五周年!!

Akaimato 5th Anniversary

DemonsRoots発売から1月!KingExitは5年目!

ぱちぱちぱちぱちー!
5年前のちょうどこの日に、
ふるえる手でKingExitの販売開始ボタンを押しました。

今後はこの12月22日を紅唯まとの周年を祝う日と改めて、
KingExitだけでなくDemonsRootsや今後の作品を、
振り返っていく日にしようと思います!

ありがとう!

まずはこのような記事までチェックしてくれるみなさまに、
改めて御礼を申し上げます。
支援サイトで支えていただき、応援のメッセージに励まされ、
新作の発売にいち早く駆けつけてくれたおかげで、
DemonsRootsは最高潮のダウンロード数を記録できました!

使いやすい支援サイトを運営してくれているCi-enにも、
同人ゲームブームに飛び込んでブームを盛り上げ続けるサークル様方にも、
めちゃめちゃに感謝しています!


ゴール・・・!

この記事を書いている2021年12月22日時点で、
DemonsRootsのダウンロード数は24000を超え、
連日熱いご感想をいただける状況となっています。

もうクリエイターとしては天寿を全うしたようなもの。
KingExitの時点でも同じような境地に至った気がしますが、
それをもう一度同じ人生で味わえる時が来るとは思いませんでした。

【KingExitもダウンロード数10000を突破しました!】


しかも今回のゴールは豪華絢爛でした。
作曲していただいたShadeさんにもゲームを褒めていただけたし、
先日はTADAさんにもゲームを遊んでいただけてお褒めの言葉をいただけた。
大好きなアリスソフトの偉人たちがリップサービスであろうと褒めてくれる。
こんなクソ豪華なゴール他にないでしょう。

4年間狭い部屋で地道にコロコロしてきた粘土の玉を、
思い切ってゴールに蹴ってみたら、
すごい人たちがゴールポストで待っててくれた・・・みたいなね。
勝手に一人で感動していますよ。



アリスソフトっぽい

DemonsRootsの評価で良くみるようになったのが
「アリスソフトっぽくていいぞ!」という物です。
その評価のおかげで荒唐無稽なDemonsRootsが一気にイメージしやすいゲームになり、
初見の方々が手に取りやすくなったように思います。ありがたいですね。

「なんかランス6っぽいな」というコメントを見た時は、
マジでビビりましたね。
ランス6を横において真似て作ったゲームではなかったのですが、
何を隠そう自分がアリスソフトの中で一番遊んだゲームはランス6なんですよ。
蟹玉とか集めるのすごく楽しかった。何周何周も遊びました。
その時に沁み込んだゲーム体験がDemonsRootsでかもしだされているんだろうなと。
しかもそれが明確にタイトルまで当てられるくらい出ているという。
いやぁ驚きましたね!遊んだの何年前だ・・・。

ともかくランス6、超オススメです!



DemonsRoots振り返ろうぜ!

ではここからは出したてホヤホヤのDemonsRootsを振り返っていきましょう。
どこかの記事ですでに語った話ですが、
発案当初のDemonsRootsは【魔族が人類を蹂躙しながら世界征服する】
悪魔の行進を描くダークストーリーを考えていました。
人間の女を捕らえて人魔を生ませたり、制圧した敵兵を永久洗脳して戦力にしたり、
それこそアンジュたちが敵として登場し、倒して戦力に取り込む。
そんな感じの闇のゲーム面白いんじゃない?みたいなね。

でもどこで考えを改めたんだったかな・・・。
デスポリュカの立ち絵を描いた時だったかもしれません。


【最初は肌の発色が抑えめだったデスポリュカ】

この立ち絵を描きあげたんです。
デビルスマイルをたずさえた立ち絵・・・これがなぜかすごく好きになって。
しばらくスマホのホーム画面にしていました。

そしてこの子が悪魔の行進をするゲームを作ったとしたら、
もうこの子のこと好きになれないな・・・と思ったんですよね。
それって引いては主人公に自身を重ねるプレイヤーさんも、
自分の行動や信念を好きになれないということだと思うので。
・・・闇のゲームは・・・なしかな・・・と考えを改めたのだと思います。



じゃあどうしよう

ハードなエロゲー作る気満々だったのに、指針がなくなってしまったぞ。
でももしかしたら・・・ダークヒーロー的な作品にはできるかもしれない。
ダークヒーローってツボを抑えればめちゃくちゃかっこいいし、
これは楽しく創作ができそうじゃないか!
ということで現在のDemonsRootsが少しずつ形作られていきました。

ちなみに自分の中で光り輝いていたダークヒーロー作品はですね。
「スーパーロボット大戦EX」の「シュウの章」です。


【いとこのお下がりカセット】

知っている人がどれだけいるかわかりませんが、
幼少の頃に見たあの光景が自分の中ではナンバーワンでした。
普通のスパロボならカミーユやショウが仲間になるのに、
ラスボスのシュウが主人公になり、仲間になるのはジェリドやバーン。
スパロボの外道を進む展開に死ぬほど惹かれましたね。
もう内容ほとんど覚えてないので美化しまくりです。



設定がなかったヒロインたち

アンジュたちには最初ろくな設定がありませんでした。
蹂躙されて速攻で自我を失うキャラクターでしたからね。
だからDemonsRootsがダークヒーロー路線になったとしても、
ヒロインたちはモブみたいな感じになるんだろうなと思ってました。

これをぶち破ったのはカリンカでしたね


【勢いだけのラフ】

クッソ熱い炎天下の中、仕事で車を運転していた時に、
唐突にプラナ王とのバトルが閃いたんですよ。
母親との戦いを振り返りながら奥義を決めて、
悪王を成敗する展開が急激に脳内を駆け巡りました。

そこから逆走する形でカリンカの人格が生まれていって、
めちゃくちゃアホなんだけど強くて義理堅い。
そしてカリンカがこうならサラーサはこう。
アンジュはこうなってダイアナはこう・・・と。
数珠つなぎでヒロインたちの設定が固まっていきました。

ダイアナなんて最初は日本の忍者でしたからね。
影も形もないですよ。
なんでこの人FBIになってるの。



KingExitとのバランス

まー難しかったのがKingExitとの様々な調整ですよね。
例えば好感度で言いますと、
魔族をいい奴らにしすぎるとKingExitで戦うのが辛くなるし、
悪い奴らにしすぎるとDemonsRootsの味がまずくなる。

なんとなく評価を見ているとDemonsRoots→KingExitと遊んだ人たちは
魔族を倒すのが辛いという評価が一定数あるように思います。
KingExit→DemonsRootsと遊んだ人たちは、
そこまで抵抗感ないのかなという印象。
どうしても作者の自分も記憶を消せない以上後者にならざるを得ないので、
今くらいのバランス調整が限界かなと感じています。


あと単純に設定を無視して好き放題できないのも大変でした。
KingExitが10年後を描いているので、
そこから逸脱した設定はDemonsRootsに新規投入できない。
この辺は試行錯誤の繰り返しでしたね。
「キシェ歴947年に〇〇があるからそれまでに〇〇して」
みたいに設定の隙間を縫う形でネタを調整しないといけない。
面白い物を作れたはずが、設定を守ることを主軸にしないといけなくなる。
楽しくはありましたがやはり縛りがない方が創作はより楽しいですし、
新しい物を生み出せると思います。



今後はどうするんだい?

はぁ・・・。
2作続けて長編ゲームを作りましたからね・・・。
もうヘロヘロですよ・・・体の節々にだってガタが来ています。
脳みそだってもうカラッポ・・・。
ネタの引き出しはどこを漁ったって何も出てこない・・・。
色々と作品に文句を言われてメンタルもボロボロだにょ・・・。
みんな・・・今までありがとう・・・。
紅唯まとの現世の役割はきっと終わったんだ・・・。
光が見える・・・役目を終えた者に届く光が・・・。
これからは匿名掲示板で新作ゲームをボロカスに叩く精霊となって生きていくよ・・・。
さようなら・・・バイバイ・・・・・・。








なんていうと思ったかアホが!







あ、ごめんなさいアホとか言ってごめんなさい
勢いって大事だよねって思ってつい


全然燃え尽きてないですよ!
ネタだって瞳を閉じればなんか適当なもんが浮かんできます。
今だってこれファミレスで文章書いてますが、
周りを見れば変な奴が2,3人はいるもんです。ネタはできます。

さきほども店員がテーブルにやってきて
「ご来店ありがとうございます。注文が決まったらボタンでお呼びください」
と定型文を言わなきゃいけないところで
「・・・あっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
で帰っていきましたからね。大丈夫かあの店員?


自分の人生目標は死ぬまで創作を続けることですから!
まだまだやっていきますとも!
ただ金欠状態になると創作やりたくても出来なくなるので、
下手クソなりに稼ぐ方法も模索しながら進んでいきますよ!

DemonsRootsはたくさん売れましたが、
税金で根こそぎいかれるのが確定しているので、
マジでがんばらないと・・・です。


最後に

KingExitを発売した時はまったく売れずのスロースタートでしたが、
DemonsRootsは信じられないくらいのロケットスタートとなりました。
おかげさまで変化の目まぐるしい日々に追われています。
まあ・・・とりあえずどこかのタイミングで一か月くらい休みたいですね。
バグ報告とか見ないふりしてね。

その後はまたみなさんに楽しんでもらえるような、
作品作りを再開したいと思っています。
今後とも紅唯まとをよろしくお願い致します!


あ!「DemonsRoots」絶賛発売中です!

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    ME ID00174773
    5周年!素晴らしい作品をありがとうございます
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    椿鮎彦 ID00021827
    すっごい面白かったです!
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    チャガマ ID00029950
    めでたい5周年!世界征服は・・大成功だ!!
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    rvn ID00680402
    最高のゲームでした!5周年おめでとうございます!
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    SUW ID00152025
    デモンズルーツ最高でした、記憶を消してもう一度やりたい!
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    名無し ID00696312
    早く次回作作らないと白色破壊光線撃つぞ

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