少女戦士ジャスティアン 最終話 『永劫』
お胸を虐められて悶える私の口から、『あぁぁ・・・』という声の代わりに、コポコポとした泡が出てきました。
緑色の液体のプールに落とされて、その中で私は・・・
ウネウネじゅるじゅるした触手に身を絡めとられて、延々と終わらない責めを受けています。
お胸をプロテクターに、大事なところはブルマに包まれたままです。ですが、今はもうプロテクターやブルマ越しでも、お肌を直に責められているのとなんら変わらない感覚に襲われてしまいます。それどころか、『私を虐めたい』という欲望がたっぷり染み込んだそれらは、大事なところにピッタリと張り付いたまま私を責め続けるのです。
コポコポコポ・・・
顎を反らせた私の口から、また泡が浮かんでいきます。
ぁぁああ・・・私のカラダは、全身を・・・指の先まで全てくまなく・・・あの・・・せ・・・性感帯というのでしったっけ・・・恥ずかしい部分に造り替えられて・・・ヌルんと触手が少し触れるだけで・・・それどころか、身じろぎする度に起こる液体の些細な動きにまでピクンと反応して・・・背筋を電気が走るような激しい恥ずかしさに、責められ続けているのです。
―――苦しいか?・・・苦しいか?・・・苦しめ・・・苦しめ・・・もっと苦しめ・・・―――
私の頭の中に声が響きます。それは、私を嬲っている触手の声・・・怪人さんになれなかった・・・失敗作さんの声
―――そろそろ腹が減って来たなぁ・・・また吸わせてもらうぞ・・・―――
んぁぁあああ・・・首筋に・・・両方の・・・その・・・ち・・・乳首に・・・お股の、恥ずかしいお豆に、細くて冷たい針が刺さって、ズブズブと深く入り込んで行きます・・・あぁぁ・・・
そして・・・あぁぁあああ・・・うぁああああ・・・その針から・・・エナジーを・・・吸われて・・・
―――美味いなぁ・・・美味いぞ・・・吸わせろ・・・吸わせろ・・・もっと吸わせろ・・・―――
あぁぁ・・・やめて下さい・・・貪らないで下さい・・・私を・・・吸わないで下さい・・・
失敗作さんは私からエナジーを吸う度に進化していきます。最初はただの触手でしかなかったのに、どんどんパワーアップしていきます。吸われれば吸われるほどに・・・責めは激しく多様になっていきます・・・
ガブリっ!!
っぁあああ・・・カラダのあちこちに鋭い牙が深々と刺さりました・・・あぁぁ・・・失敗作さんの触手の先端が、ワニさんみたいな顔になって噛みついて来たのです。
―――苦しめば苦しむほどに、お前のエナジーは甘くなっていくなぁ―――
ガブガブガブガブ・・・
さらに・・・沢山の顔が噛みついてきて・・・私のカラダを噛み砕くように・・・うぁぁあああ・・・
―――その顔、この感触、この味、全て・・・全て最高だ・・・お前はなんて最高の餌なんだ!!―――
そんなこと言わないで・・・私は・・・餌なんかじゃ・・・
ジュルジュルジュルジュル・・・
あぁぁあ・・・っ・・・カラダ中に噛みついたワニさんの顔が・・・私の・・・血を・・・エナジーを・・・全てを吸って・・・貪りだして・・・
あぁぁああ・・・
私は
私は・・・
もう・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
もうやだ・・・
おうちにかえりたい・・・
あぁぁ、でもそうか
わたしには、もう、おうちはないんだ
かえるばしょが、もうないんだ
わたしには、もう、どこにも・・・
バキバキバキバキ!!!
カラダのあちこちが折れる痛みに、
「っぁあああああああああああ・・・」
私の悲鳴が響きました。
「んぁ・・・あぁぁああ・・・」
いつの間にか私は気絶していたようです。目をさました私は、ブヨブヨとした大きな手に握られていました。
「あはっ・・・やっと起きたねぇ。」
轟くような音が頭の上から降り注いできました。見上げると、そこには緑色の大きな顔・・巨大な赤ちゃんのような顔がありました。
「ねぇねぇ、聞いてよ。僕ねぇ、僕ねぇ、君の美味しい色んな汁をいっぱいいっぱい飲んでね、そしてね、周りのお水を全部取り込んでね、こんなに大きくなったよ。どう、すごいでしょ?」
大きな赤ちゃんになった失敗作さんは興奮気味にそう言うと、また強く私のカラダを握りしめました。
ゴキゴキゴキゴキ!!!
「っぁあああああああ・・・」
「あはっ・・・面白~~~い!」
今度は両手で、私のカラダを・・・
バキゴキグシャバキン!!!
「あがぁっ・・・うぐ・・・ぐぁあああああ・・・」
「変な声~~~♪もっともっとその声聞かせて~~~。」
「うぐぅ・・・ぃぅ・・・ぐぁ・・・やめ・・・っぁああああああ!!!!」
本当なら今頃・・・とっくに私は粉々に砕けているはずなのに・・・『私のカラダを砕き続けたい』という失敗作さんの願望に応じて私のカラダは壊される端から修復されてしまって・・・滅茶苦茶に握り潰される苦しみを・・・何度も何度も何度も・・・叩き込まれてしまいます・・・
ゴキゴキ!!!
「あがっ・・・うぁああああああ・・・」
バキバキ!!!
「っっぁああああああああ・・・」
・・・・・・・・・
「うぁ・・・あぁぁ・・・あぁ・・・うぁぁ・・・」
幾度も幾度も握り砕かれ続けた私のカラダを、失敗作さんは両手で掴んでいます。
「はぁ・・・はぁ・・・もう・・・やめ・・・」
失敗作さんは、親指をお胸に当てがって・・・それから・・・ギュウウと押し込んできます。
バキバキバキ!!!
「あぁぁあああああああ・・・」
私はもうずっとお胸を集中的に潰されて・・・その度に惨めに声をあげカラダを震わせているのです。
「おっぱい虐められている時が、一番いい顔になって、一番いい声を出すね。」
「はぁ・・・はぁ・・・人の・・・お胸を・・・何だと・・・」
「僕の玩具だよ☆」
バキバキバキ!!!
「あぁああああああああ・・・」
違う・・・違います・・・私は・・・私のお胸は・・・あなたの玩具なんかじゃ・・・
クニクニ・・・コリコリ・・・
「くふぅ・・・あふっ・・・んはぁぁ・・・」
あぁぁ・・・急に親指の力が優しくなって・・・お胸全体を撫でまわすみたいに・・・んぁぁあっ・・・ち・・・乳首が・・・押しつぶされて・・・グリグリされて・・・
「あぁぁん・・・ひぁぁあああ・・・」
堪えきれずに、私は恥ずかしい声を出してしまいます・・・
「あはっ・・・そんな声だして・・・恥ずかしくないのぉ~~~~。」
「そんなこと・・・言わないで・・・あふん・・・んぁ・・・いやぁん・・・」
あぁぁ・・・私・・・玩具にされて・・・お胸を虐められて・・・エッチな声を出して・・・
そう思うと、たまらない恥ずかしさがこみ上げて来て私を苦しめます・・・あぁぁ・・・こんなの・・・こんなの・・・もう・・・無理です・・・
バキバキバキバキ!!!
「つぁああああああああ・・・」
また・・・お胸を砕かれて・・・
あぁぁ・・・お胸を砕かれる激しい痛みに身を焼かれた後、嬲るように弄られて、たっぷり蕩けさせられた後、また砕かれて・・・
「はぁん・・・ひぐぅっ・・・あぐぁ・・・うぁああああ・・・」
お胸をいいようにいたぶられて・・・もてあそばれて・・・されるがままに・・・苦しむしか出来なくて・・・
イヤイヤと顔を振りながら、ピクンピクンとカラダを震わせることしか出来なくて・・・
バキバキバキバキ!!!
「ぐぁあああああ・・・」
「ねぇねぇ・・・こうして潰されるのと、さっきみたいに優しくグリグリさせるのと・・・どっちがいい?ねぇ・・・ねぇ・・・」
失敗作さんが、大きな顔を近づけてきて私に問いかけます。
あぁぁ・・・失敗作さんの瘴気と異臭がたっぷりつまった息が、私をぬるりと包み込みます・・・
「ねぇねぇ?どっち?どっちぃ?」
・・・そ・・・そんなの・・・どっちも・・・
「ぅ・・・うぅぅ・・・はぁ・・・はぁ・・・ぅぁぁ・・・」
答えようにも、私は喘ぐだけで言葉を発することが出来ません。
「ねぇ、どっちぃ?」
クニクニ・・・コリコリ・・・
「ひぁん・・・ひぁ・・・ゃ・・・ンはぁあん・・」
「こっちぃ?」
バキバキバキバキ!!!
「いぐぅぅ・・・」
「どっちどっちどっちぃぃ???」
バキバキバキバキ!!!
クニクニ・・・コリコリ・・・
あぁぁ・・・今度は左右それぞれのお胸で・・・同時に・・・どっちも・・・
「ひぐっ・・・んぁ・・・ぐぁ・・・はふぅん・・・ひぁああああああああああああああ・・・」
あぁぁ・・・お胸が・・・お胸が・・・お胸が・・・
ドクドクドクドク・・・
壊れた蛇口のように・・・恥ずかしいミルクが止めどなく溢れ出て・・・それは・・・あぁぁん・・・ジワリとプロテクターからにじみ出て・・・恥ずかしいシミを作ってしまいます。
クラクラするような甘い、『いんび』な香りがお胸から立ち込めます。
「あはっ・・・ミルクだーーーー!!!いただきま~~~~す!!!!」
失敗作さんはそう言うと、大きなお口で私の小さなお胸に吸い付いて・・・
ジュルジュルジュル!!!!
あぁぁ・・・汚い音を立てながらミルクを貪り始めました。
「あぁぁぁあああああん・・・」
吸われれば吸われるほどに・・・あぁぁ・・・恥ずかしい刺激に胸はミルクをどんどん出してしまって・・・ミルクが出る度に・・・ち・・・乳首が屈服してしまって・・・ますますミルクは溢れ出て・・・そしてますます激しく吸われて・・・
もうこうなってしまったら・・・私は・・・
ジュルジュルグチャグチャ!!!
ミルクをすする、その・・・品の無い・・・下品な音が・・・大事なところを雑に扱われている感じがして・・・私をさらに苦しめます。汚いのは音だけではありません。失敗作さんがミルクを吸うほどに、白い飛沫が飛び散ります。それが降りかかった私のカラダは少しづつ、甘い匂いを放つ白い滴りに汚されていきます・・・
「あぁぁあああ・・・やだ・・・やめ・・・んぁぁ・・・もぅ・・・ひゃめ・・・あぁぁああああ・・・」
・・・・・・・・・
「はぁ・・・はぁ・・・あぁぁ・・・うぁぁ・・・」
「あはっ・・・全身ミルクでベトベトだね☆」
お胸から口を離した失敗作さんはそう言うと、ベロリと大きな舌で私のカラダを舐めあげました。
「うぁ・・・いやぁ・・・」
悪臭を放つベトベトした唾液が私を汚します。
「いい事思いついた。最初からこうすればよかったんだ。」
失敗作さんはそう言うと、私のカラダを摘まみ上げました。
「それじゃぁ、いただきま~~~~~す♪」
そう言うと、口を大きく開けて、
「うぁぁあああ・・・」
失敗作さんの瘴気と悪臭とを含んだ息が、ドロリと私を責め立てます。あぁぁ・・・見下ろせば口の中で、大きな舌が何本もウゾウゾと唾液の糸を引きながら蠢いています。あの舌が私を・・・私に・・・
「ひぁぁ・・・やめ・・・やら・・・やぁぁ・・・」
その言葉を無視するかのように、私は口の中に放り込まれて・・・
パクリ
● ● ● ● ● ● ● ● ●
「あはぁん・・・あぁぁぁ・・・ひぁぁあ・・・」
もうミルクは止まっていました。味のなくなったガムのような私は、でもまだ薄暗い口内から解放されずに責めを受けていました。
「んぐぅ・・・ぁぁああ・・・」
ミルクを絞り出そうとしているのでしょうか、私のカラダに絡みついた舌にギュウギュウときつく締め上げられて、その度に私は悶え喘いでしまいます。
喘ぐ度に、失敗作さんの口臭を大きく吸い込んでしまって・・・さらに私を責め立てます。
周囲はミルクの甘い残り香と、失敗作さんの唾液と口臭とが混ざり合って、気持ち悪い匂いに包まれています。
「あぁぁ・・・いやぁぁ・・・」
絞められながらクネクネと悶える私のカラダは、唾液をたっぷり塗り込まれて、イヤらしくテカテカしています。それでもまだまだ唾液を塗り込みたいのか、舌はヌルヌルと蠢いて・・・あぁぁ・・・私はその度にピクンピクンと反応してしまうのです。反応すればするほど舌の動きは激しくなっていきます。
「あぁぁ・・・もう・・・もう・・・やめ・・・んんぁぁあ・・・」
ニュルニュルジュルジュルベチャベチャヌルヌル・・・
あぁぁぁ・・・いぁ・・・はぁん・・・
舌が蠢く音と・・・私の喘ぐ声とが響いて・・・それだけでも、ゾワゾワする恥ずかしさに苦しめられてしまいます。
「ひぅ・・・はぁん・・・い・・・いつまで・・・こんなこと・・・あぁぁ・・・」
突然、辺りが光に包まれました。閉じられた口が開いたのです。それと同時に私に絡みついていた舌が離れました。
あぁぁ・・・幾筋もの糸が私のカラダと大きな舌とをつないでいます。私・・・こんなにもベトベトにされて・・・
「あぁぁぁ・・・」
弱弱しく身悶える私の周囲が蠢き始めました。立っていることも出来ずに倒れてしまった私を運ぶように、失敗作さんの口全体が動きます。私はどんどん光の方へ、出口の方へと運ばれて行きます。仰向けにクッタリとしてされるがままの私は、やっと口内での責めが終ったことに少し安堵してしまいました・・・
外の空気が頬を撫で、それを胸いっぱいに吸い込もうとした時、
「っぁあああああああ・・・」
お胸に激しい痛みを感じました。
あぁぁ・・・鋭い前歯が私のお胸を挟んでいます。
まだこれ以上・・・私を味わおうというのでしょうか・・・まだこれ以上・・・私を苦しめる気なのでしょうか・・・
「うぁ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」
お胸を挟まれて苦しむ私の顔を、失敗作さんのギョロリトした目が見下ろしています。
あぁぁ・・・私の顔を見たいから・・・口から出したのでしょうか・・・
だけど、責めはそれだけではありませんでした。
ヌルん・・・
お尻を舌で舐められて、
「ひあぁっ!!」
私は情けない声を出してしまいました。
「あぁぁ・・・いや・・・ひぁ・・・んぁぁあああっっ・・・」
沢山の舌が・・・あぁぁ・・・お尻を・・・お尻と、それから女の子の大事なところを・・・ベロベロ舐めて・・・グリグリとほじって・・・あぁぁぁ・・・いや・・・そんなところに・・・そんなこと・・・しないでぇ・・・
「あぁあああ・・・んぁぁ・・・いぁぁああ・・・」
舌から少しでも逃れようと、私は腰を動かしました。分かってます・・・その動きが・・・まるでオネダリをしているかのような・・・エッチな動きになってしまうのは・・・あぁぁ・・・
下半身への責めに悶えていた私のお胸を、前歯がゴリゴリと責めました。
「んぁああああああああ・・・」
仰け反った私の首に、イヤらしい視線を感じます・・・あぁぁ・・・悔しい・・・こんな・・・好き放題にされて・・・
チュウゥウウウウ・・・
「ひあぁ・・・なに・・・あぁぁ・・・なんなの・・・んぁぁあああ・・・」
あぁぁ・・・下半身が吸われて・・・舌で嬲られながら・・・チュウチュウと吸われています。おしゃぶりのように、吸われて・・・あぁぁああ・・・
「んぁぁああああああ・・・」
私のカラダの中でナニカが爆発したようになって・・・後頭部がジンジンして目の前がチカチカしてしまいます。
スレイブモードに堕とされて、何度も何度もカラダに刻まれた『ぜっちょう』の感覚・・・恥ずかしさが濁流のように私を呑み込んで・・・
私は・・・丘に上がった魚のように、口をパクパクさせて・・・
なんて無様なのでしょう・・・
チュウウウウウウ!!!!
あぁぁっ!!!下半身を吸う力が激しくなりました・・・舌が・・・大事なところをほじって・・・恥ずかしいお豆さんを・・・グリグリして・・・お尻を舐めまわして・・・
私は・・・私のカラダは・・・さらに無理矢理昇り詰めさせられて・・・もう無理なのに・・・もう壊れちゃうのに・・・でも壊れないから・・・強○的に・・・どんどん深いところまで引きずられて・・・
ゴリゴリ!!!
あぁぁぁ・・・また・・・お胸を噛みしめられて・・・
「いぁあああああああああ・・・」
私のカラダはビクンビクンと震えて・・・あぁぁ・・・また・・・今度はお胸を襲う激痛に・・・『ぜっちょう』・・・してしまいました・・・
さっきよりも深く『ぜっちょう』してしまった私を、失敗作さんは容赦なく責め立てます。
お胸が・・・あぁぁ・・・お胸が・・・噛まれて・・・いたぶられて・・・
あぁぁ・・・
「ひぁ・・・ら・・・らんで・・・なんで・・・なんで!!!・・・あぁあああああああああああ・・・」
あぁぁ・・・また・・・お胸が熱くなってきて・・・苦しくなってきて・・・
「いやぁああああああああああ・・・」
さっきやっと止まったばかりなのに・・・あぁぁ・・・またミルクが・・・
ミルクが・・・溢れ出て来て・・・
あぁぁぁぁ・・・
私・・・
私・・・
もう・・・
無茶苦茶に壊れてしまったみたいです・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ズダン!!!
うぁぁぁ・・・責め飽きたのでしょうか・・・私のカラダは突然床に・・・すっかり水気が引いた元培養液プールの底に叩きつけられました。
「あぐぅ・・・うぐぅぅぅぅ・・・」
全身が砕けてしまうほどの苦しみに悶える私の下から、
ゴゥゥン・・・ゴウゥン・・・
と低い音が響いています。
まるでどこかを移動してるかのような・・・
まだ・・・基地は地中を移動中なのでしょうか。地上へは出ていないのでしょうか。
それなら・・・まだ・・・希望は・・・
「おい!何寝てンダヨ!!」
大きな足が私を踏みつけました。
「ぐぁあああああ!!!」
私のカラダは、肩から下が足の下敷きになってしまいました。顔を出しているのは、きっと表情を愉しむためでしょう・・・
「俺!またお前のおかげで大きく強くなれたぜ。最高だな!お前!!」
見上げれば、失敗作さんは青年のような姿になっています。
「お前のおかげでマジ俺最強になれたからよ。マジ今の俺最強。俺マジ最強伝説だぜ!。」
そう言いながら、失敗作さんは私をグリグリと踏みにじって・・・
「あぁああああああああああ・・・」
全身を襲うあまりに激しい痛みに、気を失いそうになりながら、必死に私は言葉を紡ぎました。
「うぁぁ・・・あ・・・あなたが最強?・・・馬鹿を・・・言わないで下さい・・・」
「何だとてぇめおらぁ!!」
「うぁああああああああああ!!!!!」
あぁぁ・・・踏みにじる力が強くなります・・・
「な・・・なにも出来ない・・・私相手に威張り散らして・・・あなたなんて・・・怪人さんになり損ねた・・・なり損ねた・・・その・・・失敗作のくせに!!」
酷い言葉を吐いてしまって、私は少し胸が痛みました。
「なんだとぉお!!!!てめぇぇええ!!!」
「うぐぁぁあああああ・・・この壁の向こうには・・・ここには・・・あなたなんかよりも強い・・・怪人さんが・・・うじゃうじゃいるんですから・・・それを・・・こんなところに閉じこもって最強だなんて・・・あまりにも滑稽です・・・」
失敗作さんの動きが止まりました。私に足をのせたままで、しばらく何かを考えているようでした。
「そこまで言うんならよぉ・・・お前の言う強い怪人達を全部倒してやんよぉ!!!俺が最強だってこと・・・証明してやんよぉ!!!」
そう言うと失敗作さんは、ブワッと緑の霧のようになりました。そして壁の向こうに吸い込まれるように消えていきました。
「はぁ・・・はぁ・・・んぁあああああああ・・・」
誰もいなくなっただだっ広い空間で、私は痛みや苦しさで声を出しました。
スレイブモードになった私は、ソレを望む相手がいる限り、死ぬことは出来ない。壊れる事は出来ない・・・
だけど今、ソレを望む相手がいなくなったのです。
死んでもおかしくない・・・いえ、死ななくてはおかしい激しい責めを何度も何度も長い時間受け続けていた私のカラダは、積み重なったダメージで限界をとうに超えていました。
このまま意識を手放せば、私は死ぬ。死んでしまう。
そうして全ての責め苦から解放されて、楽になれる・・・
今がそのチャンスなのです。
でも・・・私にはまだやるべきことがあるのです。
まだ死ぬわけにはいかないのです。
その結果どうなろうとも、
私はやらなければならないのです。
遠くで激しい怒号のようなモノがあがっているのが聞こえます。
激しい戦いが起こっているのでしょう。
私はそれを聞きながら、その時を待っていました。
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
「ほら。ここで一番強いヤツぶち殺してやったぜ。」
戻って来た失敗作さんはそう言うと、私の傍にシラサギ博士の死体を投げつけました。
ドシャっ!と力なく叩きつけられたその肉体は、私を苦しめ、辱め、散々酷い目にあわせた人でした。そして・・・それは嘘でつくられたモノだったのですが・・・それでもかつては、私の帰るおうちでした。
私は力を振り絞って、博士の手をとりました。
「これで俺が最強ってことだよな!文句ねぇよな!さぁ、もっと最強になるためにお前を貪らせてもらうぜリザ・・・あれ?リザってなんだリザ・・・お前リザって言うのか・・・あれ?・・・なんだこれは・・・俺が俺じゃなくなっていくリザ・・・リザ・・・リザ・・・リィイイイイイイイザアアアアアアアアア!!!!!!まさか失敗作をこんなにも強く立派にするなんてリザ・・・君は素晴らしい・・・素晴らしいよ!!!おかげで私は更なる力を手に入れられたのだぁ!!!!!!」
失敗作さんは、私の目の前でグネグネと形を変え、それは大きなシラサギ博士になりました。
「この力を取り入れた私はもう何物にも負けないよ!見たまえ!!!強力な怪人が無尽蔵に生まれてくる!今まで私が造り上げた怪人達が子供に見えるほどの怪人達が次から次へと生まれてくるぞ!!!」
緑の博士の体中がポコポコと泡立つようになって、そこから恐ろしい怪人さん達が次から次へと生まれてきます。
なんという悍ましい光景なのでしょう。
「リザ・・・リザ・・・リィイイイイイイザアアアアアアア!!!!お礼に君には特等席で、私が世界を蹂躪する様を見せてあげよう!!!」
そう叫ぶ博士に私は、仰向けに倒れたまま言いました。
「いいえ・・・シラサギ博士・・・あなたは・・・ううん・・・私達は・・・地上に出ることはないのです・・・」
私の手には、博士の腕に付けられていた腕時計が・・・この基地を動かす装置が握られています。
「たった今、この基地の行先を変更しました。地中深く・・・いけるところまで・・・硬い岩盤に突き当たって止まるまで、どこまでも深く深く沈んで行きます。もう二度と地上に上がることはありません。」
「ハハハハハハハハハハハハハ・・・リザ・・・そんなことで勝ったつもりかい?リザ・・・基地をコントロールする機械が、そんな腕時計だけなハズないじゃないか。分ったらリザ、その時計を返しなさい。それは私のお気に入りなんだ。」
その言葉に、私は精一杯微笑みました。
「博士・・・それは嘘ですね・・・あなたが嘘をつく時の癖なんて、もう学習済みです。」
そう言って、私は力を振り絞って、その腕時計を地面に叩きつけました。
ゴキャ!
鈍い音を立てて、基地の制御装置は破壊されました。
これで私の役目は全て終わりました。
あとは・・・
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハリザリザリザリザリザリザリザリザリィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!分かった!よろしい!!今から君を、私の力の全てをもって君を責めよう。世界中を破壊するハズだった力の全で君を責めよう。何日も何か月も何年も何世紀も終わることの無い責めを・・・この星が砕け散って全てが塵になるまでの永劫続く責めを君に与えよう。さぁリザ・・・いや、正義のヒロインジャスティアン・・・世界を救ったその報いを、永遠にその身に刻み続けよう!!!!」
恐ろしい怪人さん達が、私のカラダに群がって来ました。
あぁぁ・・・博士の言う通り、あとは・・・永遠の責め苦に曝されながら、悶え喘ぎ続けるだけです・・・
触れられるだけで、カラダが腐れてしまうような苦しみを受ける手と、触れられるだけで今まで感じたことの無いような激しい恥ずかしさに責められる手が、カラダ中を弄ります・・・
敏感になったカラダをさらに敏感にされる毒を注ぎ込まれ、苦痛だけを与える牙や爪で責められます・・・
あぁぁ・・・でも・・・こんな責めなんて・・・まだまだホンの序の口なのでしょう・・・私は・・・これから・・・どうなってしまうのでしょうか・・・
後ろから髪を掴まれ、無理矢理顔を上げさせられたその先に、人間の大きさに戻った博士がニヤニヤしながら立っています。
博士は黙って私の顎を掴むと、私の唇を・・・
ジュルジュルジュルジュル・・・
「ふむ・・・うぁあ・・・むぅうううう・・・」
あぁぁ・・・まるで口から全てを吸われてしまうような・・・激しい・・・あぁぁ・・・激しいキスに・・・私は・・・あぁぁぁ・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
これが私の物語です。
私のこの物語は、本当なら、誰にも知られなかったハズなのですが・・・博士に強○的に念を飛ばされて・・・そして・・・あなたの世界のある人物の頭に、この物語を植え付けてしまったのです。
あぁぁ・・・私には祈るしか出来ません。私の物語を植え付けられた人が、優しい人で・・・誰にも言わずに、そっとしておいてくれることを。
もし、このお話を何かに書かれて、もしそれを読まれでもしたら・・・
あぁぁ・・・これを読んだ人が・・・妄想の中で・・・私を酷く虐めたり・・・その・・・エッチに責めたりする度に・・・あぁぁ・・・私はその妄想通りに苦しめられてしまうのです。
最後に私の姿をもう一度説明します。
赤くて三角の、まるで猫耳のようなアクセサリーが頭に二つ付いています。アクセサリーと言いましたが、これは普通の人では聞こえないような小さな音や遠くの音、または超音波?でしたっけ、高すぎて人には聞こえない音も聞こえるようにしてくれる優れものなのです。顔の上半分、目元を隠すように赤いマスクを付けています。このマスクを付けると、遠くまでよく見えるようになるんですよ。
手には赤い手袋。肩から手の甲を守るように真っ赤なプロテクターが付いています。このプロテクターは先端から猫のような爪が出るようになっていて、これで怪人さんを引っ掻いちゃいます。脚には真っ赤なブーツと、スネを守る赤いプロテクターが付いています。ブーツのおかげですごく高く飛べちゃいますし、高いところから着地しても平気ですし、何より、猫のように足音を消して静かに移動することが出来ます。
ここまで説明したら分かってくれたと思います。そう、私は猫をモチーフにした改造ニンゲンなのです!
お胸は真っ赤なプロテクターに守られています。胸元にはハート形のエナジーコアがついていて、このコアが戦う元気の素を作り出してくれるのです。ただ・・・このお胸のプロテクターなんですが・・・私のお胸にぴったり沿うように少し膨らんでいて・・・その・・・すごく恥ずかしいです・・・
それにお腹のところが丸出しでおヘソが丸見えになっちゃっています。腋も丸出しですし・・・それに下が、その、昔の人が体育の時間につけていたブルマ・・・赤いブルマなんです・・・
あぁぁ・・・この物語が・・・人の目に付きませんように・・・もしこれを読んでも・・・妄想の中で私を虐めませんように・・・私で・・・エッチな妄想をしませんように・・・
私は少女戦士ジャスティアン・・・
この物語は、
あなたが望む限り、終わることはないのです・・・