過去作セルフレビュー #01 魔改造性薬(株)Case01沙織編

 お世話になっております。さかてのレフティでございます。Xでは略して「てのティ」という名前でやっとります。
 早いもので同人活動開始からもう5年となります。特にナニという節目でもないんですけれども、覚えているうちに過去作語りでもしようかという所存。
 同人作家の頭の中と作品制作のバックグラウンド、ご興味ございましたらお付き合いくださいませ。

 記念すべき処女作。わたくしの同人デビュー作品でございます。
 販売開始は2020年05月03日。
 私はニプルファック大好き人間につき、何せそういうシチュエーション最優先で考えた作品となっております。
 作品形態としては成人男性向けCG集という括りになりますが、既に様子がおかしい部分もございます。

CG集なのかコミックなのか判然としない

 何をトチ狂ったか、一枚絵をコマに収めて漫画にしております。
 何かそういうリサイクル指向の強い同人作品を目にしたのがきっかけです。同じ一枚絵をレイアウト変えたり差分作ったりしたら使いまわせるやん、という発想です。
 実際には普通に漫画描くよりも描くのに手間がかかって、普通にCG集作るより編集に手間がかかりました。我ながら、今思い返してもアホだと思います。

見どころ

 人体改造、ニプルファック、触手にボテ腹と、まぁそういうジャンルとしての見どころについては最早多くは語りますまい。
 本作の見どころとしては「熟成描写」かなーと思います。
 沙織は花の髪飾りをしておりますが、プレイ進行に伴い、汚れて行きます。髪飾りに限らず、髪や肌などもどんどん汚れて行きます。
 個人的にはこの「汚れ」がこだわりでもあり大変な部分でもあります。風呂に入ってないのに急に汁が消えるのが許せんのです。肌から汁が消えるのは、ティッシュで拭いたんかなくらいでスルーできますが、髪に付いた精液はそう簡単には取れないでしょうよ。ということで、髪はどんどんギトギトになります。絵的には可愛さが失われて行くのですが、リアリティ優先です。
 エロゲなんかではあんまり見ない描写かしらと自負しており、作った側として紹介できる見どころはそういった「熟成描写」となります。

なめくじに置いて行かれる暮らし

 制作バックボーンの話。
 色々と盛り込みまくったせいで制作期間は約半年。
 社会人生活の何もかもが嫌になった時期に、引き篭もって制作しました。
 来る日も来る日も朝から晩まで描いてはシコり、シコっては描き、という暮らしでした。
 制作環境はPC。clip studioと板タブです。エロCG自体描き慣れていなかったので、レイヤー枚数が膨れ上がり、PCのRAMより自分の頭のRAMが足りずに苦労しました。
 世間から隔絶された隠者のような暮らしで、丸一日かかっても進んだ手応えが無い日なんてのはザラでした。
 ある日、朝見かけたなめくじが夕方には居なくなっていました。
「なめくじにも置いて行かれるのか、私は」
 喧騒に疲れ切っていたので、それくらいの停滞感が嬉しかった時期です。

リビドーでしか成り立っていない。

 当時はエロ同人の制作に全く慣れていませんでした。何が辛かったかって、何せエロかったのが本当に辛かったです。それまで一般人としてエロいものを享受する暮らしだったものですから、自分で生み出すのは本当にどえらく刺激的で、作業中はだいたい股がビシャビシャ。オムツ履いたりして耐えながら描いていました。
 ので、今見ると絵的にはずいぶん拙い感じですが、我が仕事ながら馬鹿シコいなと思います。

続きは?

 本作「沙織編」は文字通り沙織さんをメインに据えた話なのですが、終盤に女子が2名加わってお祭り騒ぎで終幕となります。
 一応、沙織以外の2人についてもシナリオを考えるまでは考えたのですが、制作は断念しました。
 後書きでは作る気満々ですけども、そこはもうハイになっていたということで……
 理由は2つあって、第一に制作期間長過ぎ問題。半年は無茶。
 第二に、ニッチすぎること。
 沙織はまだ王道系ヒロインを目指したデザインだったのですが、終盤に登場する2名はどう見てもサブキャラといったビジュアル。しかも改造内容も乳首の長大化と複乳化ということで、そもそものジャンルが尖っている上にキャラデザやプレイ志向までがキワモノとなると、まぁ喜ぶ人は絞りに絞られるなと思いました。
 そこに半年投じる気には、なれなかったです。

 ただ、今はもう5年も同人活動やっておりまして、作品の組み立てについては何かと見渡しが効きます。
 べつに、律儀に終盤の2名を取り扱わずとも、全く違うキャラでCase2をやっても良かったかも…とは思います。

今後の展開はあるのか

 じゃあこの「魔改造性薬(株)」に今後の展開はあるのかと言いますと、たぶん無いです。
 今と絵が違いすぎるので、再展開するならまずリメイクからかな?というところですが、この「魔改造性薬(株)」はリメイクできるような物では無いなと感じます。
 処女作で色々な作法がわかっていないだけに、凄まじくこじれたスケベ度が核になっている作品です。というか、個人的なスケベの押し売りです。ある意味では「同人」本来の姿かも知れません。そういう成り立ちの本作から、5年を経てそれなりに成長したつもりではありますが、我ながら、その点に関しては上回れる気がしません。
 ので、今後の展開も無い…と思います。

販売開始は本当に嬉しかった

 例えるならば、ズボンを足首まで下げてブラジャーで目隠しをしたまま平日の早朝4時に1人でパンツ食い競争しているような、何かとバランスを崩したまま完成したことになっている本作。
 やっとの思いでFANZA、DLsiteの2サイトで販売してみて、実際に購入された時は自分の目を疑いました。というか「あ、リリースって今晩だったかしら」と思ってチェックしたら5本ほど売れたことになっていて信じられなかったです。
 とても変な作品を作っている自覚があったので、手に取ってくれる人が居たことがとても有り難かったです。

よかったら、どうぞ

 ここまで「こんなに良い作品ですよー!」というプロモーションが全然ないセルフレビューとなってしまいました。
 無理に盛らないのが私の信条でもあります。平成の広告代理店っぽい歌い方が嫌いなんです。
 特に販売ページなどは、色々と情報を開示したうえで、それでもお好きならよろしくお願いします!という心持ちで作っております。
 もしお好みに合いますようでしたら、お手にとっていただけますと嬉しいです。



今後も、覚えているうちに過去作レビューだったり没ネタの話なんかしようと思います。
皆様のおかずに役立つのかはわかりませんが、よろしければフォローしてくださいまし。

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