新ゲームオーバーシーン関連の実装と、「拠点」を具体的にしていく。ラビアン抱き枕の発売。
先週、5月最後の記事で動作確認版の更新を行い、状態異常の基本的な仕組みが完成したため、今月からは本格的にゲームオーバーシーンに関する仕組みを作っていきます。
ゲームオーバーシーンとは、やられた際に専用のやられイベントシーンに移行する演出のことを指します。
新ゲームオーバーシーンシステムの実装
中ボス的な大型エネミー「エネヌトマザー」のゲームオーバーシーン作成に関連する、様々な機能の開発をしていきます。
やること
これを作るための機能として、例えば以下のようなものがあります。
・敵の攻撃にやられた際のシーン移行フラグの設定・編集機能
・ゲームオーバーシーン用のトランジション(画面遷移)演出
・暗転、明転、フラッシュ、シェイクなど画面演出の制御
・キャラ操作中とは別の演出用カメラの制御
・アニメーション中の状態異常付与
・アニメーション中のワイプUIの制御
・スキップ機能
などなど
ゲームオーバーシーンを1つ作るだけではなく、前作力技でやってしまっていたものを作成・編集しやすくし、今作からの新機能の状態異常系の制御や、3D空間での演出や制御など、今後のゲームオーバーシーン量産のためのシステムを整えることが今月の目的ということになります。
ゲームオーバー以外にもめちゃくちゃ使うシステム
薄々気づいてはいましたが、これらの機能はゲームオーバーシーン以外にも使う機能ばかりで、もちろんゲームオーバーシーンの実装は目的の一つですが、タスクとしてはもはや「ステージ上における、バトル関連以外の機能全般」と言ってしまって良いかもしれません。
機能の種類が多いため、きれいに今月中までに終わらない可能性もあると思います。
拠点・マップの開発
上記ゲームオーバーシーンに関する仕様や要件は今週で大体作成できたので、具体的な実装はエンジニアのみーくんに進めてもらいつつ、ねんないはその次に必要になる「拠点・マップ」に関する作業を先行して行っていきます。
ラフと大まかな機能
ドットや3Dとして作り込んでいく前に、拠点のラフを作成し、機能をまとめました。
◆内装
ゲーム開始時やステージを終えた時は基本的にこの拠点に戻ってきます。
古く小さい修道院で、戦う以外の仕事をシスターのハーニャが行っており、マップを開きステージ選択をしたり、依頼をまとめミッションとして表示したり、今まで戦った敵を記録するギャラリー的な機能も拠点のハーニャを通して行います。(お祈りや鞭打ちをしてストレスを減らしたりはしません)
◆内装、治療エリア
さらに奥に、状態異常の治療をハーニャに行ってもらう治療エリアがあります。
特定の状態異常の治療には簡単なイベントやアニメーションを入れたいと思っています。
(ヒルに吸わせる、口で吸ってもらう、など)
◆外観
半ば朽ちている修道院の外観です。
魔法の試し打ちを行うことができます。
また、新しい魔法の杖を手に入れた際、それを安置しておく祭壇のようなものを置いてそこで武器を切り変えたりしてはどうかと思っています。
(前作の拠点にあった剣のような機能)
建物の中に加えて外も作るのは大変ですが、拠点が襲われるイベントなんかを何個か作れたらいいなと思っているので、優先度は今のところ高くはないですが、拠点の外のエリアも作っていきたいです。
◆マップ
マップは以前作ったサンプルがあるので、これを拡張していきます。
今の段階でマップの全体を作るのは難しいので、今ある墓場と、拠点の選択ができればとりあえずよしとします。
以上、現状のこれらの開発目的は「ステージ・拠点・マップ」というゲームの基本的な流れを確立させることですが、上記の画面はいずれもゲーム中特によく見ることにになるシーンなので、ビジュアル的にも今からある程度形にしていきたいところです。
「ラビアン」抱き枕の販売
先々週にお伝えした、前作の主人公「ラビアン」の抱き枕カバーがようやくできました。
詳細は下記Boothのページをご覧ください。
https://uu-uu.booth.pm/items/3910368
◆イラスト:真冬(感電少女注意報)
もともとコミケ用に進めていたグッズの一つでしたが、コロナがあり、またイラストレーターさんの交代があり、ようやく今日Boothにてお出しすることができた次第です。
タイミングを逃し続けて、既に次回作の開発中ではありますが、よろしければ最初のシスターもよろしくお願い致します。
今週は以上です。
それではまた。