ドット絵作業
ご無沙汰しております。
皆様には平素よりご支援やフォローをいただき、
本当にありがとうございます。
たいへん励みになっておりますし、
必ずや良いゲームを完成させて、お気持ちに応えたいと思っております。
さて、制作状況のご報告についてですが、
ゲーム作りの方は、ひらすらシナリオを書くとともに
マップをいじったりバトルの構築作業とバランス調整をしたり
地味な作業の連続なので
こういう記事で紹介できることはあまり無い状況ですね。
もう少し形になればいろいろご紹介できると思うんですが。
そういうわけで今回は、今やってる作業について簡単に雑談でもしようかと。
さて、現代ものということでファンタジーと違ってくるのは
自前で用意せねばならない素材が多くなるということですね。
ファンタジーなら、CGはともかくドット絵や背景、マップチップ等は
あらかじめ豊富に用意されているので、
あとは足りないものを他から補うという感じになりますが、
現代ものの場合は逆に、
自分で用意しなければならないものの方が多くなります。
マップチップや背景といった基本的な素材からして、
探して導入することになります。
以前の記事で戦闘画面や校舎の外観マップなどをお見せしましたが、
有料素材集のおかげで、ああいった画面を作ることができております。
魅力的な素材を公開していただいているクリエイターの方々には
足を向けて寝られません。本当にありがたいことです。
ただ、そうした素材集で対応できるものはまだしも、
難しいのはマップ上のキャラのドット絵です。
これは作品に合う素材がなかなか存在しなかったりするため、
どうしても自分で作ることになってきます。
まあ前作でもプリムやミリーナなどのドット絵は自分で作りましたが（加工ではありますが）
今回はかなりの割合のキャラを自作しております。
制服姿、競泳水着姿のキャラなどは素材で何とかなりましたが、
体操服やスーツ、ユニフォームのキャラなどは自作しています。
前回紹介した戦闘画面のキャラ・時沢かおりを例に取って作業内容を紹介しますと……
まず、下の画像のように体操服姿の素体を作りました。
右端のビキニ姿のドット絵がツクール内にありましたので、
それをベースにして体操服のドットを打ち込みました。
で、体操服姿の素体ができたら、
それに髪パーツを乗せることになります。
時沢かおりは前回の戦闘画面の紹介で見せた通り青髪のサイドテールなので、
その髪型のドットを乗せました。
ちょうどツクール内のデフォキャラにそういう髪型のキャラがいるので
それを拝借した感じですね。
今回は髪については都合よくいきましたが、
むろん、髪型や髪色についても必要とあらば自作することになります。
そしてゲーム画面上ではこうなりますが……
体操服に見えるであろうとは思うのですが、
まだ脚などに不自然な部分もあるので、適宜修正していくことになりますね。
こんな感じで、ツクール内のデータをベースに
ちまちまとドットを打ったり色変えをしたりして作っています。
しかし自作とは言っても、髪にしろ体にしろツクール内にベースがありますし、
そこから加工する形になるので、１からドットを打つよりはだいぶ楽ですね。
一度服装のドットを作ってしまえば、あとは髪や脚などのパーツを
組み合わせれば色々なキャラが作れますので、
とにかくまずは服の部分のドットを打ち込んでいます。
部活系コスチュームに関しては、まだまだ色々用意する必要がありますね。
こういう作業には文章を書くのとはまた違った集中力を使うことになるので
テキストを書くのに疲れたらドット打ち、
それにも疲れたらバトルやステータスなどのツクールデータ弄り、
それに疲れたらまたテキストに戻る、
みたいなサイクルでの作業をしていると、効率的に制作が進むなあ、
などと感じている次第です。
気分を変えるのは大事ですね。
ちなみに、今回は現代ものを作る上でのハードルをお話しましたが、
ファンタジーのほうが作るのが楽かというと
そういうわけでもなく、別の部分が大変だったりしますね。
世界観を一から作らねばならないのがファンタジーの難しい部分ですし、
魔法の扱いにも苦慮したりします。
現代ものなら、学園と設定してしまえば
それだけで舞台としての説得力がありますからね。
自分はそれで、小説のほうは現代もののほうが書きやすかったりします。
なろう系で転生ものとかを書いてヒットを飛ばしたりしている人は
本当に凄いなあといつも思っています。
話がそれましたが、とにかく制作は精一杯頑張っていきたいと思います。
RPG作りはとにかくやることが多いですが、
一歩一歩着実に進めていきたいですね。
では、今回はこれにて失礼いたします。
次回はチュートリアルの画面でも紹介できたら……と考えています。