CPUX4/BioSapiens 2019/11/07 16:14

今後に向け素体のバージョンアップ


超久々の更新。

次回作、次々回と長期にわたってリソースを使っていけるように
キャラ素体モデルをバージョンアップしています。

RabbitBurn時点でも高い評価を頂いていたのですが、
次世代CGの基準を見据え、粗の直しだけでなくUnity側でキャラクリ機能実装など
色々できるようにしています。



・トポロジ全面修正

ポリ割り変えましたといってもモデラーでもないとピンと来にくいので何が違うか説明。

3角ポリゴンを極力無くしたことで、
ローポリからハイポリに変換した際に、変なたわみ詰まりが出なくなりました。

綺麗なノーマルマップを出力できるようになったので
ポリゴン数は旧式と大して変わっていないのですがゲーム中の表示が綺麗になります。


(左)ゲーム用モデル (右)スムージング時

ポリゴン数は三角12000程度、1画面に何人も出せるよう軽量に仕上げてます。
ただ今後のグラッフィック基準が変わっていくことを見越してハイポリ化にも対応。



スキニング改善・矯正リグ組み込み

大きく動かしてもめり込みや破綻が起きないように、
通常のアニメーション用ボーンに連動する補助ボーンを大量に組み込んでいます。

旧来では破綻の目立つようなM字開脚も自然になってます。


リグを組むためのIKやコンストレインもオーソドックスな物のみで構成しているので
Unityだけでなくどんなツールでもほぼ再現可能。

Unityは標準でIK入ってないので 支援金で Final IK 購入しました。
この場を借りて感謝申し上げます。
あと揺れ用に Dinamic Boneとかその他アセット数点、そのあたりは実機でのお披露目時にまた。



他、特に機能として真新しいものでは無いですが
UnityのAnimatorの縛りに耐えつつキャラクリが出来る機構とかなんとか。


サイズ変更の例


男女各素体のBlender表示、ワイヤーフレーム表示




今回はここまで。

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