セーブポイントと町
今週も進捗をご報告していきます。
新機能とデザインのこと
セーブポイントのデザイン
前回の記事でお伝えした通りセーブ機能の制作が始まり、まずセーブポイントのデザインを作成しました。
赤子を抱える女神像をセーブポイントとしています。
余談ですが、女神像をセーブポイントにしたのは聖剣伝説3のセーブポイントに影響されているところが大きいように思います。
聖剣3の終盤では女神像の首と腕がもぎ取られていて、良い雰囲気を出していますよね。
ゲーム的にはどんな危険なダンジョンでも安全な場所を用意しなければならないという部分でシステムと世界設定との間にどうしても乖離が生じてしまいますが、どちらかというとシステム側の住人だったセーブポイントの女神像すら完全ではないとはいえ破壊されていることで「システム側であっても安全ではいられない」というメッセージになり、その場所の危険さがより強く感じられるようになっているところが好きです。
セーブポイントの機能
ここでは手動セーブの他に、HP・MPの回復と、ファストトラベル先のポイント、そしてプレイヤーキャラクターの強化を行えるようにする予定です。
細かい機能とUIは現在作成中です。
それが済んだらエンジニアのみーくんにバトンタッチしていきます。
町を作っています
修道院から出てすぐにある、拠点の町をちょくちょく作っています。
今週は廃墟ではない、人が住んでる小さい民家などを作りました。
なお今回は廃墟の時よりもバージョンアップして、家の中や側面など奥行きがあります。(アニメーションgifではちょっとわかりづらいかもしれませんが)
ここでは以前ご紹介したような村人が住んでおり、身も蓋もない言い方をすれば彼らは様々なイベントを発生させるための依頼人や犠牲者となります。
もちろん、ゲーム的なヒントなんかを言ってくれる村人もいるかとは思います。
町はデザイン的にもシステム的にもボリュームのあるかなり入り組んだシーンとなることが予想されるので、隙間の時間なんかを使って少しずつ進めていけたらと思います。
実装のこと
エンジニアのみーくん(コロナにかかって治った)の方では、ギャラリーの開発者モードが実装されました。
開発者モードでは、アニメーションのスロー再生・一時停止、また表示されている画像のファイル名を表示することが可能になります。
現在は今までの不具合対応と、音量設定など設定画面の残りの実装にあたっているところです。
今回は以上です。
セーブポイントまわりは、単にセーブ/ロードの機能に加えて、ファストトラベル、回復や強化など、かなり実際のゲームのフローに関する機能が多いため、これが出来たらより作品としてまとまってくるのではないかと思います。
がんばります。
それではまた。