夜山の休憩所 2019/08/18 21:05

書き下ろし小説制作中! 途中の原稿を公開中!(2019年8月18日)


*続くノベルは制作中の書き下ろしです。
 挿絵をつけて有料プランで公開する予定です。
*未完成段階での公開内容は、
 ぶつ切りで終わっているケースもあります。
 続きにご期待下さい。
*開発中につき完成品とは異なる場合があります。
*完成品の発表と同時に、この記事は見られなくなります。
 予めご了承ください。

ここから前回(https://ci-en.dlsite.com/creator/2069/article/90257)の続きです。


「そら、皆にオッパイを見せてやりな」
 怪人はニタニタ笑い、わたしの背中を軽く押し、そのポーズを維持した。
 なんてことするのよっ。
 わたしは両手を後ろに取られている。その両手首は、大柄なコイツの太ももにガッチリ挟まっていた。だから、背中を押されると、バストを突き出す格好になる。
 前に押し込まれているとはいえ、ほとんど痛みはない。
 コイツはいつもそう。
 戦いの時はともかく、エッチなことをしてくるときは、乱暴に見えても、決して痛くはしないのよ。
 今回もそうなのだけれど、今のわたしは、変身コスチュームの水着を完全にたくし上げられて、オッパイが丸出しの状態。
 変身したことで、男子たちが見て喜んでるような、グラビアアイドルにもひけをとらない巨乳になっている分、余計に恥ずかしかった。
 オッパイが大きいことは女の子として嬉しいけれど、今は正反対。
 大きいことが恨めしい。
 いやいやと身体を揺するわたしを、学園の男子や海水浴客のひとたちは、じっと見つめて溜息をついた。
「やっぱりでけぇぜ……」
「でかいだけじゃなく、形も綺麗なまん丸で、肌つやも最高だ」
「こんなに若い癖に、なんてオッパイしてやがる」
 野卑な視線を隠しもせずに、露出した乳房に刺してくる。
「そんなに見ないで……こんな悪者の婦女暴行の片棒を担いじゃダメでしょっ」
 わたしは弱々しく注意する。
 頭上の太陽よりもギラギラした視線は、百や二百はある。
 とても無視できない。
 どうしても意識させられて、顔から火が出そうだった。
 声は自然と低くなる。
 うぅ……なんだか、見てる全員に、オッパイをまさぐられてる気分になってくるよぉ。
 注意されてもいやらしい目で見るのをやめない皆は、相変わらず見ているだけ。
 けれど、衆人環視で見られているのを意識させられるほど、視線が手に見えてくる。
 それがよってたかって、無防備なオッパイをもみくちゃにするイメージすら浮かんでしまう。
「はあ……はあ……お願い、皆……今からでも間に合うわ……わたしを応援して」
 わたしはかぶりをふりながら訴えた。
 このままじゃ、悪の思うつぼじゃないの。
「無駄だ。皆、お前のオッパイに興味津々なのだ。ショーの中止を望む者などいない」
 怪人の両手が両方のオッパイに伸びる。
 バスケットボール部や、サッカー部のキーパーを彷彿とさせる、とびきり大きくてゴツゴツした手が、白く瑞々しく清純なわたしのオッパイを掴む。
 あ、違う。
 手のひらを広げて覆いはしたけれど、触れるか触れないかのところで止まった。
 その高さを維持して、ゆっくり優しく撫で回してきたわ。
「ふふふ……相変わらず飛び抜けたオッパイだ。しかし、見てくれだけではないよな」
 わたしにというよりも、周りの人たちに説明するみたいに怪人が言う。
 彼は自分のカラダにすっぽり包まれているわたしを見下ろしながら、丹念に愛撫する。
 動き方はでたらめ。
 横乳を右周りに撫でたかと思えば、上乳から下乳にかけて斜めにさすったり、乳輪の辺りから螺旋を描いて根元までするときもある。
 予想の付かない愛撫に、わたしは翻弄されてしまった。
「んっ……んん…………はああ……こんな……」
 オッパイが熱い。
 両方とも、芯から体温が上がっている。
 夏の日差しのせいじゃないのは、他よりも特に火照ってるのからわかる。
 弱いけれど、確かで目をそらせない性感が湧いてるのも証拠と言うしかなかった。
「くぅっ……い、いや……」
 悪さをするヤツに気持ちよくさせられるなんて、とても我慢できない。
 わたしはこれまで何度かしたことを、また繰り返した。
 固定されている両手を抜きにかかり、胸元を揺すって逃れようとしたりする。
 けれど、オッパイに常に湧く性感のせいで、へっぴり腰でしかなかった。
 ぜんぜん逃れられないどころか、シャドウマターの優位を強調して喜ばせてしまう。
 コイツの口角は勝ち誇った風に上がり、その味方である周りの人たちも、「うへへ」と野卑に笑っている。
「いやと言う割には、随分と感じてるじゃないか。正義の味方には無用の長物の巨乳が一回り大きくなり、横のところに青筋が浮いている」
 怪人の両手が、性の喜びの汗で照り光る乳肌をすべり、ピンク色の乳輪のフチに触れた。
 こんなときにいうのもなんだけど、わたしは健康な生活を送ってる。
 よく食べて、よく寝て、よく運動して。
 夜更かしはしないし、ジャンクフードも、大好物だけど控えてる。
 だって、正義の味方って、そういうものでしょ?
 そのお陰で、友達がうらやましがる位に、肌は綺麗。
 着替えの時なんかは、「乳輪も乳首もマジまんじ」なんて言われてて。
 でも、そういう綺麗なカラダは、男の人にとっても別の意味で魅力的みたい。
 周りの男の人たちの目は、ますます皿になっていて、鼻息が荒いの。
 嫌みったらしいシャドウマターさえも、どこか感心するみたいに見下ろしている。
「この綺麗な乳輪と乳首のいやらしい姿を引き出してやる」
 怪人は今度は、ちゃんと触れてきた。
 触れるか触れないかのタッチじゃなく、指の第一関節までのところをべったりと密着させて、スケートするみたいにスムーズに滑らせる。
 それも絶妙だった。
 乳首と乳輪は赤みの濃い部分だけど、それは皮が薄いせい。
 それは刺激に敏感で、デリケートということでもある。
 オッパイ全体を撫で回されて昂ぶった先っぽは、はしたなく過敏になっていた。
 痛みを味わわせるのをよしとせず、ひたすらシアワセを味わわせて、思い切り恥をかかせる敵の愛撫に率直に反応して、今まで以上の悦びを覚えているの。
「くっ……んん……はあああ……あああ……それ……ダメぇっ……」
 オッパイを撫で回されていたときとは段違いの、ハッキリした性感が先っぽに起こる。
 起こるというよりも、起こり続けるの。

今回はここまでです。
次の更新、作品の完成にご期待下さい。


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