クールな実験少女のスカートのなかは7
クールな実験好きなJK2年生の千冬。
近所のドラッグストアで紙おむつを買ってくると、さっそくその性能を実験しようとたくさん水を飲んでみる。
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「まずは実験しないと、ね」
ドラッグストアに寄り道して帰ってきた千冬は、玄関で靴を脱ぐなり自分の部屋へと閉じこもった。
閉じこもる……、といっても両親は共働きなので、夕方くらいのこの時間は一人っ子の千冬の他は誰もいないからこそこそする必要もないのだけど。
だけどこういうのは雰囲気が大事なのだ。
「まずは紙おむつがどんなものか、よね」
木造二階建ての西側に位置する千冬の部屋は、この時間は夕日に真っ赤に照らされている。
そんな部屋で、紙おむつを一枚取り出して、それを広げてみた。
「ショーツみたいなのね。それに思ってたよりも薄いし」
本当にこんなのでおしっこをしっかりガードしてくれるのだろうか?
いきなりぶっつけ本番で授業中におしっこをしたとして……、そのときに漏れ出してきたりなんかしたら目も当てられない。
「こういうのはまずは実験が大切っと」
千冬はまずはキッチンに行くと、冷蔵庫を開けてよーく冷えた麦茶をコップに注いでいく。
それを一気にゴクゴクと飲み干していく。
1杯、2杯、3杯……。
3杯目を飲み干したころになると、千冬のお腹のなかで麦茶がチャプンと波打った。
これであと三十分もすればおしっこがしたくなるはずだ。
たぷたぷしたお腹をさすりながら、千冬は再び自室へと閉じこもる。
「まずはおむつ、穿けるかよね」
サイズ的にはちょっと小さいけど、スレンダーな体型なのでイケるはずだ。
……それだけ身体の起伏に乏しいということだけど。それは千冬の密かなコンプレックスでもある。
周りの女子よりも身長が高いのに、出るところはあまり出てくれなかったのだ。
しかもパイパンだし。
「やだ。ショーツ、こんなにヌルヌルになってただなんて。なんてイヤらしいんだろう……」
セーラー服のスカートの両端に手を入れて、冷え切ったおもらしショーツ降ろしていくと……
もわっ。
冷え切っていたはずのショーツの、クロッチの裏側だけは熱い蜜で濡れていて、生臭くも甘酸っぱい少女の香りを漂わせていた。
おもらしショーツを脱いで、脇に避けて置いて……手に取ったのは、一枚のショーツタイプの紙おむつ。
「大丈夫、ショーツと変わりないの。こんなに薄いんだもの」
自分に言い聞かせるように呟きながら、ゆっくりと脚を通していく。
静まりかえった部屋にカサカサという紙が擦れる音だけが響き、それでもおむつを上げていくと――。
「なんか、お尻がゴワゴワしてて落ち着かない、かも……?」
ふっくらとしたおむつの感触におまたとお尻を包み込まれ、ちょっとでも身じろぎをするとおむつがカサリと擦れて意識してしまう。
なんだか初めてショーツのなかに生理用品を入れたときのような、なんともいえない落ち着きのなさがあった。
――本当はわたしがショーツのなかにナプキンを入れてるのを知ってるんじゃないか――。
そんな落ち着きのなさだ。
「けれど、意外とバレない、かも……?」
全身を映し出すことができる鏡――姿見の前に立って、パンパン、お尻をはたいたり、くるりとスカートを回してみたり。
「ちょっとお尻が大きく膨らんでるような気がするけど……、思ったよりも普通かも?」
薄型のショーツタイプの紙おむつは、スカートで隠してしまえば意外と分からないものだった。
もちろん、靴を履きかえたり、床に落ちたものを拾うときは要注意だけど。
「まずは第一段階はオッケー、と。次は、どれくらいおしっこを吸収してくれるか、よね」
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