今年の方針と動作確認版について
あけましておめでとうございます。
今回は今年初の記事となる節目ですし、初めて見に来られた方のためにも、改めて作品についてやci-enでの活動方針などをまとめて、今年の目標としたいと思います。
開発中の次回作に関するまとめ
シスターとなってしぬアクションゲーム、シニシスタの2作目を開発中です。
テーマ
次回作も土台となるテーマは変わりません。
往年のドット製ゲームで、敗北した際に想像したようなゲームオーバーの先を描写し、恐ろしい存在に襲われる絶望感や、死(破滅)への憧れ、そして被虐的な官能を表現することを目指しています。
コンセプト
今作のコンセプトは、状況説明と拡張です。
↑ゲームオーバーシーンのモックアップ
ワイプとテキストによる状況説明
今作は自分が操作した結果、自分(主人公)がどのような状況に陥ったかを、アクションの邪魔にならない範囲で、より詳細に伝えられればと考えています。
それに関する今作からの主な追加要素としてはワイプとテキストがあります。
前作もあった立ち絵に加えて、主人公の胎内の様子や魔力の穢れなど、立ち絵だけでは伝えにくい内部表現を担うワイプやテキストによる状況説明を加えます。
画像差し替え機能
前作もアップデートによって新衣装が追加されたりしましたが、今作は画像の差し替え機能の開発や、パーツアニメーションの要領で画像をある程度共通化することにより、前作よりも簡単に主人公の画像を差し替えられるようにします。
↑タイツのあり・なし
これによって、主人公の衣装変更などバリエーションを増やしたり、後からアップデートによって追加がしやすくなります。
また画像を外部から取り込む機能の実装も目指していて、実現すればユーザーが主人公のビジュアルを好みに書き換えたり、生活を犠牲にするくらい頑張れば別なキャラに変えてしまうということもできると思います。
ゲームの流れ
今作も基本的な流れは前作と変わらず、拠点からステージを選択し、敵と戦ってやられて復活してクリアしてまた拠点に帰ってくるという形になります。
ただ今作はステージに赴く際に「ミッション」を選択するような形になり、ミッションが変わると同じステージでもエネミーが変わったりなどの違いをつける予定です。
↑肉を食らうゾンビと、体液(魔力)を啜るグール
前述の拡張性の話に繋がりますが、既存の敵のバリエーション違いであったり、新規の敵やボスを出したい時に、作るのが大変なステージを再利用しつつ新たなミッションを作成することで、色々な敵とシチュエーションを出していけたらと思っています。
やられシチュエーション
レ○プ・捕食・丸呑み・異形化・吸収・磔・処刑・洗脳・石化・苗床・産卵・出産などなど、基本的には暗く救いのないやられシチュエーションにはなりますが、今回の主人公は魔法タイプのキャラなので、前作よりも魔力を使ったエナジードレインなどのシチュエーションと、前述のワイプを活用した状態異常を与えられるような展開の割合が増えると思われます。
(ゲームオーバーシーン→状態異常を受けて脱出、のような感じ)
やられの総量は前作よりも多くなる予定です。
以上、次回作の大まかなまとめでした。
ci-enでの活動方針について
今年も毎週日曜日17:00ごろ進捗記事を更新していく予定です。
記事のためにゲームを開発しているわけではないので毎週必ず絵的な進捗があるわけではありませんが、ならべく記事を出すタイミングに間に合わせようとお尻を叩くことにもなりますし、記事を通して頂くいいねや労いのお言葉・感想は、単純に励みになっています。
他にも好みのシチュエーションを書いたコメントなんかも、人それぞれのこだわりポイントを感じられて面白く読ませて頂いています。
例えそうして頂いたコメントが結果的に自分の性癖やゲームの方向性とは違ったとしても、それを通じて自分が何を重視しているか再確認できますし、無駄なやりとりはほとんどないと思っています。
長いゲーム開発になりますので、進捗はならべく欠かさずご報告していくつもりです。
今年もお付き合い頂ければ幸いです。
今後の予定-動作確認版の目標
昨年は主にアイデアを出したり、そのサンプルを作ったり、また開発のためのツールを導入したりなど下地を固めるような作業が多かったですが、今年はより具体的なゲームとしての実装に入ってきます。
先日作成したUIやゲームオーバーシーンのモックアップは調整を行い、実装のための仕様を作成しました。
また、エンジニアのみーくんの方では、次回作をゲームとしてビルドできるようにしました。
ざっくりとですがマイルストーンが見えてきましたので、最初の動作確認版をご支援の特典として、今年の3月に公開することを目標に設定します。
これは名前の通り「動作確認」が主な目的で、動作が重くないか、各機能は動作するかなどを確かめるためのものです。
多くのやられシーンが入るわけではありませんので、ご了承ください。
おまけ
特に脈絡はないですが、お正月は休みつつ石化の表現を模索していましたので成果物をアップします。
先日ご紹介した植物人間のやられでも立ち絵が必要で、その作業の副産物という感じです。
今回は以上です。
それではまた。