【雑記】夏休みが始まった……!【→これからの作品の構想へと】
夏と言えば、カキ氷?海水浴?ビキニ?照りつける太陽、カニバッシング?
いやいや夏といえば怪談でしょう。
そんな中、思い起こされるのはそう、AIババア。
【雑記】時代の潮流に追いつき切れなかった怪談と技術進歩への拒絶
ババア見ました?
黒猫喫茶を古くから支えてくださっているみなさんは、4月4日に検証したかな?
私は確か息抜きと称したサガフ口リマスターのクリア順序の順路設計といガチプレイで忙しかったため、AIババアに会いに行けるとしたらまあ来年になりますね。
でもその頃サガフ口2HD出そうな気配ありそうじゃないです?まあそれは脱線するから良いか。
黒猫はいい加減動きをちゃんと見せろって話ですし、ハイ。
AIババアと遭遇しつつも、インストールされずに生還した剛の者がいらしたら是非名乗り出て下さい。
さて、Artificial Intelligenceについては今年一年間の間、トランスヒューマニズムにいたるまで結構深い場所まで総なめにして勉強を重ねたつもりですが、結局さまざまな人類学者の考えを著書を紐解き著述をなぞると「AIは危険」という結論に至ってしまうのは『そういうシナリオを書きたい』と心のどこかで感じている自分が、結論ありきで著名な方の言葉を借りているだけなのかもしれません。
例えば将来、人間と会話のやりとりがなんら人間と遜色なくできる産業ロボットに、「もっとも効率的な方法で鉛筆一本を作ってくれ」と頼んだとします。
頼まれたそのAIが選んだ答えは『全人類の排除』になってしまい、どうして鉛筆一本を作るのに人類が邪魔なのか、その答えに至る過程が全くわからない(並の人間が想像する限界をはるかに超えてくるわけですから)という点に危険があると思います。
安全に運用するには
倫理をインプットするしかありません。ですが一言に倫理と言っても、莫大な量のケースがあり、たった一つのエッセンスが加わっただけで、どちらがより倫理的であるかひっくり返ってしまうケースすらある。
これらのケースを状況分岐も含めてひとつひとつ拾い上げて数値化し、「これは倫理的ではないから、他の方法がない場合の最後の手段にするように」などと取り決めをしていったら、安全なAIが出来上がる前に人類が滅びるだけに充分な時間が経過しているかもしれません。
倫理をAIに演算させれば?
例えば新たな法律を考えだした人はクリスチャンでなくとも必ずイースターエッグ、法の抜け道を作ります。
そして最終的な利益が自らの手にしっかり入るような仕組みを、胴元として用意するでしょう。
ね、フェデラルリザーブバン……ゴホゴホっ。
AIが同じような事をすれば良心の呵責なしで効率を重視し『完璧』なものを作りあげるでしょう。
『完璧』なので抜け道も存在しません。
そもそも「どう完璧なのか、人間の脳には想像もつかない手段」で、隙なく美しい秩序が出来上がるかもしれません。
逆に、世の中の倫理観は秩序なく混沌としていた方がよいと、常に分断を助長しコンスタントに小競り合いをしなければならないシステムを考案し、これを強力な説得力を持って納得させられてしまうかもしれません。
それこそどう言った経緯を踏んでそうなったのかわからない「人間の排除」になるかもしれません。
その時はAIババアにあの世にインストールしてほしいですね……。