が滑り込んできて、雅美は思わず嘔吐しそうになった。

「口を開けろ。舌を出せぇ。
逆らうことは許さんぞ。今のお前はこの金でワシに買われた汚らしい売春婦だ」
「あブッ……ブヂュッ……プぁッ、ヘァッ、ハッ、ハッ、ハッ……」

 けれどもこの男も勘付いてなかったようだ。雅美にとってこれがファーストキス、異性と唇を合わせる初めての経験、これだけで生涯拭うことのできない「未体験のトラウマ」であることに。

 若い娘を○すことの興奮に自らも舞い上がり、もはや相手の様子を伺う気持ちなどない。いや、元々そんな気などないのだ。掲示板で拾った援交少女など、己の歪んだ欲望を吐き捨てるための道具にしか過ぎない。好きなように弄くり回し、好きなだけ罵倒し、辱しめ、汚して遊べる肉人形だ。

「どうだ? 満足かこのスケベ娘め。こういうことがしてみたかったのだろ? どこの誰とも知れん男にいやらしく犯されながら思いきりケツを振り、ドロドロの液に塗れて二度と忘れられんほど恥ずかしい目に遭わされてみたかったのだろうが?」

 違う! 違う! 私はそんなこと望んでない! そんなことのためにこんな真似してるんじゃない!

「ハぶッ……んぐゥッ……はッ、はッ、はッ……」
「そうだそうだ……もっと上を向け、口を開けてろ。そぉれェ……ジュルジュルジュルジュル……」

 呪術で縛られたように命令のまま顎を上げ、餌を待つ雛のように男に向かって口を開く。思いきり伸ばした舌の上に、透明な気泡に塗れた水飴のような唾がトロトロと垂らし込まれる。

「はぁッ……はぁッ……はぁッ……はぁッ……」
「飲め!」
「ン゛ッ……ン゛ッ……ン゛ッ……」

 ゴクッ、ゴクッ、と何度も殊更に喉を鳴らして、口の中一杯に溜まっていた自分のものではない体液を飲み下す。おぞましさで全身に鳥肌が立ち、石のように凍り付いた躰がもう隠しようもなくガクガクと震動する。あぁ……きっと、遅かれ早かれ、私はこうなってた。来るべき時が来たってだけだ。

 男の口からもう一度気泡が垂れ、雅美は自然と口を開いてまたその粘液を受け入れた。そのまま男の口が雅美の口にむしゃぶりつき、雅美の舌は男の舌の動きを模倣して、口の中でお互いをドロドロに絡め合わせる。雅美は目を開けたまま、相手の瞳の中に映った自分自身の欲情の煌めきを見つめていた。名前も無い中年変態サドA。自分の人生にとって何の意味も持たない只のモブキャラに掴まって、私の処女は散らされ、私は売春婦に成り下がり、これから端金と引き換えに何度も何度もこういうクズに組み敷かれるのだろう……。気が遠くなりそうに絶望的な興奮の奥で、男に、自分に、世界の全てに対する、怨みにも似た蔑みが沸々と弾けては消える。

 チヤホヤされて育った? 大事にされた箱入り娘? 私が? 家族を壊す元凶になり、父にも母にも見捨てられたこの娘が?

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陰陽倶楽部 2019/06/23 22:52

『アンタの妻は堕ちている。』体験版の公開予定時期

一昨日の『援交少女』シリーズに続いて、今日はもう一方の制作中作品『アンタの妻は堕ちている。』(つまおち)の進捗報告です。

先日の記事でもお伝えしたように、本作はようやくシナリオ改稿とそれに伴うスクリプトの組込が完了して、グラフィック工程に入りました。


『つまおち』は、主に主人公谷山智樹視点の初回ルートをひと巡りした後、
二回目のルーチンでその裏側で起こっていた出来事を補完しながら全体を再度巡っていただくことになりますが、
この智樹視点の初回ルートは、そのまま体験版としてラストまで無償公開する予定です。

現在はこの体験版=初回ルートのグラフィックを制作していますが、
あんなコトやこんなコトが起こってくる裏ルートに比べると、表ルートは日常場面が多くて描かなきゃならないイベント画像も比較的少なく、
こちらだけなら割と早いタイミングで完成できるんじゃないかな……という手応え。

とは言うものの、その表ルートが完成した後に裏ルートに入ってからのCG枚数がハンパなくて、そっちはどのくらい時間掛かるかまだ何とも言えない……

本編リリースへの先導役として体験版を公開するなら、だいたい1ヶ月くらい前が勢い付けるには良さそうなんですが、
でもそうなると、完成した体験版を裏ルート完成の目処が立つまで何カ月も手元に抱え込んでなきゃいけない、それも何だか勿体ないしもどかしい……


……と考えた結果、こんな方向で行こうかな、となりました。

体験版は完成次第、間を開けずに真っ先にCi-enで公開いたします。
元々どなたにでも手に取って内容を吟味して頂くための体験版ですので、有償プランでなくフォローして頂くだけでゲット可能なフリープランで。

同時期にDLsiteやFANZAの方にも予告登録だけするかもしれませんが、そちらでの体験版の公開は敢えて控えます。
それで、本編の方が完成予定が見えてきたところで、プレ宣伝効果が一番望めそうなタイミングで各販売サイトに体験版を登録しようかなと。

(特にFANZAの場合は料金0円の新作も登録可能なので、本編とは別にこの体験版も登録します。
こうすると新作リストにその0円作品もちゃんと表示して貰えるので、FANZAで作品チェックされる方はあの新作リストご覧になる方が多いと思われますから、本編より以前に無料体験版もあそこに並べてもらえると、少々ずっこいんですがウチみたいな弱小マイナーサークルはちょっとでも目にして頂けるチャンスが増やせるんですよね……)

さてそれで、今回一番大事な……

Ci-enでの体験版公開はいつになるんだよ?

……というお話ですが、、、

現在計算した追加作成の必要な画像が、背景画像8枚、シーン画像16枚+差分21枚……となっておりまして、
これを何とか8月初旬あたりで仕上げて、お盆までに公開!を目標にします。

皆様のお盆休みのお供に、裏で何が起こってるのか分からない表ルートの悶々とした欲求不満感をお届けしたいと考えておりますので、どうぞご期待ください(^^)ノ

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陰陽倶楽部 2019/06/21 19:00

『前&続・援交少女』執筆計画ヾ(*゚ー゚*)ノ

まずは嬉しいご報告。
『援交少女 ~俺が惚れたあのコは親父の女~』が、先日FANZA, DLsite, DiGiket, Melonbooks総計で500DL到達致しました~!

キリ番の500DLはDL数で圧倒的多数を占めてるFANZA, DLsiteでなく、DiGiket.comでした。
お求め頂きました皆様、誠に誠にありがとうございました!
m(__)m(__)m(__)m


もしDLがこの数字に届いたら……と内心思っていた目標をおかげさまで達成できましたので、、、
『援交少女』続編執筆決定! ですヾ(゚ー゚)ノ

僕にとって初めてのマンガ執筆で、技術的にも演出的にも未熟なところや反省点の目立つ『援交少女』ですが、
そうした稚拙な作品を手に取って頂けた500名を超える皆様のお気持ちに応えるためにも、続編は絵的にも演出的にもより一層ハイレベルなものをお届け出来るように頑張ります。


ただ順番的には現在制作中のゲーム『アンタの妻は堕ちている。』その後にCG集(?)『つつじいろの記憶』、更にその後になりますので、だいぶ先になっちゃうのですが……。

また『援交少女』ヒロインの雅美ちゃんは元は、先にシナリオ執筆済みの『つつじいろ』のサブキャラだったので、
『援交少女』と『つつじいろ』両方をご覧頂いた方には、『続・援交少女(仮題)』での彼女の印象はちょっと違ったものになるかもしれません。


そんで、そのあたりの雅美の背景事情を補完する意味合いも若干込めて、こちらの方は直近……今月中にもCi-enの方で『前・援交少女(これまた仮題)』的なものを連載していこうかなぁ……と現在計画を温めてます。

この『前・援交少女』は、ひとまずテキストオンリーの小説スタイルでやってみるつもりです。
先日『つまおち』の方のシナリオが完成してそっちは今後「描く」モード一色になるので、お留守になる「書く」モードの方をこちらに注ごうという算段です。
少なくとも当面は有料プランでなく、フォローさえして頂ければ読める状態で進めていきますので、よろしければフォローお願い致しますm(__)m


この前日譚は雅美が援交に手を染める(=あのクソ親父に処女膜ブチ破られる)までのお話ですが、
特に連載開始からしばらくはマジメ少女が段々追い詰められてく展開がウダウダ続いてエロい場面は少なくなりそうで……(_ _;
そういった内容だと作画等のリソースもあまり掛けられないし、こういう連載小説みたいな形の発表が向いているかなぁ、と。

とはいえ「リソース掛けられない」は決して「手を抜く」という意味ではありません。
Ci-enで完結まで書き上げたら推敲し直して、イラストを足して製品としてリリース……なんてことも頭の片隅にはありますし、
文章力やストーリーテリングの腕を磨くための素材として自分の中で色々実験的なことも試しながら、全力尽くして書いていきます!

たとえば今までやったことのなかった三人称での小説スタイルだとか、
僕は今までストーリー全体の構成をまとめて時系列表作ってシチュエーションを固めてから実際の執筆に入るやりかたをしてたのですが、今回は連載形式ってことで頭の中の漠然としたプロットだけを頼りに冒頭シーンからどんどん書いてみようと思ってます。
前日譚なので行き着く先は決まってるものの、このやり方だと途中お話がどうよじれるか脱線するかも分かりません。逆に書いてる本人も予想外のアクシデントなどが起こってくるのも期待しつつ……

クリエイター活動応援キャンペーンに参加してみました

せっかくの機会なので、前日譚の連載スタートを公約にしてみました。

自分で決めて書き出せばそれでハイ達成……っていうお気楽公約ですが、お祭りには乗っかっとけ~!みたいな。

応援して頂けるとウレシイ~(*゚▽゚)ノ

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陰陽倶楽部 2019/06/09 19:00

『つまおち』よ~~~~やっと、シナリオ&スクリプト改稿完了!

3月中に改稿完成を目途にしてましたが、とうとう年度はおろか元号まで跨いで3カ月近く遅れてやっとこさ、でけました。

ほとんどのページに手を入れる結果になり、どのシーンも細かいの入れたら改稿→上書き保存は優に100回越えてると思います。
読み返すたびに「それちょっとチガウんちゃう?」みたいな小舅の声が頭の片隅からしゃしゃってきて……こういう延々としたイジクリ回しが良い結果に繋がるばかりとは思えないんですけど、止めようとしても止まらない……気が付いたら夜が明けてたり。

今からだって読み直したら何度でもアッチコッチ直しを入れちゃうと思うんですが、きっともうそれは本質的にどうでもいい枝葉で。いい加減踏ん切らないと。


捨てたテキストもいぃ~っぱいです。
いやひょっとしたら捨てた分量の方が多いかもしれない。
特に沢山掻いてもとい書いて捨てたのがエロ場面ですね。

筆が乗ってくるとブヒャブヒャ言いながらダーッと書き綴るんですが、大抵は冷却期間を置いて賢者な自分が眺めると「使いモンにならん。没」てポイッすることになる。

とにかくト書きで勿体ぶった口調の弁士をやっちゃう悪癖がねぇ。あれですね、熱が入るほど喋りがクドく理屈っぽくなってくオタク属性(^^;
ぶっちゃけ前編の『オレかの』のHシーンも今読み返すとアチコチ酷いな~と思うんですが、コレはもう一旦表に出した以上引っ込めて書き直すのも違うと思うので、自戒の気持ちも込めてこのまま恥を晒しておきます。

エロシーンの実用性を『オレかの』より高めることは今回の重要目標の一つ。
『オレかの』と『つまおち』の間に短編マンガ『援交少女』一本挟んだおかげで、マンガとノベルゲーのエロ表現の違いみたいなことも多少感じ取れるようになってきたのかなぁ……と自惚れてみたりもするのですが、さてどうなんやろ。


ストーリー面については、
初稿書き始めてから4年近く経ってしまい、物語の骨子は変わらないものの、キャラクターの人格や言動には今読み返すと納得いかない箇所がたくさん出てきて。
思いもしなかったほど煮詰まって書けなくなった時期もありました。

ひょっとしたら……抜きゲーとしては、あまりに長いこと抱え込んでキャラを深掘りしてくのはむしろマイナスかもしれません。
寝取られる♂、寝取る♂、寝取られる♀、どのキャラにしても、あんまり人物像が生々しくなると皆さん抜けなくなったりしませんか?

二次創作エロをオカズにしていても、原作愛が深まってくると思い入れのある登場人物に非道いコトするのが辛くなってきたり、
親子相姦エロは好きでも、そこに現実の自分自身とオカンやオトンを重ねて興奮する……てヒトはきっと少ない(むしろ徹底的な萎えだってヒトの方が多い)と思うんですよ。

4年間も頭の中にいる登場人物と対話を積み重ねてくのにはそれに近い感じがあって、自分の中で単にチンコの供物として消費するだけの存在には留めておけなくなってくるというか。

ひたすら負けてばかりだったはずの人が、予想外の強さを発揮して叛逆してきたり、
悪辣一辺倒だと思ってたキャラが、ゲスなりのバックボーンを垣間見せてきたり、
端役に置かれてた人が、自分にも人格と物語があると思わぬ積極行動に出始めたり、
お話全体の良心を支える存在だった筈のキャラがよろめいて道踏み外したり、、、

そしてそういう事々が、それぞれ抜き要素に貢献してるかというと必ずしもそうとは思えなかったり……

でも、ま、きっと自分にはこういう書き方しか出来ないんだろうな、とも。
あ~こ~ゆ~のは売れね~よな~と自分でも苦笑しちゃうのですが、でもやっぱね、書いてて乗れないんですよ、抜きオンリーのためにカリカチュアされたキャラだと。
イイやね。同人だもの。好きに書くわ。ふひひっ。


さてまぁ、そんなこんなで、よ~~~~っやく、作業はお絵描き工程に突入します。
イベント画像一体何枚あるのか……実は怖くて枚数かぞえてませんw
『オレかの』の時同様、描きながら「ココは演出だけで枚数搾れるな」みたいなの見つけたら妥協しながら削っていく予定ですし、
場面によっては『オレかの』で描いたヤツをベースにして別シーンにも活かすみたいなことも考えてます。

それでも多分、基本50枚差分500枚下ることはないだろうな~…。
ゴールはまだ遥か遠く霞の向こうです。
こうやって長い長いリリース期間になるのもウチがダメな理由なのは分かってるんですけど、これまたどうしょうもないですね~全部ひとりでやってると。
まぁ今までを振り返るに粘り腰だけは利いてるようなので、気長にやり続けます。見捨てないでw

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陰陽倶楽部 2019/05/29 19:00

『援交少女』、タイトルを『春売る少女』と改めオンラインコミックで配信します

何とほぼ半年ぶりの更新になっちゃいました。。。(滝汗

自サイトのSPOTLIGHTSページは何とか開設以来の毎日更新を継続しているし、Twitterでは相変わらずしょーもない呟きを毎日ばら撒いちゃってるので、一応生存は示せてはおりますが……
一旦間が空いてしまうと、何だか更新し辛くなっちゃうんですよね~。
まさか前回のあけおめ投稿が平成最後の記事になろうとは……。

何せ根が怠け者、頑張って定期更新しようなんて「努力」をしても続かないですね~。お仕事的な気分になった途端にサボり虫がハラワタの中で蠢きだすという。
Ci-enのコンテンツはもうちょっとしたら再起動する予定ですが、自サイトのブログの方は今後もズボラペースで、ネタができ次第浮上する感じでボチボチとやっていきます。


さて、令和の最初を飾る記事のネタは、タイトルの通り。
マンガ『援交少女』のオンラインコミック配信のお知らせです。


(オンラインコミック用には専用の表紙を作っていただいてるんですが、勝手に公開しちゃうとマズいかなと思うので、ひとまず同人版のタイトル画像を)

まずは BookLive!コミック様(https://sp.handycomic.jp/index/otona) から、2019/5/31(金)より先行配信。
その後2019/6/13(木)より、他のオンライン書店様からも配信されます。
配信サイト情報も今後詳しく分かり次第、自サイトの作品紹介ページなどでもお知らせしていくつもりです。

なお作品タイトルは『春売る少女~俺が惚れたあのコは親父の女~』に変更になります。
ご存じの方も多いでしょうが、商業媒体は同人以上に規制が厳しくオリジナルタイトルの「援交」は御法度なので。

それと局部修正は白ぼかしになります。
これまた、スマホなど公での閲覧機会が多いオンラインコミックは同人よりも規制がキツくなっちゃうのです。。。
内臓描写なんかもアウトでほとんど真っ白けになっちゃってますが、オンラインコミック用にそこだけ別に描き直すという訳にもいかなくて、、、
同人配布に比べると修正が多い分お安くなっておりますので、なにとぞご容赦くださいm(__)m
(当初は汁もダメってことで更に修正範囲が広がる懸念もあったのですが、レギュレーションがギリギリで緩くなってくれたおかげでそこは何とか通過できました)


せっかくなので最後にもう少し。

この作品は一応続編アイデアも頭の中にあって、需要がありそうならそのうち描きたいな~と思ってるのですが、ぶっちゃけ「こんだけハケたら続き描こう!」って内心決めてた数字まではもうチョイ届かず、といった状況です。
なので今回のオンライン配信の方で動きが出てくるようであれば、意欲もグググッと高まるカモしれません、ので、もし続き読みたいな~って思ってくださってる方がおられましたら、ツイートその他で後押ししていただけると嬉しいです(^^)

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