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陣痛プラン1100の記事 (15)

あおくん 2024/04/05 22:45

4.愛娘の眠る隣で産後セックスを行う夫婦の未来【セックス依存夫婦の初めての出産】

ここの産院では、基本的に普通分娩で出産した場合は五日間の入院で退院する。
そしていよいよ明日は退院の日だ。
亜衣と亜夢ちゃんが生活しやすいように、昨日のうちにアパートから亜衣の荷物は運び込まれており、今日のお昼には看護師さん達に手伝ってもらって病室の片付けと掃除をした。

「付き添いありがとうね。亜夢ちゃん、幸せそうな顔で寝てるわ」
「そうだな。それより、これから大変だな…亜衣はまだ体がガタガタだろ?」
「そうね…しばらくは家事も難しそうよ」
「それはわかってる。疲れたらちゃんと言ってくれよ?」

未婚でありながらも既に同棲していた俺たちは、生活の基盤はできており、産後の生活が落ち着いたタイミングで入籍することを決めていた。
まずは産後の体を整えてもらい、再びの性生活を楽しめるよう回復してもらわなければ困るのだ。
その思いはお互いに一致していた。

「パパ、ずっとエッチ我慢してくれてありがと。偉かったね…」
「俺は亜夢ちゃんのパパだからな。我慢は当然さ」
「…いっぱいお預けした分、またいっぱいエッチしようね?」
「今日する?というか今すぐにでもしたいんだが…」
「本当はそうしたいところなんだけどね、一ヶ月は我慢しよっか」

俺の手を握りしめ、寂しそうな表情を浮かべる亜衣を優しく抱きしめると、空いた手を俺の股間に持ってきてゆっくりとさすってきた。
俺は慌てて腰を離そうとするが、亜衣の手の動きは止まらず、ズボンのチャックを開け始めた。

「こら!亜夢ちゃんに見られたらどうすんだよ」
「まだ新生児よ?ね、シよっか?」
「口で……してくれるのか?」

静かに頷いた亜衣を目の前に、俺はベッドに腰掛けた。
亜衣は俺の前に膝を着きゆっくりとした動作で俺のパンツを下ろすと、目の前に現れた肉棒は反り返りながらすでに臨戦態勢となっていたのだ。
亜衣はそれを目の当たりにすると、ごくりと唾液を飲み込んで嬉しそうに微笑んだ。

「はぁ……んっ、すごい元気だこと」
「亜衣の色んなこと想像して、ずっと我慢してたんだぞ…」
「はいはい。久しぶりだから、ちゃんと出来るかしら」

俺は亜衣がやりやすいように足を広げて座り直すと、亜衣は俺の前に跪くような体勢を取り、両手で俺の肉棒を固定すると、その先端をペロリと舐めた。
そしてそのまま口の中へ咥えると、舌で裏筋を刺激しながら頭を上下に動かし始めた。
亜衣が動くたびに、彼女の大きな胸がゆさゆさと揺れて俺の劣情を煽ってくる。

「んっ……んんっ、ちゅっ……」
「くっ……うぁっ!いいっ」

亜衣の口の中は温かく唾液でヌルヌルしており、ざらついた舌が絡み付いてくるような感触だ。
思わず声が出てしまうほどの快感に襲われ、腰を浮かせて我慢するがそれでも声が漏れてしまいそうになる。
そんな俺を見て亜衣は楽しそうに微笑むと、さらに激しく頭を動かし始めた。

「はぁ……んんっ、んっ!ちゅっ……」
「うっ……やばいっ!亜衣っ!」

フェラを始めて数分、あっという間に俺は限界を迎えてしまった。
亜衣の口の中へ大量の精子が放出され、彼女はそれを全て飲み干そうと必死になっていた。
しかしあまりの量の多さに途中で口から溢れてしまい、胸の谷間へと流れ落ちたものが糸を引いている。
俺はその様子を息を荒らげながら呆然と眺め、こんなにも早く射精してしまう自分に呆れていた。

「はぁ……まだこんなに出るのね」
「亜衣が可愛すぎるから…それに上手いから仕方がないんだよ」
「そう?褒められるともっと頑張っちゃうよ?」

そう言って微笑むと、今度は俺の乳首へと舌を這わせた。
その感触にまたもやビクンッと体が反応してしまう。
そんな様子を見てニヤリと笑うと、再び俺のものを咥え始めたのだ。
そして一度出したにも関わらず一向に萎える気配のないそれを、亜衣は口で綺麗にしてくれるのだった。

「まだ元気だね……全部は無理そうだから、手と胸でしてあげるね」
「亜衣の体も触りたいんだけど?」
「後でね。まずはこっちをスッキリさせなきゃ」

そう言って俺の股間に手を伸ばすと、両手で肉棒を握って上下に動かし始めた。
すでに濡れそぼっているそこはヌルッとしており、亜衣の手の動きに合わせていやらしい音を立てている。
その音がより興奮を高めていき、俺は我慢できずに腰を突き出してしまう。

「あっ、んっ!ちょ、ちょっと!」
「ごめん……つい」

突然の行動に驚きながらも、亜衣は両手の動きを止めようとはしなかった。
それどころか亀頭を包み込むようにして握り込み、手の平で擦り始めるのだ。
その刺激に耐えられず腰を引くが、今度は反対の手で金玉を優しく揉まれる。
そして裏筋に舌を這わされながら唇でカリ首を挟まれると、あまりの快感に俺は悶絶してしまった。

「だめぇっ!それダメだって!」
「なんで?気持ちいいでしょ?」
「気持ち良すぎておかしくなるからっ!あっ、ちょっ……」

亜衣は亀頭を口の中に入れると、ゆっくりと顔を上下させながら唇で竿を刺激するように扱き始めた。
そして尿道口に舌を入れてグリグリされると、今まで感じたことのないような快楽に襲われてしまう。
俺は射精感が高まっていくのを感じ、必死に我慢しようとしたがもう限界だった。

「あぁっ!亜衣っ、出るっ!!」
「んふっ!?んっ!んんんんんっ!!」

俺のモノから飛び出した大量の精子を口いっぱいに受け止めてしまい、亜衣は苦しそうにしながらも懸命に飲み込もうとする。しかし量が多くて途中で咽せてしまい、口から溢れ出したものが顎を伝ってポタポタと落ちていった。
そして最後まで搾り取るように吸い付くと、ようやく口を離してくれたのだ。

———

出産から三週間、亜夢ちゃんの顔もだいぶスッキリしてきて、育児にも少しずつ慣れて来たように感じる。
二人が退院してからの数週間、出産前と同じように亜衣を抱けない日々にそろそろ限界を感じていた。
母乳の出が良く、胸が張って痛いと言っていたし、夜中に何度も起きては、授乳やオムツ交換で追われていて、もうそれどころではないのかもしれない。
俺は一人風呂に入ると同時にオナニーを始め、亜衣を想いながら、幾度となく果てた。
一度亜衣をオカズにすると、もう今すぐにでも亜衣の中で果てたくて自分自身の制御ができずにいた。
だが亜衣が一番疲れているだろうから、とにかく我慢の日々なのだが、抱き締めるくらいなら許してもらえるだろう。
風呂場で欲を吐き出した俺は、もう待ちきれないとばかりに急いで体を洗い寝室へと急ぐ。
寝室のドアをそっと開けると、亜衣はベッドの中で寝息を立てていた。
きっと先ほどまで母乳をあげていたのだろう、パジャマの前ボタンが外れたまま横を向いて眠る亜衣の乳房が目に入り、まだ張っていそうだな……なんて思う。
俺は寝ている亜衣を起こさないように気を付けながら、ベッドに横になろうとしたのだが、俺はバランスを崩して大きく揺らしてしまったのだ。

「あれ…ごめん、私寝てた?」
「いや、俺がベッド揺らしたせいで起こしちゃったんだよ。ごめんよ」

はだけた胸が目に入った瞬間、俺の下半身は一瞬にして臨戦態勢になった。
俺は思わず、亜衣のパジャマの中に手を入れ、胸を鷲掴みにして揉みしだく。

「ちょ……ちょっと!何してるの?まだ、エッチはできないよ?あと一週間我慢しよ?」
「もうさ、我慢できない…少しだけだから、な?」

本当は俺だって亜衣を休ませてやりたい。だがもう我慢ができない。
そのままベッドに横たわると、亜衣にキスをして舌を絡める。
唾液を流し込むと、コクリと喉がなるのが分かった。

「もう…あんまり激しくしないでね?まだアソコに挿れるのも本当は怖いの」
「大丈夫だ。優しくするよ」

俺は亜衣の上に跨り、胸を揉みしだき、パジャマを捲りあげる。
ピンク色の突起を口に含みながら舌で転がしていると、亜衣の口から声が漏れ始める。

「んっ……あっ」
「感じてるの?」
「気持ちイイっ……あ…アっ…すぐにイっちゃいそうそうだよぉ…」

我慢のできない俺は、乳首を舐めながら片手を下腹部へと移動させる。
下着の上からなぞると、少しだけ湿った感触が伝わってくるのが分かる。
指先でグリグリと刺激し続けると、さらに染みができた。

「ねえ、私ちゃんと濡れてる?久しぶりだから…」
「大丈夫だよ。ほら、こんなにトロトロじゃん?」

股に触れて愛撫をし、指に纏わりついた愛液を見せつけると亜衣は恥ずかしそうに脚を閉じようとする。
だが、俺は膝を掴んで大きく開かせるのだ。
そしてそのまま下着の上から舌で割れ目をなぞると、亜衣は腰を引いて逃げようとした。
それを逃げられないように押さえつけると、下着をずらし直接舐め始める。
そして両手で恥丘を抑えて広げながら、ピチャピチャと音を立てて刺激すると、また少しずつ愛液が漏れてくるのが分かった。

「もうこんなになってるじゃん」
「だって……久しぶりだし、気持ちいんだもん。本当は私だってずっと我慢してたんだから」

亜衣は俺のズボンと下着を脱がしにかかると、俺はそれに合わせて脚を動かし下半身を露出させた。

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あおくん 2024/03/26 22:11

4.妊娠七ヶ月での破水、一人きりの出産と未知の出産過程【スポーツクラブ勤務カップルの秘密の恋愛】

すでに職場への妊娠報告も済ませ、当然ながら驚かれたのだが、お腹の子の父親が誰なのかを打ち明けると応援してくれる人ばかりで心強かった。
私はいつも通り仕事を終えて帰宅すると、今日はバタバタしていたせいかお腹がとても固い。
リラックスするためにのんびりお風呂に入り、その後は少しだけ彼と電話をして早めに眠ることにした。
これから、一人で眠りにつくこんな日が増えるのかと思うと寂しくなったが、今は赤ちゃんを守ることを第一に考えなければならない。
彼には申し訳ないが、私はすでに母親としての母性が目覚めてしまっていた。
もう、私の一番は大輝ではなくなっていたのだ。

「どうしたの?君は元気に動いてるのに、こんなにママのお腹はカチカチだよ?」

一人でお腹の子に話しかけながら、私は眠りについた。
それから一時間ほどたった頃だろうか、お腹の痛みを感じて目が覚めてしまった。

「んっ……痛い。今日は忙しかったし、動きすぎたかな…洗濯物畳んで、早く寝ちゃおうっと」

やるべき事をこなしながら、不規則な間隔でジワジワと痛みが襲っている。
久しぶりに感じる生理痛のようなその痛みは、一人でいる不安と寂しさを増幅させた。
大輝がいないと、こんなにも寂しいものなのか。
痛みに耐えながら洗濯を畳み終えた私は、部屋の電気を消してベッドに潜り込んだ。

「明日には帰ってくるもんね。それに寝て起きればお腹の張りだって治ってるよね」

だが、早く眠りにつきたいのに、なかなか痛みは引いてくれなかった。
そんな時、携帯から着信を知らせる音が鳴り始める。
電話の相手はもちろん大輝だった。

「もしもし?」
「七海、大丈夫?明日だけど、家に着くのは夕方過ぎになりそうだ。寂しい想いさせてごめんな?お土産も買って帰るから、待っててよ」
「わかった、気をつけて帰ってきてね。今日ね、新規の入会希望が多くてね、見学の案内とかいっぱい動き回っちゃったせいか疲れちゃったの。お腹もカチカチなんだ」
「大丈夫なのか?明日も仕事だろ?」
「うん、でも寝て起きれば大丈夫だよ」
「そうか?無理するなよ」
「わかってる。大輝も明日頑張ってね」
「なるべく早く帰るから、じゃあな…」

彼との電話を終えた後も生理痛のような鈍痛が続いたが、眠気に限界を感じていると、私はいつの間にか眠りについていた。
翌朝目覚めた私は、いつもとは違う痛みを感じた。
お腹の張りは治まっておらず、足の付け根辺りを誰かに触られているような感覚だ。
私は不安に襲われながらもベッドから起き上がると、姿勢を変えたお陰か少し痛みは和らいだ気がする。
この時期の痛みは大丈夫なものなのか、病院に連絡を入れるべきなのか迷いつつスマホで情報を得ていると、妊娠後期になると前駆陣痛と呼ばれる本陣痛に似たような痛みに襲われるらしい。
だが、私にはまだ早い。

それでも妊娠中期や妊娠後期に現われると書いてあり、七ヶ月でもその前駆陣痛が無いことはなさそうなのである。
とりあえず今日は仕事を休むことについて、職場に連絡を入れるとそのまま病院へ連絡を入れた。

「昨日の夜からお腹が張っていて、受診した方がいいでしょうか?」
「痛みは耐えられる感じ?間隔はどのくらいかしら?」
「痛みの間隔は二十分くらいでしょうか…生理痛みたいな痛みです」
「そう…もしその痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったらもう一度連絡をくれるかしら?今日は家で安静にしておいて下さいね」

自宅安静の指示を受けたが、病院に連絡を入れたことで何処か安心できた。
私は痛むお腹を摩りながら、お昼ご飯に昨日の残りのスープに焼いたパンを一緒に食べていると、股の辺りがじんわり濡れてきたのがわかった。

「え?私、漏らした…?」
「やっば!お腹が大きくなると、オシッコしたい感覚もわからなくなっちゃうんだ…」

恐る恐る股に手を当て急いでトイレに向かうが、その途中にもどんどん股から水が出てくるのだ。
私はパニックというよりも漏らしてしまった恥ずかしさで、一人の時で良かったと心からそう思った。
その後は自然に尿が漏れ出るのは止まり、スマホを片手にゴロゴロとしているうちに眠ってしまった。
数時間眠り外が薄暗くなり始めた頃、私はそれまでにないお腹の痛みに気づいたのだ。

「何…急に…痛いよぉ……」

どんどんと痛みが強くなり、間隔が短くなる。私は我慢しきれずに痛む場お腹を手のひらで摩るが、そんなことをしても痛みは引くはずもなかった。

「痛い……なんで……こんな急に…あ、ダメ!痛いの来る」

さっき病院に電話した時は『痛みが耐えられない程になったり、十五分を切ったら』と言っていたし、今はそれに該当しないため、私は必死に耐える。
私はベッドの上で前屈みになり、手のひらで必死にお腹を摩るが痛みは治まらず、次第に股の辺りから何かが噴出したのがわかった。

「はぁ……はぁ……これってもしかして赤ちゃん、出てこようとしてる?」

私はここで初めて出産が近づいていることに気づいたのだ。
再び股から溢れ始めた水、これが何なのか調べると破水というのだそう。
てっきり出産というのは、陣痛が来て赤ちゃんが膣口から出てくるのだと思っていたが、オシッコではない水が出てくるとは誰にも教えてもらっていなかった。

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あおくん 2024/03/19 22:44

4. 勤務中に訪れたお腹の張りは陣痛へと変わり、我が子は自分の手で取り上げる産科医の覚悟【産婦人科

妊娠後期に入った妻は、あと数日もすれば産休に入る。
元々働いていたうちのクリニックでの勤務も、最近では苦しそうな姿を見ることも増え、夫婦でありながらも無理をさせているのではないかと感じる日々だ。
本日は土曜日、午前の診察を終えた後はゆっくりと家で昼食を取った後は、遅ればせながらベビー用品の買い物へ行く予定になっていた。

「今日もお疲れさま。あのね、診察終わってすぐで申し訳ないんだけど、腹が…凄く張ってるような気がするの」
「何ですぐ言わなかった?」
「だって診察中だったじゃない。私だって仕事中だし、この土曜の忙しい時に抜けるなんて非常識よ」
「少し休憩することくらい構わないだろ。ちょっと診てやるから、着替えたら診察室来いよ」
「うん……」

前回の検診では胎児に問題は見当たらないとの結果も出ていた。
悪阻による食欲不振で体重が激減していた妻は、食生活にも苦労し水分と栄養補給のための点滴と共に悪阻を乗り越え、今は日々成長していく我が子をお腹に抱えていた。
診察室のベッドに寝かせて服を捲りお腹に触れると、その張り具合に俺は驚いた。

「いつからこんなに張ってた?」
「うーん…仕事が始まってからかなぁ?朝、家出る時は気にならなかったし、いつもと変わりなかったよ」
「だいぶ張ってるな。痛くないか?」
「痛くはないけど、張ってる時間が長いなって。」

腹部の張り具合を確認するが、まだ臨月ではないため、このまま出産につながるかどうかは何とも言えない。
俺は午後の買い物の予定を中止にし、自宅で安静にすることを提案すると、妻もそれを素直に受け入れた。
もう、いつ産まれても良い時期ではあるのだが、まだ予定日までは少しある。
続けて内診すると、その時は意外にも近いのかもしれないと気づいた。

「あ…もう開いてるじゃん。これじゃあもう予定日までは持たなそうだな」
「今どのくらいなの?」
「今三センチ開いてるよ。まだ痛みがないなら、とりあえず家帰って様子を見よう」

着替えを済ませた妻が診察室から出たのを確認し、俺も急いで帰り支度を整え、二人で自宅まで戻った。
今日は土曜日、午前中のみの診察だったため、昼食のための買い物に出ることを提案すると、妻は嬉しそうに頷いた。

「夕飯、何か食べたいものある?」
「うーん……やっぱりさっぱりしたものかな?」
「ステーキとか、ガッツリしたものでもいこうかしら。ほら、焼肉とか陣痛ジンクスがあるじゃない?」

本人も、出産が着々と近づいていることに気づいているようで、緊張の表情に感じられる。
助手席に座り窓の外を眺める妻は、どこか不安そうに言葉を口にした。

「ねぇ……陣痛ってどのくらいから強くなるものなの?」
「うーん。個人差があるけど、人によってはかなり進みが早くて、数時間で出産する妊婦さんもいるかな。でも初産でそれは稀だよ」
「私大丈夫かな。ちゃんと赤ちゃん産めるのかな…母親学級も参加してないんだもの」

来月の母親学級に参加する予定であったが、その日までは体がもたないかもしれない。

「まぁ、今の張りは前駆陣痛だろうけど、歩いてれば色々刺激になって、だんだん痛くなってくるかもしれないぞ」
「そっかぁ、何だか緊張するなぁ」

その後はカフェでのんびりと過ごし、最後になるかもしれない二人での時間を楽しんだ。
体重制限のことは気にせずケーキを頬張り、キャラメルとホイップクリームの入った見た目だけでも甘ったるそうな、何とかマキアートとかいうホットドリンクを幸せそうに口に運ぶその姿がとても愛おしい。
その後はショッピングモール内を歩き、ネット注文しそびれていた出産に向けての品を購入していると、妻に変化が見られてきた。

「う……ちょっと痛みが強くなったかも」
「大丈夫か?我慢できるか?」
「わかんない…」

徐々に強まっているのであろう痛みの波は、このまま進めば出産に至ることを意味していたが、早く産んでくれとも言い難い。
幸いにも明日は日曜だし、今夜は俺も眠れないことを覚悟しておこうと思う。

「ちょっと座りたいな…」
「早めに帰った方がいいと思うけど、そのベンチ空いてるけどここでいいか?」
「うん……」

ショッピングモールの中にあるベンチに座ると、痛みの波が収まってきた妻は深呼吸をした。

「これ、陣痛かもね。痛みの間隔も短くなってる気がするし」
「そうだな…早く帰ってシャワー浴びてさ、ゆっくりしようよ」

少し苦しそうにする妻を見て、いよいよ本番が迫っていることを悟った俺は、妻の手を取りそのまま立ち上がると駐車場へと向かった。

「大丈夫か?シート倒すか?」
「うん……ありがと。お家に早く帰ろうね」

妻を助手席に乗せて車を走らせると、自宅までは二十分もかからない距離であった。
しかし車に乗った途端、一気に痛みが強くなったらしく、妻は声を漏らしながら呼吸を乱し始めたのだ。
あっという間に陣痛の間隔が狭まる妻は、顔を歪ませて痛みと苦しみの中、短い呼吸を繰り返す。

「家までもう少しだぞ……」
「はぁ……はぁ、ううっ!痛いのきそう……」

妻は痛みに耐えながら自分のワンピースを掴み、俺も震える手でハンドルを握り慎重に運転する。
自宅に到着する頃には陣痛は更に強まっているようで、呼吸はさらに乱れていた。

「ほら、着いたぞ。頑張ったな。それより呼吸が浅いな…一回深呼吸できるか?」
「う……ん、すぅぅぅぅぅぅ…ふぅぅぅぅ…うっ、来るぅ゛ぅぅ!!」
「痛いよな、頑張れ」

俺は助手席にいる妻を抱き寄せると、シートベルトを外してやり大きく膨らんだお腹に手を置き、少しでも張りが楽になるよう摩る。

「痛いっ!うぅ……うっ!もう赤ちゃん降りてきてる感じがするよぉ!」
「マジかよ!?悪いがスカート捲るぞ。足開いてくれ」

咄嗟に車から降り助手席側に向かい妻の開かれた足の間を覗き込むと、また外からの変化は見られなかった。
それが分かるとクリニックに走り、普段使っている医療用手袋をとりに行くと、大急ぎで車に戻った。
一度ここで内診しようと思ったのだが、既に妻は車を降りる意思を見せており、恐らくはこのままクリニックへと向かうのだと思う。
出産まではもう、わずかしか時間は無いようだ。

「このまま家には帰らなくていいよな」
「う、うん……クリニックに行く。陣痛室に直行かな?」
「いやぁ…分娩室だろ。歩けるか?」
「足がプルプルして無理かも……それに赤ちゃんが出てきちゃいそうな気がして怖いの」

俺は妻の体を支えながら、これから向かうことについてナースステーションに連絡を入れると、準備を進めておいてもうよう伝えた。

「もうこのままクリニックに行って分娩室行きだ。降りてきてる感覚があるなら、力入れるなよ。それなら出産は早いかもな」
「分かった……ふぅ、ふぅ……」

妻が分娩室のあるクリニック二階に到着すると、急いで状態の確認に入る。
当然のことながら医師である俺が我が子を取り上げるわけで、俺が色々と準備を進めている間に助産師が妻の内診を行なってくれていた。
陣痛の間隔はまた短くなっており、子宮口は既に七cmまで開いているそうだ。
本当にいつ産まれてもおかしくない状況に緊張が走る中、妻は声を出すことを我慢できないまま痛みに耐えていた。
周囲がバタバタと準備を進める中、妻は分娩台の上で足を固定され、下半身は隠されることもなく丸見え状態だった。

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あおくん 2024/03/15 21:12

4.分娩室で行う互いの性器刺激と初めての立ち会い出産【女友達に誘われたエッチな行為の行方】

今、俺は予想外の場面に立ち合っている。
子どもが産まれるというのは、こんなにも緊張する空気であり、そしてエロティックなのだと初めて知った。

「ふぅ、はんっ!ふぅ…はんっ!いきみたいっ!」
「まだ呼吸で逃しますよ。いきんじゃダメですからねー」
「ん……は、はぁぁぁぁぁあっ!」
「はい、いいですよ。ゆっくり息吐いて下さい」
「い、いぐぅぅうっ!ふぅぅぅんっ!」

鼻から吸って口から吐く、その呼吸を取り入れたソフロロジー分娩を推奨しているこの産院で、優奈は産まれたのだという。
いきみ逃しをしながらの陣痛は、男の俺には想像の出来ないものだ。

「お母さん、どこが痛いの?お腹さする?」
「お腹よりも…腰が痛いのよ。マッサージお願いしてもいい?」
「勿論だよ。この辺りで大丈夫?」
「うん、そこがいい」
「こう?」
「もっと強くして。ん……気持ちいい」

腰の痛みは赤ちゃんが降りてくると同時に、骨盤が開くことでの痛みらしい。
それでもこんなに長い時間、優奈の母親は十五年以上ぶりの分娩台で横にになり喘ぎ、腰を揉みほぐされながら我が子の誕生を待っていたのだ。

「痛いの来たわぁ!しっかりお願い!拓也くんもっ、できたら一緒にマッサージしてぇ〜!」
「あ、はい。俺はどうすれば…」
「お尻の穴を…思いっきり押してくれるかしら…」

息を絶え絶えに、いきみ逃しを続ける母親の指示通り、俺はお尻の穴を指で押した。

「握りこぶしで…」
「あっ、すみません!」
「痛ぁぁぁぁい!いきんじゃうー!」
「ご、ごめんなさい!痛かったですか?!」
「いいの、肛門はしっかり押してちょうだい」
「こ、こうですか?」
「そうよ…優奈もそのままマッサージしててね」

今度は四つん這いになり、腰を高く掲げながらお産の進みを促していた。
しかし、またすぐにいきみ始め、足をバタバタとさせる。

「ど、どうしたの!?お母さん!」
「産まれそう…今、一気に赤ちゃんが降りてきた感じがするの」
「ナースコール押すね!」

もういきみを我慢出来ず、身体が勝手にいきんでしまうらしく、その度に母親は腰を持ち上げた。

————————————

俺と優奈の初体験が済んで二ヶ月。
初々しい恋人同士、身体の関係も築きつつ仲を育んでいた。
あれから暇さえあればセックスばかりで、場所を探しては自室や夜の公園なんかでも俺らは求め合い繋がった。
優奈も、最初の頃に比べたら大分乱れるようになり、俺の背中は人に見せられないほど痛々しい状態なのだ。
お互いが気持ちよくなるための性技は日に日に上達していっていると自負している。
あの日、避妊具をつけぬまました行為の後、優奈は幸いにも妊娠することはなく生理を迎えた。
その間、当然のことながら俺はお預けをくらうことになり、性欲を持て余していた。
生理中はセックスが出来ないことで、優奈にお願いして扱いてもらい処理してもらったが、あれはあれで興奮したのだった。
そしてまさかの出来事が起きた。
優奈に弟か妹ができるというのだ。
あの日、優奈の両親と一緒の空間で身体を重ね、手取り足取り初めてのセックスを教わった。
体位のこと、膣口の場所、それからペニスの勃起サポートまでしてもらった。
優奈の両親は避妊具を着用していなかったし、年齢的にも充分妊娠する可能性が十分にあったのだが、本人たちは妊娠する事はないと口にしていた。
その結果がこれだ。

「お母さん、妊娠したんだ。最近寝込んでるのは風邪じゃなくて悪阻だ。父さんもビックリしたけど、授かった生命だからな。産むことに賛成したよ。」
「ウソでしょ?私、高校生だよ?」
「優奈が高校生でも、母さんは赤ちゃんを産める身体なんだよ。ピルは飲んでたはずなんだけどな…」

これまでも妊娠せず、生でのセックスと中出しをしていると口にしていた
優奈の両親がまさかの妊娠だ。
俺と優奈の方が妊娠してしまうような行為ばかりなのに、無性に恐怖を感じた。
放課後ドラッグストアで妊娠検査薬を購入し優奈に試させると、幸いにも俺たちの赤ちゃんはできていなかった。

「でも、これで分かっただろう?優奈と俺も赤ちゃんを作ることができるって」
「うん…なんか、赤ちゃん出来てたら良かったのにな」
「いや、俺たちはまだダメだよ…」

その夜、これから大きくなっていくのであろう優奈の母親のお腹について考えていると、俺も早く優奈との赤ちゃんが欲しくなってきた。

だがその反面、責任を取ることのできない年齢というのは制限が多く日常にさえ苛立ちを感じる。
「なぁ、優奈。これからは俺たち、コンドームはちゃんとしような」
「あの日からゴムなんて一回もしてないんだから。精子は外出ししてれば大丈夫よ」

この数ヶ月、俺も優奈も気持ちよくなるための技を学んできた。
だから、ゴムをしたって、これまでよりももっとお互いに気持ちよくなれるような気がしていた。

————————————

「赤ちゃん、降りてきてますよー!急に進みましたね。もういきんで大丈夫ですよ」
「はい…やっと出せるのね」

いきんでいいと言われ思いっきり、急に破水したらしい。
今、優奈の母親の股間でなにが起きているのか、俺は見てみたくて仕方ない。
目の前で喘ぐ女性が、将来優奈になるのかと思うと興奮し、その姿を一日でも早く迎えたいと思った。

「…パシャっ」
「破水しましたよ。これからどんどん陣痛も強くなりますけど、頑張りましょうね」

俺は興奮しながら頼まれた動画を撮り、その大声と喘ぎ、エロさにも感じる息遣いに興奮していた。
しかし、私は陣痛の波に耐えきれず叫び出す。

「あぁっ…痛ったい…っ、んぅうーーーっああああっ…!痛いわぁん!」
「お二人とも、赤ちゃんが出てくる瞬間見られますが、どうしますか?」
「お、俺も?」
「そうですよ。赤ちゃんが産まれてお兄さんになるんです。出産に立ち合えるなんて貴重な経験なんですよ」

助産師はどうやら俺と優奈を兄妹と思っているようで、何となく恥ずかしくなる。
母親は優奈に、赤ちゃんが出てくる瞬間を見て欲しいのか、苦しそうに何かを口にしていた。

「はぁ……はぁっ……ふぅ、おねがぁい…優奈、お母さんのお股…見てくれる?」
「うん、私もいつか拓也くんとの赤ちゃん産むんだもん。二人で是非見させてね」

俺たちは分娩台の足側へ移動し足の間を覗き込むと、ヒクヒクと動き愛液にも似た体液が垂れていた。

「それではいきみますよー」

その後、助産師は母親の股の間に手を入れる。

「ふんんっ!あぁぁぁぁぁっ……!痛いいぃぃいぃーーー!」
「ほら、もう少しですよー」
「はぁっはぁっ……っ、ああぁっ!もう無理ぃぃぃーーーーっ!!!」
「もう少しで出て来ますからね。もっとお股を頑張って開いて下さい」

助産師が母親の股を手で広げているのが見える。
そして、見えたのは割れ目だった。

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あおくん 2024/03/08 22:00

4.陣痛に喘ぐ彼女と興奮する勃起したペニスのその後【初産を迎える若夫婦の欲張りなバースプラン】

おっぱいマッサージの後、愛美は全裸のままで、大きなクッションにうつ伏せになりながら膣口をこちらに向けて痛みを逃していた。

「はい…痛いの来ますっ、あぁぁっ!来るよぉぉ……」
「良いわよ、大丈夫よ」

助産師が声をかけると、丸みを帯びたお尻を低くしながら左右に揺らし、俺は仙骨と呼ばれる箇所を押し付けるように掌でマッサージする。

「あぁっ!痛い、痛いぃぃ!」
「愛美さん、破水です!いよいよ始まるわよ!」

破水すると急激に陣痛が進むらしい。
助産師は手際よく内診し、愛美の股間を時間をかけてじっくりと状態を確認している。

「痛いよぉぉ……っ!」
「痛いの強くなったね。お風呂入ろうか?動ける?」
「待って…今痛いの来てるから…」

その陣痛を逃した後、姿勢を起こし立ち上がると、俺は身体を支えてお湯が張られたプールへと歩く。
すると、何とここで愛美は息み始めたのだ。

「ちょっとこのまま内診ごめんね!」

愛美の変化を察した助産師は、立った体勢のまま股に指を挿入し、子宮口を確認する。

「いきみたくなってきた?」
「はいっ…」
「そうだよね、勝手に力入っちゃうね。でもまだ我慢して、いきんで大丈夫になったらちゃんと伝えるからね」

愛美は既に息みたくて仕方がない様子で、内診を続ける助産師の腕をしっかりと掴み、いきみたい感覚を必死に耐えていた。

「もう温かいから入って大丈夫よ」
「あぁ…気持ちいい…」

プールに入った愛美はリラックスした表情を浮かべ、中で両足を広げた。

「お父さんもシャワー浴びて、一緒に入っていいわよ?」
「でも水着ないんで…」
「一緒に裸のままでいいじゃないの?」

その言葉に遠慮なくそうさせて貰うことにした。
助産師に俺の全裸を見られる事は抵抗があったが、愛する愛美のためだ。
俺はシャワーを浴びると、一緒にプールの中へと入った。
乳首はビンビンに勃ち、俺の股間も天を仰ぐ。

「愛美、頑張ってるな。ありがとう…リラックス出来てる?」
「うん、気持ちいいよ。凄く温かくて…それより、おちんちん、勃ってるの?」
「ああ、ごめん。でも、愛美の裸を見てたら、どうしても……な」
「もう、変態だね…」

そう言って笑ってくれる愛美は天使の様だ。

「もうすぐ赤ちゃん生まれるのに、こんなに勃っちゃってごめんな。でも、今は愛美のことを物凄く大事に思ってるよ」
「うん、ありがとう」

その言葉が合図となった。
俺たちはゆっくりと唇を重ねていった。
舌を絡ませ合いながら、お互いの乳房を激しく揉み合うと、そのまま俺は愛美の乳首を口に含み吸ったり舐めたりした。
その度に愛美は甘い吐息を漏らす。
やがて下半身へ手を伸ばしていくと、既にそこは洪水状態でヒダが開ききっていた。
そこに指を差し込むと、中は熱を帯びていて柔らかい。

「はぁんっ!だめぇ~変な声でちゃうよぉ、そこ弱いんだからぁ!」

愛美の声が耳に心地いい。
そこで俺は愛美の乳首を舌で転がしながら、もう片方の手でクリトリスを剥いて攻め立てた。
するとその直後、大きな声で啼くと激しく身体を痙攣させ始めた。
どうやら達してしまったらしい。
そんな姿を見て、俺の中で何かが弾け飛んだ。
そのまま水中で愛美を四つん這いにすると、後ろから挿入する。

「あぁんっ!!すごぉ~い!奥まで当たってるぅ!おちんちんで、赤ちゃんの頭触れてる?」
「奥で何かが当たってるよ。これが頭なのかな」

愛美の膣は熱くうねりながら俺のモノに絡みついて来て、その快感に耐えきれず一気に最奥まで貫いた。

「痛ぁい!ひゃうんっ!そんな…いきなり激しすぎるよぉぉ!」
「赤ちゃんもみんなで気持ち良くなれて、俺…幸せだよ」

パンッという音が響き渡ると同時に、愛美の大きなお尻が波打つように揺れ動く。
そう耳元で囁くと、今度はゆっくりとしたストロークで動かし始めた。
最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げていく。
やがてパンッという音から、グチュグチュといった水音へと変化していくと、その音に合わせて愛美の声も大きくなっていく。

「あんっ!あぁっ!いいっ!すごくいいのぉっ!」

もう絶頂が近いのだろう、膣内がキュッと締まり始めているのが分かった。
それに合わせてピストン運動を加速させていくと、愛美が絶頂を迎えると同時に俺も果てた。
お互いに肩で息をしていると、助産師さんが再び現れて俺たちに声をかけた。

「これだけ激しくセックスしたんだもの。いい刺激になったはずよ」

プールの中で向かい合わせに浸かりながら、俺は愛美のお腹に手を当てる。
そしてそのまま恥骨を上から下へ押してやった。
助産師が内診を再開させると、先程までと違い大きな呼吸を繰り返すようになった。

「お父さん、ごめんね。内診するわ」

俺は愛美の背後に周り、自分の前に抱く体勢へと変えると、そのまま両手に乳房を包み込む。
助産師が水中に腕を突っ込み、膣口に指を入れた。

「あ゛ぁぁーー!ゔぁー!痛ぁぁぁぁぁい!」
「大丈夫、大丈夫だよ!しっかり息吐いて!」

今までにないくらいの大きな声を上げると、両手で俺の腕を掴み、爪を食い込ませてきた。
呼吸を止めたり乱したりしながら痛みに耐えて、俺もその体を支えるのに必死だ。

「もういきんで大丈夫よ!」

助産師の声の直後から、愛美は一際大きな叫び声を上げながら息を大きく吸い、いきんだ。

「ゔんーー!痛いぃぃーーーっ!あたまっ!お股がっ、避けちゃうぅぅ!」
「もっと長くいきむの!赤ちゃんが出てくるの、もうすぐだよ!」
「あーーっ!あぁぁーーっ!!」

愛美の叫び声がどんどんと大きくなり、俺もその苦しみにつられて叫んだ。
そしてようやくその時が来た。

「頭出てきましたよー!」
「あっあっ、ん゛っ!うぁぁっ、ん!!」

泣き声とも叫び声ともとれるような叫び声をあげながら、愛美は最後の力を振り絞っていきみきった。
それと同時に、彼女の股間から赤ちゃんが顔を覗かせる。
愛美は朦朧とした意識の中で、自分の股を手で触っていた。

【 陣痛プラン1100 】プラン以上限定 支援額:1,100円

4話のラストまでお読みいただけます。

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