【ミニ記事】今までに用意したイラストの大半を破棄し、再度描き直すことにしました。

今までに用意したイラストの大半は破棄し、同じような雰囲気のイラストを再度用意することにしました。

 一見意味のない作業のように見えますが、これをやるのにはかなり重要な意味があります。というのは、現在のdlsiteでは

>1作品当たりのAI生成イラストの収録枚数は差分込みで500枚まで

という厳しいルールになっているからです。画像500枚というのはふつうにゲームを作っていたらあっという間にオーバーしてしまう枚数であり、事実上、生成AIを利用した長編作品はdlsiteでは販売が禁止されていると言わざるを得ない状況です。このルールに抵触するのを回避する場合、解決策は3通りしかありません。

1.ゲームをdlsiteで販売することを諦める。
2.生成AIを利用せず、キャラクターや背景、UI画像なども含めてゲーム内のすべての画像を手描きでまかなうように方針転換する。
3.画像500枚未満で済むようなボリュームの短編~中編ゲームにする。

 実質的に1と3は選択肢としてあり得ないので、2一択になります。

今までに用意してきたイラストを破棄する理由について

 つまり、手描きならではの表現を追求するために手描きにこだわりたいという積極的な理由で手描きに方針転換するわけではなく、あくまでも生成AIを利用した作品だと販売方法の面で様々な不都合があるために、やむを得ず手描きのイラストのみ使うようにする、といった消極的な側面が強いです。僕だけに限らず、割と同じ理由で手描きイラストのみ使うようになったサークルさんはおられるのではないかという気がしています。

 全てのイラストを手描きにしてしまうと作業効率が悪くなり、より長い時間がかかってしまうようになりますが、背に腹は代えられません。もっとも、そう思ってしまうのはそもそも僕が絵がへたくそだからであり、上手い人は全て自分で手描きした方がかえって作業効率がよくなるのかもしれませんが。

今までに用意してきたイラストを破棄して描き直す際の作業コストについて

 今までに用意してきたイラストの枚数自体そもそもそんなに多くないので、今から作り直すのは意外にそう大した作業コストではありません。この点は不幸中の幸いだったと思います。もし800枚以上のイラストを制作した後にこの方針転換を決めて0から描き直していたら……と想像するとそれだけでゾッとします。

補足

 従来のイラストの中には、元々手描きで描いた物も何割かあるので、そういったものについては描き直さずそのままゲーム本編で使います。

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