ゲームオーバーシーンのモックアップ

今回が今年最後の記事になると思われるので、新UIを含めた今作のゲームオーバーシーンを形のモックアップを作成していました。

モックアップとは、今回の新しい要素であるキャラクターグラフィック差し替え機能や、テキスト表示、ワイプ表示などを実際に近い形で配置・動かしてみて、細かい部分を決めていったり、足りない部分を明らかにするための「模型」です。

見た目は実際にゲームに近いですが、まだ機能として動いているわけではありませんのでご了承ください。

モックアップ用のエネミー

先週挙げたゲームオーバーシーンのためのエネミー案の中から敵ドットを作ってみました。

デブ村人

前作の廃村ステージにいた寄生村人のバリエーションというイメージです。
寄生村人の多くは、寄生した人間の記憶を元に一応人間に近い行動が行えますが、この大型の寄生村人は人間らしさはほぼ失われたモンスターというイメージです。

ゲームオーバーシーンで大量の精液をUIに表示してみる目的で用意しました。

キノコ人間

キノコの敵は前作にもいましたが、こちらはベースは人間で、人間を苗床にキノコや植物が生えているというイメージです。

こちらは種や胞子が体内で繁殖する様子をUIに表示するために作成しました。

UIの構築

これを行うことでUnity上でアニメーション等を使ってモックアップを作れるようになります。

ゲームオーバーシーンのモックアップ

モックアップ用の敵は、とりあえずやられた時の立ち絵に以前作成したものを使えそうな「デブ村人」を使って作成しました。

項目に分けて解説します。

立ち絵

ゲームオーバーシーン用の立ち絵です。
攻撃を受けた際など、簡単ではありますがシェイクさせてみようかと思っています。

今回のために両手を上げて縛られている絵や、目を閉じた絵を追加しました。

ワイプ

リーリアの体内のイメージ図です。
今回のGIFではアニメーションに合わせて精液が表示されていますが、魔力の穢れや、精神支配などの目に見えない表現にも使いたいと思っています。

シチュエーションテキスト

状態異常発生時ややられた時などに表示するテキストですが、今回はアニメーションにあわせて３回表示させてみました。（現在は文章が下に追加されるように見えますが、上に追加されるようにしたいです）

以上が今回新しく構築した要素です。
モックアップ第一号ということもあり一つ一つの出来は粗いですが、大まかな動きはイメージして頂けるのではないかと思っています。

こちらとしても実装のための道筋や、もっとこうしたいという部分など色々と見えてきました。

おわりに

冒頭で述べたように、おそらく今回が今年で最後の記事になるかと思いますので、遅くなってしまいましたがなんとかモックアップを作成した次第です。

今後はこれを元にもっとブラッシュアップし、細かいところを詰めて、さらに本格的な実装に入っていけたらと思っています。

年内中は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。