夜行列車と烏瓜

日曜午前０時、「小説家系Vtuberななめべあと」が、久々にお送りできる朗読劇、そのナマ（？）原稿です。
いつものように吉牛で夕食を取っていると、ふとしたきっかけで、「遠くに行って美味しい物を食べたい」という衝動に、主人公は猛烈に襲われます。
そしてそれを実行して……という、たわいもないお話です。

短編「アラベスク」

ドビュッシーの「アラベスク」に着想を得た作品です。
時代は「派遣切り」が流行語になろうか、としていた頃。
主人公は、ただその日その日を生きるだけ、という緩慢な生活をしていました。
ただ一つのことを除いては。

アラベスク模様のように、「ただ一つのこと」を軸に、様々な思いが主人公の中で交錯し、そしてある「結末」を向かえます。

ショートショート「月の光」（無料プランで読めます）

あなたの初恋、覚えていますか？
それは甘かったですか？　酸っぱかったですか？
痛かったですか？　苦しかったですか？
いろいろな初恋が、それこそ世界の人口と等しいパターンの初恋が、あると思います。
この話は、その中の一つ……虚構ですけどね。

ショートショート「幸福」（無料プランで読めます）

幸福。色んな形がありますよね。
私はこう考えています。「幸福に定形などない。個々人が幸福だと感じるのであれば、それは等しく幸福なのだ」と。
だけどこれは、誰でも「あ、この人幸せだろうな」という、そんな短編。

ショートショート「渚にて」（無料プランで読めます）

皆さんには、「もう全部やめたい」「全部放り投げてしまいたい」と思ったこと、もしくは実行したこと、ありますか？
このショートショートは、そんな「やめたい」という絶望と、その再生を描いたものです。