非言語催○-擬声語パブロフのおはなし
本日発売開始になった、非言語催○-擬声語パブロフの制作秘話的な記事です。
実はこの作品、構想自体は一年以上前からあったりしました。
作品を作るきっかけになったのは、
2018年にボトムズさんが出した永遠絶頂ロリータハーレムを見て衝撃を受けたからです。
音声作品なのに非言語コミュニケーション!
当時、これがとても衝撃でした。
似たような作品が他所からもぽこぽこ出る程度には業界に影響を与えていたと思います。
そこで、ふと思いました。
これを催○音声にできたら面白そうだなぁと。
実際、対面の催○では、催○をかける瞬間に何か言わなければならないといった事はありませんし、条件付けさえしてあれば、言葉を使わなくてもどうにかなります。
意外とどうにかなるんじゃないか……?
と思ったところで、早くも暗礁に乗り上げました。
でも結局言葉が使えないと、そもそも条件付けができないよね……と。
どうにかならないかなぁと思いながら、
同時に、誰に依頼するかも考えてました。
台本がほとんど無いなら、声に対してのラポールがとても重要になるなと。
そこで、人気があって声も広く認知されていて、
前々から依頼したいと思ってた陽向葵ゅか様にしようと決めました。
ただ、そのタイミングではまだ台本が何も解決していませんでした。
リスナーの隣で深呼吸してたら落ち着くかなぁ…くらいでした。
そうこうしていたら夏コミが迫ってきたので、
とりあえず陽向葵ゅか様で催○を一本作ってみよう。
といった感じで制作したのが、水音色です。
初めて催○ASMRとして出した蠱惑のマッチの評判が良かったので、
夏だし第二弾は水音で行こう! ということで、水音色が誕生しました。
こっちは台本でそこまで悩まなかったのですが、水音の収録で四苦八苦しました。
そして水音色が無事に完成して夏が終わり、パブロフの台本に戻ってきます。
やっぱり、一切言葉を使わないというのは無理があるなと。
そこであれこれ考えて、言葉の完全封印は諦めました。
新たに考えたのが、今回のモデルになった通常版とEX版という方式です。
そこで、条件付け…条件付け…パブロフの犬。
とりあえずタイトルにパブロフは入れよう。といった感じで、タイトルの一部と内容の一部が決まりました。
あとは、そこからまた色々と考えてオノマトペに辿り着きました。
作中でもお姉さんが少し語っていますが、日本語は世界中の言語と比べるとオノマトペの数がとても豊富だったりします。
そして、歴史もとても長いです。
一番古いオノマトペは古事記で登場した、
神様が棒で海を掻き混ぜて国を作ろうとした時の こおろこおろ という物です。
鶏の鳴き声でさえも、
室町時代では カケロッ
江戸時代では トーテンコー (東天紅…夜明けに東の空が明るくなる)
現代では コケコッコー
といった感じで、時代と共に変化をしていて、
これは面白いなぁと思い、オノマトペをメイン使う事にしました。
これがタイトルの、擬声語の部分になりました。
そして最後に、催○音声に存在する先入観を利用できないかと考えました。
催○慣れしてる方はわかると思いますが、
催○音声って、テンプレというかある程度セオリーがあるじゃないですか?
深呼吸でリラックス
身体の弛緩・温感
催○深化パート
アダルトパート
深呼吸は すぅーっと吸って はぁーっと吐く
脱力は すぅーっと力が抜ける だらーんとする ずーんと重くなる
といった感じで、オノマトペ自体は催○音声でかなり使われています。
つまり催○慣れしてる人なら、言葉が無くともオノマトペやカウントダウンで、
自分にどういったことが起きているか、ある程度想像ができるはず。
それを逆手に取れば、台詞が無くても雰囲気とオノマトペだけで催○かかれる……はず!
といった感じで誕生したのが、擬声語パブロフです。
オノマトペの段階で非言語じゃないじゃないと思っていた方もいると思いますが、
そこはまぁ、最初のきっかけになった非言語コミュニケーションという言葉が使いたかったなぁというのもあり、頭に付けることにしました。
そうしてタイトルが、非言語催○-擬声語パブロフになりました。
本日の販売開始にも関わらず、検索するとEX版も楽しめている方がちゃんと存在しているようなので、理論上はかかると思っていた物が証明出来て良かったです。
まだ改善の余地がありそうなのと、個人的に面白いと感じたテーマなので、
またこんな感じの作品も作ってみたいと思いました。
長々と書いてしまいましたが、擬声語パブロフ、楽しんで頂ければ幸いです。
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