【試遊版】『獣性の呼び声』
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ストーリー
魔女狩りの時代から幾星霜。 かつて豊かな実りをもたらす山々に囲まれ栄えた小国の古都ナクダス。
当時勃興したシン教会は武力で勢力を拡大しナクダスの伝統信仰を破壊、土地を奪い、束の間の栄華を享受した。
今ではそこは、教会の仕打ちに怒った狂える魔女の手に堕ちて久しい怪奇の都である。
絢爛な大聖堂を中心街に抱えて栄えた都は、今や異界の神の眷族が蠢く異形の都。 外界との接触を断ち荒廃した古都は、昼間は生き物の気配の失せた廃墟に等しく…だが日没と共に獣の呻き声が ひしめき、獣人化した男、名状しがたい異形、おぞましき生命体が 跋扈する…とまことしやかに噂される。
夜のナクダスに足を踏み入れた「雄」は人畜問わず異形と化し、女は終わり無き夜に堕ちて2度と戻ることは 無いと言う…。
そして貴女は、由縁あって夜のナクダスにやって来た。
貴女がここを訪れた目的は、討伐か、探索か、あるいは異形とのまぐわいそのものにあるのか…。
ゲーム概要
ナクダスを脱出する日まで敵の魔手をくぐり抜け、難易度が増していくダンジョンの攻略を目指す。
プレイヤーキャラの設定は女性のみ、異世界や異次元との交信が実在している世界観となっており、キャラの出身地、出生年代は自由。
使える武器は、眠らせるもの、拘束するものが大半となっており、殺傷武器はあっても原則1つしかない。プレイ開始後の殺傷武器の変更、入手は不可能。また武器を持たない選択をした場合にだけ与えられる特別アイテムもある。
敵から精液を得ると『精貨』という通貨になり、アイテムやスキルの入手、プレイヤーのレベルアップができるようになる。
しかし敵から膣内射精を受けるとプレイヤーの体力が削られていき、それによりプレイヤー体力がゼロになると敗北となりセーフハウスに強○送りとなる。この時、持っていた精貨は失われる。
妊娠表現が苦手なユーザーへの配慮としてキャラクタークリエイトの時点で表現のON/OFFを決める。
いずれの敵もプレイヤーの腕っぷしでは抵抗できす、通常の戦闘は絶望的。捕まったらまず問答無用でレ○プされる。そのため、眠らせるアイテムで敵を眠らせてから拘束、そして搾精、というのが敵を撃破する主なセオリーになる。
●スタートアップ・プレイヤーキャラ(PL/PC)のクリエイト
・用意する物①ステータスと妊娠表現のON/OFFを決定
開始前に予め50与えられたステータス値を各項目の初期値に自由に追加する。
[アイテム携帯数(初期値8)]
[ヴァギナ(膣:体力)(初期値15)]※[ヴァギナ][膣:体力]等の表記があるが、主に[ヴァギナ]=体力ステータス、
[膣:体力]=プレイヤーの残り体力として示す。
[フェラ(初期値1)]
[パイズリ(初期値1)]
[手コキ(初期値1)]
[アナル(初期値1)]
[淫恥術(初期値1)]
7項目に好きな数値を割り振り、初期ステータスは総計78となる。
NGなプレイは数値記入欄に「N」と設定し、その分、他のステータスに総計78になるまで足す。
例:[アナル(N)]
[ヴァギナ(膣)]の数値は体力を意味し、膣内射精を受けると体力が減る。その分多くの精貨を得る。
それ以外のステータスは各種の性技を示す。射精されてもダメージはない。一方、射精で得られる精貨はステータスを上限とする。
よって性技値を超えた分の射精量は精貨とならない。
例:[フェラ10]に対して、敵の射精量が一度に11だった場合、10精貨しか入手できない。こうした状況は、【レ○プ】
等敵がイニシアチブを取り、「1d敵レベル」で射精量が判定される場合に多い。
プレイヤーがイニシアチブを取る場合は「d各ステータス」で敵の射精量を判定するので敵の体力分をそのまま精貨として得ることが可能になる。
妊娠表現が苦手なプレイヤーのために表現のONとOFFが事前に決められる。
配慮のためルールブックでは極力【受精】という表現を用いる。
・用意する物②殺傷武器の有無を決定
詳細は「プレイヤースキル 11.殺傷武器による半殺し、全殺し、返り討ち。或いは持たない場合の装備。」を参照。
ゲームで手に入るアイテムは敵を眠らせるものばかりなので、殺傷武器を持つなら予め決めておく必要がある。殺傷武器を持たないという選択も可能で、その場合は『貞操の呪紋&うごめくディルド』という特別な装備が与えられる。
一度決めた殺傷武器の変更、後からの入手、複数持ちは一切不可能。
※装着していない『うごめくディルド(後述)』以外はアイテム携帯枠を消費しない。
・用意する物③拘束具と携帯アイテムを選ぶ
「●攻略アイテム一覧とその買値と売値」にあるアイテムを[アイテム携帯数]で設定した個数まで、初期装備品とし
て選ぶ。
アイテム携帯数のステータスは種別カウントではなく個別カウントである。
かりにアイテムを使い切って丸裸になってもゲームを進められる設計をしているので勘で選んで良い。
(初期入手不可)と書き添えてあるアイテム以外はここで全て自由に選べる。
初期の拘束具も何でもよいが、眠らせた敵をどこにでも引き摺って行ける「銀の鎖」か、起きている敵にも使える「銀の網」のどちらかを推奨する。
拘束具はセーフハウスで自由に変えられる。
※拘束具はほぼ必須アイテムにつき、アイテム携帯枠を消費しない。ただし、②で貞操の呪紋を選択していた場合、うごめくディルドでアイテム携帯枠が1つ埋まっている。
・用意する物④キャラストーリー
設定、ナクダスにきた目的。特に決まらなければ「記憶が曖昧なままナクダスの診療所で目覚めた。今は脱出口を
探さなくてはならない」という展開で良い。
本作は異世界との交信が実現している世界観となっており、キャラクターの生まれた時代、世界、種族は問わない。
性別が女性であることだけが唯一の条件となっている。
ロールテンプレート【チュートリアルステージ:怒れる獣の往来】
●導入 武器あり
(茫洋とした朧な意識が輪郭を結んだ時、【PL】が目を覚ましたのは見慣れぬ古びた診療所のベッドの上だった。足元の箱には使い慣れた【武器】が仕舞われている。そして一緒に入っていたのは見慣れぬ【銀の拘束具】…その精緻な銀細工が丁寧に畳まれて仕舞われている。その銀細工は見た目ほどには重くなく、体の一部のように手に馴染みどんなものでも強固に固定できそうな扱いやすさを感じ取れた。初めて手にしたばかりの気がするが、無意識に自然とその使い方が脳裏に浮かんでくる。他にも、【アイテム】と揃っている。それらも使い方と役割は自然と脳裏に浮かんできた。 部屋の出口となる扉の更に向こうが、建物の窓辺の通路らしい。窓の外を見ると建物の2階にいたようだ。差し込む明かりが夕暮れ時のような赤に染まっている。しかし背後の寝ていた部屋の窓の外を見れば空は暗く、時間は夜であることが分かる。遠くから度々獣のような呻き、慟哭のような遠吠えも聞こえて来た。)
(手元には切れ端に書きなぐった記憶にない自筆の手記「終わらぬ夜を越えよ」とだけ残された紙。)…ウォォォォォ…(遠吠えにも似た音がかすかに聞こえる。薄暗い窓の外の遠く、数人ほどの人にも似た足音と、しかし決定的に違う獣のような気配を感じられたであろうか。外を伺うと建物に背を向けて棒立ちしている一体の人影。しかしその背丈は大柄で不自然な程に肩幅が広く、薄汚れた衣服を纏って前かがみに背を丸め、獣のようなしぐさと剛毛に覆われた横顔がうかがえる。耳をヒクヒクと傾けながら周囲に気を配っており、さらにその向こうの通りでは数人の同じような獣人化した男たちが彷徨い歩いていた。敵のレベルはみな総じて10である。しかし一体だけレベル15の敵が混じっているようだった。)『ライカンスロープ/獣人種/獰猛類』(ふいにそんな単語が脳裏から浮かんで消える。)
(ふと、あちこちに転がる石ころやガラクタに気が付いたろうか。【PL】にはいくつかの選択肢が与えられた。まず目的はこのフィールドの『まぐわいの燈火:怒れる獣の往来』(セーブポイント)を解放すること。それにはすべての敵を眠らせるかあるいは全てを撃破しなければならないこと…そしてそれらの敵に非力な女の手で挑むのは、ここは余りに危険な場所だという事実。石でおびき出し眠らせるか、愛用の武器で仕留めてみるか、それとも他の方法があるのか…いずれにしろいくつかの選択が与えられていた。)「敵を一体ずつおびき出せ、武器があれば戦え、ケダモノたちは女を求めて彷徨い続けている。」(そんな警句のような誰のものかもしれないメッセージが床に何らかの塗料で書かれていた。失った記憶のうち無意識に浮かんでくるであろうおぼろげなヴィジョンが装備と拘束具の使い方を教えてきたであろう。外を覗く窓の枠にまでもまた、異なる筆跡でメッセージが刻まれている。)「奴等を狩り尽くせ…」
●導入 武器なし
(茫洋とした朧な意識が輪郭を結んだ時、【PL】が目を覚ましたのは見慣れぬ古びた診療所のベッドの上だった。臍下の下腹部には【貞操の呪紋】が施されている。そして一緒に入っていたのは見慣れぬ【銀の拘束具】…その精緻な銀細工が丁寧に畳まれて仕舞われている。その銀細工は見た目ほどには重くなく、体の一部のように手に馴染みどんなものでも強固に固定できそうな扱いやすさを感じ取れた。初めて手にしたばかりの気がするが、無意識に自然とその使い方が脳裏に浮かんでくる。他にも、【うごめくディルド】や【アイテム】と揃っている。それらも使い方と役割は自然と脳裏に浮かんできた。 部屋の出口となる扉の更に向こうが、建物の窓辺の通路らしい。窓の外を見ると建物の2階にいたようだ。差し込む明かりが夕暮れ時のような赤に染まっている。しかし背後の寝ていた部屋の窓の外を見れば空は暗く、時間は夜であることが分かる。遠くから度々獣のような呻き、慟哭のような遠吠えも聞こえて来た。)
(手元には切れ端に書きなぐった記憶にない自筆の手記「終わらぬ夜を越えよ」とだけ残された紙。)…ウォォォォォ…(遠吠えにも似た音がかすかに聞こえる。薄暗い窓の外の遠く、数人ほどの人にも似た足音と、しかし決定的に違う獣のような気配を感じられたであろうか。外を伺うと建物に背を向けて棒立ちしている一体の人影。しかしその背丈は大柄で不自然な程に肩幅が広く、薄汚れた衣服を纏って前かがみに背を丸め、獣のようなしぐさと剛毛に覆われた横顔がうかがえる。耳をヒクヒクと傾けながら周囲に気を配っており、さらにその向こうの通りでは数人の同じような獣人化した男たちが彷徨い歩いていた。敵のレベルはみな総じて10である。しかし一体だけレベル15の敵が混じっているようだった。)『ライカンスロープ/獣人種/獰猛類』(ふいにそんな単語が脳裏から浮かんで消える。)
(ふと、あちこちに転がる石ころやガラクタに気が付いたろうか。【PL】にはいくつかの選択肢が与えられた。まず目的はこのフィールドの『まぐわいの燈火:怒れる獣の往来』(セーブポイント)を解放すること。それにはすべての敵を眠らせるかあるいは全てを撃破しなければならないこと…そしてそれらの敵に非力な女の手で挑むのは、ここは余りに危険な場所だという事実。石でおびき出し眠らせるか、愛用の武器で仕留めてみるか、それとも他の方法があるのか…いずれにしろいくつかの選択が与えられていた。)「敵を一体ずつおびき出せ、武器があれば戦え、ケダモノたちは女を求めて彷徨い続けている。」(そんな警句のような誰のものかもしれないメッセージが床に何らかの塗料で書かれていた。失った記憶のうち無意識に浮かんでくるであろうおぼろげなヴィジョンが装備と拘束具の使い方を教えてきたであろう。外を覗く窓の枠にまでもまた、異なる筆跡でメッセージが刻まれている。)「奴等を狩り尽くせ…」
●精貨(初獲得ロル)
(怪物は【PL】を相手に身に蓄えていた精を放出した。その時彼女の脳裏にこの世界の法則がまた新たに浮かび上がってくる。流れ込んでくると言うよりは、意識の底に沈んでいた物が表出したかのようだった。)"雄共の身に蓄える精は生命と行動原理の根源。それを得て糧と為せ。"(形のない概念的なものと思えたエネルギーは【PL】の身に確かな存在をもって流れ込んでいき蓄えられていく。)
●セーブポイントアンロック『怒れる獣の往来』~セーフハウスまで
(フィールド上のすべての敵を攻略し、往来を抜けた先で、森の手前にあるランタンがボウっと灯る。『まぐわいの燈火:怒れる獣の往来』が【PL】の訪れを待っていた。そこに手をかざせば、この森から避難が出来る。というわけだ。)
(突如、辺りが淡く光ったかと思えば、たどり着いたのは広々とした一室の客間である。開放窓から見えるバルコニーは月の映る湖面が見渡せる。そして姿見と化粧台、ベッド、クローゼット、シャワールーム、コート掛けにはタオルとバスローブが用意されている。体を欲望のまま汚した敵の体液は部屋につくと幻のように消え失せて、行為後の疲労だけが体に残る。そんな状態だった。)
(【PL】のために用意されたような部屋はやや生活感を欠きつつも落ち着くに要するものは一通り揃っていた。スキンケア用品なども揃っており、化粧台でアイテムの入手やアイテムの備蓄、自身の強化ができるらしかった。クローゼットには各種衣装の格納が出来るようになっていた。)(出入り口となるドアは外から施錠されており、ドアの下の隙間から案内状が差し入れられていた。思念文字という代物なのだろうか、見たこともない字体でありながら数秒ほど眺めるうちに、直接そこに書き記された概念が送り込まれてくるような奇妙な手紙だった。)
「彷徨者様
ようこそ『安寧の間』へお越しくださいました。
私共は名もなき使用人です。いま貴女様はお帰りになる出口をお探しの事と思いますが、残念ながら時が来るまで部屋を出ることは叶いません。 ですがそちらで過ごすのに不自由のない最大限の用意をさせて頂きました。
それにあたってお部屋の使い方をここに説明いたしますが、姿を見せないまま書面での案内となる無礼をお許しください。
一、お部屋に時計はございません。バルコニーからご覧いただける月のみが時の進みを示しております。
二、姿見は外へお出になる時や他の彷徨者様をお招きするのに役立つものです。
三、化粧台は、お色直しやお手入れ、道具の入手、保管に役立つでしょう。
ナクダスを歩くのに有益な情報も化粧台からご覧いただけます。化粧用品は絶えず補充されておりますのでご遠慮なくお使いください。退屈しのぎの書籍、軽食、お飲み物、その他英気を養うのに必要なものがあれば鏡の中の『姿なき導き手』がご相談に応じます。
四、ベッドは休息のためにご用意させていただきました。お客様がいらっしゃる際にもベッドは1つのままである点だけご了承ください。
五、クローゼットはお召し物の修繕、補充を致します。中に入れておけば新品同様に元通りとなりますのでお役立てください。
六、シャワールームはバスタブ、トイレ、バスローブと下着を常に揃えてあります。お洗濯物はシャワールームの洗濯かごに入れていただければ綺麗に洗われてクローゼットへ戻るようになっています。ソープ、スキンケア用品も最上のものを揃えさせていただきました。
ここでどうかお寛ぎの時間をお楽しみいただけますように。
その他ご不明な点は鏡の中の『姿なき導き手』にお尋ねください。
使用人一同」
●蛇道の番犬
(支度を整えていた【PL】に向けて、化粧台の鏡に「姿なき導き手」を名乗る者からのメッセージが届いていた。)「ライカンスロープの脅威を乗り越え良くぞここまでたどり着いた。次に待ち構える敵は"蛇道の番犬"だ。その獰猛さはライカンスロープを凌ぐだろう。この難関を乗り越えてくれることを祈っている。」
(リーンっ…という涼やかな音で化粧台飾りに備わったベルが鳴り、その鏡にメッセージが浮かび上がる)「『蛇道の番犬』への道が開かれた。姿見をくぐればそこはナクダスへと続く。気を引き締めて征かれよ。」