ChasterでのProgrammable Lock作成 -11-
11回目です。今回は「Textブロック」に関しての解説となります
この「Textブロック」は文字系のブロックとなります。何らかの文字列を出力したり編集したりする事が出来ます
"〇"
「"〇"」の説明です。単純に文字を入れるブロックです。数値を入れても数字と言うか文字扱いになります
length of
「length of」の説明です。指定されたテキストの文字数をカウントします。変数とかで引っ張ってきたものに対して使うのが一般的です。文字数をカウントと言う事で結果は数値となります
create text with
「create text with」の説明です。複数のテキスト文字列を1つの文字列に結合します。これも変数とかの中身を結合させたり指定テキストにプラス変数の中身みたいな使い方になるかと思います。歯車アイコンをクリックすれば3つ、4つと結合する数を増やせます
print text 〇
「print text 〇」の説明です。Programmable Lockのリンク先に実行結果が出ますが、そこに文字列を表示させることが出来ます。Lock historyには表示されません
Format duration
「Format duration」の説明です。時間関係の出力は秒単位の数値だったりします。例えば「123456」秒がどれだけの時間かと言うのはパッと見ではわかりにくいですがFormat durationを使うと「1 day 10 hours 17 minutes 36 seconds」に変換されます。見た目でわかりやすい表記に出力してくれます
replace 〇 with 〇 in 〇
「replace 〇 with 〇 in 〇」の説明です。一言で言えば置換をするブロックです。指定された文字列内の特定の文字列を指定した文字列に置き換えます。全角と半角、大文字と小文字は区別されます。Chasterでは文字列の置換をする機会は正直無いのかな?と思っていたりします
in text 〇 find first ▾ occurrence of text 〇
「in text 〇 find first ▾ occurrence of text 〇」の説明です。一言で言うと文字列の検索をするブロックです。文字列の中から最初もしくは最後の指定した文字列を探し出します。〇文字目と言った感じで数値で返します。これもChasterでは使う機会は正直無いのかな?と思っていたりします。googleのblocklyと言うプログラムエディタがベースなので使うの?って言うものも混ざっています
to item ▾ append text
「to item ▾ append text」の説明です。変数の末尾に指定した文字列を追加します。これは変数の中身を直接書き換える形で実行されます。例えば変数の中身が条件によって「時間追加」、「時間削除」と言う文字列が入る形にしてto item ▾ append textでFormat durationを利用した「1 day 10 hours 17 minutes 36 seconds」と言う文字列を追加、そうすると「時間追加1 day 10 hours 17 minutes 36 seconds」が変数の中身になり、print text 変数名でその文字列を表示みたいな使い方とか出来ます
in text 〇 get letter # ▾ 〇
「in text 〇 get letter # ▾ 〇」の説明です。文字列内の指定された位置から1つの文字を取得します。○番目の文字を取得です。先頭から〇番目、末尾から○番目、先頭、末尾、ランダムな位置の文字を取得できます。Chasterでは使う機会は正直無いのかな?と思っていたりします。
in text 〇 get substring from letter # ▾ 〇 to letter # ▾ 〇
「in text 〇 get substring from letter # ▾ 〇 to letter # ▾ 〇」の説明です。「in text 〇 get letter # ▾ 〇」では1文字の取得でしたが、これは○番目から○番目までの文字と言った感じで複数文字を取得できます。Chasterでは使う機会は正直無いのかな?と思っていたりします。
trim spaces from 〇 both sides ▾ of
「trim spaces from 〇 both sides ▾ of」の説明です。トリム、整形と言うやつです。文字列の先頭や末尾からスペースを削除します。Chasterでは使う機会は正直無いのかな?と思っていたりします。
■Textブロックまとめ
「Textブロック」はそれなりに使う機会が有るかと思います。どうしても文字として情報を伝える機会が出てくるかと思いますし少し凝った作りのモノを作ろうとすると使う事になると思います。と言ってもChasterの特性上使う機会が無さそうなブロックも混ざっています
上から順番に説明しているので次回は「Listsブロック」の説明になります。複数の情報を格納するブロックになります。最初はややこしくて手強い感じになるかと思いますが使える様になると色々と出来る様になります
と「Listsブロック」の説明予定でしたが、「Listsブロック」は変数に対してのブロックなので先に変数の「Variablesブロック」の説明をやるか迷い中
また週末には上げたいと思いますが難しいかもしれません。マイペースで続けて行きます