ファン作品【カミマイ】妄想6より『湯上りの蜜』

続きを書き進めているのですが
なんか…普通に、普通のBLになりつつあるカミマイです@@

関係ないですが、
カミマイが所属するマチルダ騎士団の組織図が昔から頭の中にあるのですが
自分の中の赤青(カミマイ)の団には『副団長』という役職がないのですね

他の方の作品には普通に当たり前に『副団長』が登場するのですが
うちの騎士団では騎士団長一人に権限が集約されていて
あとは補佐とか部隊長とか相談役(いないかも)とかになるのかなぁ…
という感じに副団長がいない組織になっています

なぜなのかについては、
・団長の権限が強い
・副団長と癒着させない
・副団長一人に責任を負わせない
・団長に何かあったら補佐集団で相談して一時的な代行を決める
・団長が暴走したら、補佐集団みんなで止める←真の目的!
…そんな効率が、青騎士団にはあるのかなと思います

赤騎士団については専門的な仕事が多いので
青騎士団とは異なる編成で、
白騎士団についても違います
三つに分かれた騎士団に上下関係はあるものの、それぞれが独立している感じ

なんで違うのかについては、個別の得意分野があるためと
色んな過去の事件を経て、上から言われたり
上に文句を言われないように作った結果なのかなと思います
もちろん、効率も視野に入れていますが
団長の権限が強い、というのがうちのマチルダ騎士団です^^;
とはいえ、ワンマンではやっていけないので、
騎士団長は大変な役職だと勝手に思っています…

…ということで、今日の更新分の
日記ブログで記事として掲載しているページはこちらになります…!

★★★

ファン作品【カミマイ】妄想より
カミュー×マイクロトフ


(イラストは水堂とらくの個人HPより。2002.08.23掲載)

湯上りの蜜

水堂とらくファン作品・空の民草の民シリーズより


幻想水滸伝2【カミマイ】妄想6

カミュー×マイクロトフ

湯上りの蜜




ロックアックスでの風呂と言えば、サウナが常識だ

蒸気で全身を温めて血行の促進を促し、身体の内外を同時に整える

個人の邸宅にはそれほど大掛かりなものはないが、街には男性専用の大衆浴場が幾つか点在するほど市民にとってはメジャーな代物で、騎士団内でも各部署に詰める騎士専用の大浴場が備わっていた

特にマチルダ騎士団で最大の団員数を誇る青騎士団の詰め所では、入れ替わり立ち替わり、芋洗い状態で騎士たちが汗を流す光景も珍しくない

もし仮にマチルダ騎士団をスポーツが盛んな学園に例えるならば

青騎士団は体育会系の部員たち

赤騎士はそれ以外の学術的、芸術的、工学的な趣味が犇めく文科系

白騎士は彼らを取り仕切る執行部

…という具合になるだろう


市民の間で騎士団の色の違いと役割については漠然としか把握されていないが、かなり細部まで各々の長短に見合う役割が決められていた


そしてその運動部の猛者たちで溢れかえるイメージのある青騎士団は、団長であるマイクロトフを中心に、やはり体育会系のノリで結束をしていた

水を被った熱された石から水蒸気が勢いよく立ちのぼり、湯気が彼らの体全体を覆う大きな浴場で、団長を中心に、男同士、裸での打ち合わせに余念がなかった

本来であれば政務室の長い机の前で点呼を行ってから確認作業行うのだが、演習から帰った者や砦の任から帰還した者の慰労を兼ねて、ここで報告会を開きたいというマイクロトフ立っての望みを聞き入れた形になる

青騎士団ではそれが半ば慣例化していたので、全員が長いタオルを腰に巻いた上半身裸の恰好で、上下の別なくマイクロトフを囲むように、突き出した岩のようなものを椅子に見立てて腰掛けている

所謂裸の付き合いで、酒が絡まない分、蒸し暑さに耐性があれば誰もが快適に議事を進められる環境だった

無論、その間も夜の勤務を終えた担当騎士がサウナに出入りを繰り返す

水分の補給をしかと各自で確保させ、マイクロトフは居並ぶ部下たちの話に耳を傾けた・・・


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