おっぱいを飲まないと死んでしまう27
ノクターンノベルズで更新している小説ですが、いつまでサイトがあるかわからないのでこちらにも移植していきたいと思います。
ノクターンノベルズのほうが更新が早いと思われますので、先が気になる人はノクターンノベルズで読んでくれると嬉しいです。
この記事を上げた今現在、Pixivでリクエストを受付中です。たくさんのリクエストをお待ちしています。(忙しくなったらまた閉じます)
※リクエスト頂いた小説はCi-enにも掲載していきたいと思います。
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おっぱいを飲まないと死んでしまう~目が覚めたら女児にTSしていた俺が、おっぱいをいっぱい飲むことになるなんて~
授業中のおもらし事件
額には脂汗。
背筋を滝のように流れ落ちていくのは冷や汗。
もはやツバサの意識は授業には向いていなかった。
全神経が膀胱へと集中している。
(うぅ……。まだだ、まだ出てきちゃ、ダメだ……っ)
キュンッ! キュンッ!
ぢゅわわっ、ぢゅわぁ……。
尿道が切なげに痙攣するたびに、秘筋から漏れ出してきた小水が会陰を伝って、ついにはお尻のほうへと広がっていく。
男だったら、これくらい我慢できていたはずなのに。
――女の子の尿道は、太く、短い。
しかも我慢するためのおまたはふっくらとしていて、小水を我慢するにはあまりにも不都合な形をしている。
「ダメ、だ……ううっ!」
じゅももももっ。
どんなに尿道を閉じようとしても、太く短い尿道からおしっこが漏れ出してきていた。
ぱんつのなかが生温かくなり、太股も浸食されていく。
視界が真っ白にフラッシュする。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ」
ツバサは、酸欠になった金魚のように口をパクパクさせることしかできなかった。
その双眸は、宙を見つめて視点が合っていない。
しゅいいいいいいいいいいいい……。
決壊した尿道から、生温かい黄金水が溢れ出してくる。
スカートのなかから聞こえてくるのは、くぐもった水音。
それでも、まだ漏らしてしまったことはバレていない。
だけど、それも時間の問題だった。
ぽた、ぽたた……。
ツバサが座っている椅子の縁から、黄金水が流れ落ちていく。
それはまるで、ナイアガラの滝のように。
「……えっ」
最初に気づいたのは、隣に座っている女子だった。
その短い声に、教室中の視線が集まる。
そして直後には、その場にいる誰もが言葉を失った。
「見るな……、見ないでくれ……ううっ」
しゅわわわわわわわわわわ……。
おまたからフッと力が抜けて、生温かな噴射の勢いが強くなる。
お尻も、太股も生温かい感触に犯されていく。
それでもツバサは失敗を止めることができなかった。
「あぅぅ……ううっ、止まらない……ぁぅぅっ」
リノリウムの床に、生温かな黄金水が湖のように広がっていく。
ツーンとしたアンモニア臭が、湯気となって立ち昇り、教室中へと蒸れていった。
「止まらない……っ。なんで止まらないんだよぉ……っ」
しょおおおおおぉぉぉぉ……。
くぐもった水音がだんだんと弱まっていき、ブルルッ! ツバサは身体を大きく震わせてしまう。
それはツバサのおもらしが終わった、恥ずかしすぎる合図だった。
(ああ、すべてを出し切ってしまった……)
それでも、ツバサはなにもすることができなかった。
そんな自分が無性に悔しくて、溢れ出してきたのは……涙だった。
「ううっ、この年にもなって、おもらしだなんて……っ」
いますぐにでもこの場所から逃げ出したいのに、立つことさえもできなくなっている。
ただ、机の木目を数えているうちに、この世から消えてしまいたいという思いだけが強くなっていった。
シーン……、
と静まりかえっている教室。
教壇に立っている、女教師でさえも言葉を失っている。
――たった一人をのぞいて。
「もうっ、仕方ないんだからっ」
一人、席を立ったのは、凜だった。
クラスメートたちの注目をものともせずに、ツバサの席にまで歩いていくと、
「ほら、おトイレ行くわよ!」
「あっ」
返事をする前に、ツバサは手を掴まれて立たされていた。
よろめいてしまうと、しっかりと凜が支えてくれる。
凜の手は、知っているよりも大きく感じられた。
☆
凜に手を引かれ、授業中の静まりかえった廊下に出る。
「まったく、おトイレに行きたかったら、先生に言って行かせてもらわないとダメじゃないの」
「このくらい我慢できると思ったんだが……ぅぅっ」
身体が小さくなって、膀胱までもが小さくなった影響なのだろうか?。
それに、尿道だって比べものにならないくらい短くなっている。
女の子は膀胱の隣に子宮があるから、ただでさえ我慢できる量が少ない。
「ぱんつ、冷たい……。スカートまでビタビタにさせちまうなんて……」
「さっさとおトイレに行くわよ」
「お、おう」
凜に手を引かれてトイレの前にまでやってくる。
ツバサはごく自然に男子トイレへと入ろうとするけど、
「どこに行こうとしてるのよ。あなたは、こっち!」
「ちょっ、嫌だ!」
凜に首根っこを掴まれて女子トイレへと引きづりこまれる。
抵抗しようにも、凜よりも力が弱くなっているようだ。
容赦無く生まれて初めて踏み込む異世界――女子トイレ。
たった一歩なのに、犯しては鳴らない禁忌を犯してしまったような気持ちになってしまう。
つづく
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