悪魂入りのカティ メニュー画面と管理すべき数値
「悪魂入りのカティ」のメニュー画面です。
※前作の名残が伺えますね。
主にプレイヤーが気を配るべき数値は、ここに表示されている3つとなります。
尊厳値
このゲームにおける、もっとも重要な数値です。
カティの誇り高さ、あるいは自己肯定感を表しており、この数値を減らしながら目的を達成するか、逆に高めながら目的を達成するかで、エンディングは大きく変化します。
例えば…。
性的な要求をされた場合、尊厳値が初期値のままであれば、決して受け入れることはできないでしょう。しかし、それまでの活動で大きく尊厳を損なっていれば、カティはその選択をしてしまうかもしれません。何故なら「自分の尊厳など守っても仕方ない」と諦めつつあるからです。
※この場合は、尊厳値が38以下でなければ選択できない。
しかし、プライドを犠牲にした場合は、往々にして一層自分を傷つける結果を招いてしまうものです。
今回だけ…今回だけ、と繰り返している内に、段々と、泥沼にはまるようにして、カティの尊厳は地に堕ちていくことでしょう。
逆に、邪な要求をきっぱり跳ね除けた場合、カティの尊厳はより強固なものになっていきます。一部の人々から悪魂入りと罵られながらも誇りを失わない姿を見せることで、カティを手助けしてくれる人も現れることでしょう。
経過日数/追放期限
ゲーム開始を基準日とし、何日が経過したのか、そして追放までに何日の猶予を与えられているのかを表しています。
経過日数が追放期限に追いつき、越えてしまった時点でゲームオーバー。それまでに全ての目的を達成しなくてはなりません。
※形見とは関係なくとも、人々の手助けをしよう。
街を去らなければならないXデーですが、実は延長することが可能です。街の正規市民から「スタンプ」を押してもらうと、一日延長される仕組みになっています。
最初に与えられた10日で全ての真実を知ることは、ほぼ不可能。鏡を追い求める道すがら、積極的に困っている街の人々も助けてあげましょう。
コイン
街で活動していく中で、お金の支払いを求められることも多々あるでしょう。代わりに尊厳を売り渡すことで先へと進めるケースもありますが、どうしても支払いを避けては通れないこともあります。尊厳を守り抜こうとするならば、なおのこと必要となります。
※いつでもどこでも、お金は必要…。
イベントの途中、偶然コインを手に入れられることもあります。
しかし、それでも足りない…という場合は、人手を必要としている街人の手伝いをして報酬を得ましょう。
ただし、仕事を請け負えば、当然その分時間を消費することになります。
屈辱ルートと尊厳ルート
ここまで読んでいただいた方は「屈辱ルート」と「尊厳ルート」が、それぞれどういったものなのか、なんとなく理解していただけたのではないでしょうか?
その上で…。
「屈辱ルート」に比べ「尊厳ルート」の方が難易度は高いです。
例えるならば、屈辱ルートは街に張り巡らされた罠を全て探し出す(そして、あえて引っかかってHなシーンを回収する)ゲームです。
対して、尊厳ルートはカティを待ち受ける罠を全て回避した上で、最良のエンディングまで辿りつくゲームです。屈辱ルートに比べて、スケジュールとコインのシビアな管理を求められることでしょう。
Hなシーンを見たい方は屈辱ルートだけで全て足りるようになっています。その上で、もっと深く物語を知りたいという方は尊厳ルートにも手を出してみてください。