友情なんかじゃいられない
焼ける砂と隠せないときめき
白い砂浜に臨む、木造の簡素な海の家。波音と蝉の声が混じるその空間で、女子大生の結乃は今日も汗を滲ませながら焼きそばの鉄板に向かっていた。高く昇った太陽が容赦なく照りつけ、じゅうじゅうと油の弾ける音が、彼女の意識を遠くへと溶かしていく。
結乃と沙帆は、大学のサークル仲間であり、何でも話せる親密な親友同士だった。この夏、ふたりは一緒にこの海の家で住み込みのバイトをしている。お揃いの水着姿にエプロンを結び、照りつける日差しの下で立ち働く姿は、観光客たちの目を引かずにはいられない。
競泳タイプのビキニは、それぞれの体つきをくっきりと浮かび上がらせる。腰に巻いたエプロンの裾が風に揺れるたび、潮気と日焼け止めの香りに混じって、むわりと肌を伝う熱がふたりの体を湿らせていく。
動くたびに、結乃の胸元が揺れる。水着越しでもはっきりとわかる張りのある乳房が、鉄板を囲むたびに小さく弾んでいた。沙帆の谷間もまた、エプロンの隙間から覗いては、ふとした視線を誘っていた。
時折、沙帆がいたずらっぽく後ろから結乃に抱きつき、エプロンの下のヒップを撫でる。結乃も負けじと、沙帆の胸元に手を差し入れて軽く揉み返す──それはふたりにとってごく自然なじゃれ合いで、他人には見せられない秘密の遊びでもあった。
昼過ぎ、ようやく客足が引いた頃、ふたりは連れ立って海の家の裏手にあるシャワー室へ向かった。簡素な木の扉を閉めると、そこには外とは違う静かな熱気がこもっていた。
水着を脱ぎながら、沙帆がすぐに結乃の乳房へと手を伸ばした。「ね、今日もパンパン。ちょっと揉ませて?」
結乃はわざとらしくため息をつきながらも、肩を預けるように沙帆に身を寄せる。「ほんと、バイト終わるたび触ってくるよね……」
水が滴る肌の上を、沙帆の指がなぞる。乳首が次第に硬く尖っていくのを感じながら、結乃は笑みをこぼす。「……沙帆、ほんと変態」
その指は胸から脇腹、そしてなだらかな下腹部へと滑り、クリトリスのあたりをそっと撫でてくる。
結乃も沙帆の身体に手を伸ばし、ぷるんとした乳房を両手で包み込む。乳輪に親指を滑らせながら、ふたりの唇がそっと重なった。キスが深くなるにつれ、互いの指先は膣の入口をなぞり合い、熱を宿した吐息がシャワー音に紛れて空間を濡らしていく。
「っ……ん、結乃……そこ、やば……っ」
「……ん、だめ……だって……お仕事中、でしょ……」
言葉と裏腹に、結乃の指は止まらなかった。互いの奥をやさしく探り合いながら、逝きそうになる感覚を、唇で塞ぐようにキスを交わし続けた。
濡れた肌が触れ合うたび、張りつめた快感が波のように寄せては返す。
やがて、ゆっくりとシャワーを止めた沙帆が微笑んで言った。「午後も、がんばろっか……」
結乃は濡れた髪を掻き上げながら、視線を遠くに投げた。その先にあるのは、海。けれど胸の内にあったのは、いまだ鎮まらぬ火照りの残響だった。
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