決めろ、ギラギラオルク肌! スピアヘッドだけで遊ぶのも一興
水曜日更新、頑張っていきますよ! 雪城あさぎです。
今週は相変わらずフォロワーさんに向けてカラースキームを紹介しつつ、誰でも読める記事はAoSの構築済みスターター「スピアヘッド」で遊ぶことの楽しさを話しましょう。
今回の内容
- 全体公開:ほぼスピアヘッドで遊んで1年
- フォロワーさん公開:グリーンスキンをカッコよく塗るのって楽しいよ?
ほぼスピアヘッドしか遊んでない、AoS
こんなにウォーハンマーAoSコレクションしといて!? と思われるでしょうが、2024年7月にルールが改定されてから1回しか1000pt戦で遊んでない気がする。一方でスピアヘッド戦は月に1回、そのなかで毎回2~3戦しているので、30回は多分遊んでいるということになるはず。火曜日も遊んできましたし。
実際に遊んだグルームスパイト・ギットのスピアヘッド。5時間くらいで組めました
スピアヘッド、構築済みスターターデッキなので遊びやすいんですよ。合意さえ取れば情景モデルもミニチュアも生プラでいいんです。対戦相手に合意してもらってください。とにかく組んで遊んでほしい!
コレクションが好きなら組んで塗って資料を読むだけでもいいし、とにかくゲームがしたいならお相手に「生プラ、お許しください!」って一声掛ければだいたいの趣味人は快諾してくれますよ。AoSは4版になってルールがすっきりしたので、武器や装備も好きな造形を選べばだいたいどうにかなります。もういっそ武器で悩んでるならそこだけ両面テープでくっつけてもいいですよ!
実際スピアヘッドだけ遊ぶならどんだけお金かかるの? といわれると、こうなります。
スピアヘッドで遊ぶのに必要なもの
- スピアヘッド本体:2万円前後
- スピアヘッドゲーミングパック:9400円(炎と翡翠パック、次弾の砂塵と骨の価格は不明)
- ダイス20個くらい:12mmダイス20個で1730円(公式で売ってる!)
- mvメジャー:1430円(偶然1インチと同じ1mvという単位の巻き尺です)
- ニッパー:3000円くらいほしい……
強く握らないことを前提として、細かい造形が多いので細身で細かいところに入りやすい刃がいいです。ニッパー握ったことがないなら、ゴッドハンドの片刃ニッパーST(3080円)とかいかがでしょう - 接着剤:タミヤの白いやつと黄緑色のやつを強くおすすめ
白いやつは強力に接着でき、黄緑色は合わせ目に流れ込んでぴったりくっつきます。2本を使い分けると楽しい
スピアヘッドを塗るのに必要なもの
- 筆:1本500円以上かけると使いやすいものに当たりやすい
デカい部分を塗る、ちっちゃい部分を塗る、もっとちっちゃい部分を塗る、で3本見繕うとよいです
悩んだら文盛堂のハイセーブルシリーズで平筆、丸筆、細い丸筆を選ぶといいかも。私はそこを通ってファレホ筆に行った - シタデルカラー任意の数:1本580円、720円、980円のいずれか
実店舗ストアだと10本買うと最も高い1本が無料になる。取りあえず「塗るのを体験してみたい」なら通常カラーで5色、シェイドで1~2色、メタリックでレッドベルチャーやリトリビューター・アーマー、ベースデコレーション用に「テクニカル」って呼ばれているやつを1本。これでだいたい10本、テクニカルかシェイド980円が1本無料になって6000円ちょっと? - 水をためるポット:公式で買うなら1530円、なんか適当なマグカップや空き瓶とかでもいい
公式が売っているポットは底面に筆を洗う山があったり、水を落とすナミナミがあったり、筆を細くする溝があるのでマジで使いやすいです。余裕があれば買ってほしい - 任意のパレット:紙パレット買ってもいいし、思い切ってウォーターパレット作ってもいいです
ウォーターパレット作ってる記事はこちら。アクリル絵の具を乗せるためのプラパレットなんかも使ってましたね - ペーパータオル:200×3パックで600円くらい
私が使っているのはスコッティのペーパーふきん サッとサッと 200組。押しつけるように水を吸わせましょう
みんなに遊んでほしいからいくらでも紹介します。確かにお金が掛かる趣味ですが、気に入ったらやってみて。
スピアヘッドだけ遊んで何が楽しいの?
と思う方には、そのうち企画動画を出すのでそれをお楽しみに。1000pt、2000ptを見据えるのなら「アーミーの動かし方がだいたい分かる」ということがあるんですが、スピアヘッドだけ遊んでも満足感が高い理由は「比較的バランスが高いレベルで取れている」に尽きます。アーミーごとのバランスは割とピーキーですが、スピアヘッドのルールを組み合わせた状態だと勝利点も伯仲しやすく、十分にバランスが取れていると感じます。
遊んでいるボードの面に応じて勝利点で負けているプレイヤーに利する効果を選べるシステムや、追加の勝利点を獲得できるシステムがゲームを白熱しやすくしていて、勝利点で負けているプレイヤー向けのシステムはコンバットパトロールで先行していた40Kにマッチプレイで逆輸入されたほど。
一方のユニットが殴り負けていても、点取り役のユニットが生きていて勝利点を取れる、といった行動ができるのも面白いところ。ウォーハンマーが殴り合うゲームではなく、目標を追いかけて勝利点を争うゲームだということが分かります。AoSは殴り合っているユニットが退却するときにダメージを負うリスクがあるものの、最終的に勝利点を取れば勝てるんです。
各スピアヘッド所感
- アイアンジョウ
ウォークランの現行スピアヘッド。ジェネラルのメガボスが強力なので強く出ることも求められるが、前に出る以上に手下を強化するために生き残らなければいけない。レイジャーやメガボス、3Rから出てくるブルートの打点が大きいので攻撃回数をうまく増やしつつクレバーに立ち回る必要がある。アタマの筋肉が必要 - グルームスパイト・ギット(旧版)
4月23日現在まだ販売しているスピアヘッドだが、いつ販売終了するか分からない。突撃を受けた状態ならスタッバ越しにトロゴスが殴ることも可能で、射撃はオマケだが当たるとデカい。必要に応じてスクイッグホッパーを全力移動させて致命ダメージを撒いたり、スクイッグに噛みつかせて数の多いユニットを散らすアーミー。ただしスクイッグホッパーはペラペラ紙装甲なので適度に逃がしつつ、スタッバやトロゴスが壁になるように立ち回る。全体的に移動力が中の上くらいある - ナイトホーント(相手として)
全ユニット飛行持ちで、あらゆる移動行為に「こちらのユニットを飛び越える」がついて回る。突撃でやられると囲んでポンされる。しかも加護6でダメージをある程度無効化できるのも強い。ただし体力が低く、しっかり各個撃破を意識できないとユニットの兵数差で負けやすい。全ユニットクリティカル自動ウーンズ、加護6+、飛行で攻撃偏重なイメージ - ナーグル
全ユニット加護5+でブライトキング、パスゴイルの防御が高い。D3回復アビリティ収録、近接戦闘中の敵ユニットに致命ダメージと、生き残って殴るアーミー。スクリヴナーのアビリティでプレーグベアラーに対して、貫通持ちには防御を高め、数が多い敵には攻撃回数を増やす柔軟な戦い方が可能。しかもプレーグベアラーはクリティカル致命持ちなので、うかつに殴ると致命ダメージがモリモリ飛んでくる - ソウルブライト(旧版)
防御高めなアーミー(アイアンジョウとか、ストームキャストとか)に対してジェネラルが全体攻撃で致命ダメージを撒けるのが強い。スケルトンが脆いかとおもいきや、加護6+に加えてダメージ点数ぶんD6を振って復帰できる。ブラッドナイトは突撃+1ダメージを持っているので、うまく突撃を避けないと強力な攻撃が飛んでくるのも面白い。
こんな感じでした。きょうはこの辺で終わっておいて、フォロワーさん向けに「グリーンスキンのカラースキーム探し」の話などを。
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水曜日の恒例行事にしたい、カラースキームの話。
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