ファン作品【カミマイ】妄想8より『黒の悋気』
すみませんが、すごく、つづく…かも…!
気長にお付き合いください…!
必ず完成させる、それだけを目標にして書き進めてまいります…!
元ネタを知らない方も、じゃんじゃん読んでいただけると嬉しいです!
本文のテキストは、日記ブログのこちらの記事でも
読むことができます…!
(組織図の詳細についても日記ブログではちょこっと深堀りして語っております)
★★★
ファン作品【カミマイ】妄想より
カミュー×マイクロトフ
(イラストは水堂とらくの個人HPより。2002.08.23掲載)
黒の悋気
水堂とらくファン作品・空の民草の民シリーズより
幻想水滸伝2【カミマイ】妄想8
カミュー×マイクロトフ
黒の悋気
側近の一人から入った情報に、カミューはわずかに表情を曇らせた
白騎士団長を務めるゴルドーが、マチルダ騎士団領の外部の人間と接触している節があると
ゴルドーなる男は見るからに野心家で、人柄を能く見抜く術に長けたカミューなどからすると、人の上に立たせて安心できるタイプではない
かと言って家柄も実力も、勲章の数も功績も文句のつけようがなかった
カミューはロックアックスの人間ではない
だからこそ深入りはしないようにしていたが、マチルダそのものに愛着を感じていないわけではなかった
上の連中はともかく、人材に恵まれ、若い騎士たちには故郷の者達とはまた違ったパワーがあると痛感している
特に青の騎士団などはその代表格で、赤騎士よりも平均年齢が低い
青騎士の執行部は団長の代変わりとともに都度解散し、再編成の際には先任の者は選ばれない
若返りを常に意識して作られているせいだろう
赤騎士であればカミューより年配の者は多く在籍しているが、青騎士の中で年長者と言ってもマイクロトフより十くらい上がいるかどうかが関の山だ
このまま行けばマイクロトフはカミューよりも先に騎士を辞めてしまいそうだが、それゆえ日々精力的に務めることができるのかもしれない
マイクロトフが騎士でなくなったら、自分はどうするのだろう
当たり前の答が用意されているだけだ
カミューはそっと秀麗な眼を細めた・・・
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