はる Aug/09/2025 21:15

紗耶の初めて 第28話

第27章 崩壊の奥にあるもの

亮の呼吸が、ほんのわずかに変化した。 それは、長く抑え込んできた衝動が、もう限界に近づいている証だった。
「先輩……」
囁くような声に、紗耶の身体が震える。
その震えの理由は、恐れではない。 愛され、満たされ、そしてこれから“壊される”予感に、身体の奥が期
待に疼いていた。
亮はゆっくりと体を引き、膣の奥深くに埋まっていた自分を、一度だけ、根本近くまで抜いた。 その時、紗耶の身体がびくりと跳ねる。
「……や……ぁ……っ」
まるで、抜かれること自体が恐怖のように。
しかしその恐怖は、“快楽が終わってしまう”ことへの本能的な不安だった。
「大丈夫です。ちゃんと、また満たしますから」
そう言いながら、亮は腰を打ち付けるように、奥へと突き上げた。
「っ……ぁ……ぁぁあ……っ!」
その一撃で、紗耶の喉奥から声がこぼれる。
激しい、けれど正確なピストン。
膣奥、子宮口。
そこを意識的に狙い、微妙に角度を変えながら、亮は何度も突き上げた。
紗耶の内壁は、すでにその形を覚えていて、ペニスの動きにあわせて吸い付き、追従するように蠕動する。
「んっ、んんんっ、んぁっ、くうっ……!」
言葉ではない。 でも、その一音一音が、快感の大きさを物語っていた。
亮はその声に一切の遠慮を持たなかった。
「壊れてもいいです。俺が責任、取
りますから」
その言葉とともに、さらに深く、さらに鋭く、腰を打ちつける。
肉と肉がぶつかる音が、密室に反響する。 膣奥の子宮口が、ピストンのたびに押し上げられ、内部の神経を微細に揺らす。
「やっ……ぐ、うう……、っぅぁ……」
声が、破れる。 神経が、過熱する。 全身の筋肉が、必死に刺激に対応
しようと、断続的に緊張と弛緩を繰り返す。
亮は止まらなかった。 それが“愛”であると、紗耶の身体に教え込むように。
「先輩、今、すごいことになってますよ」
その言葉に反応して、紗耶の目に涙が滲む。
「……ぁっ……す……き……」
もはや視線も定まらず、焦点を持たないまま、それでも彼に何かを伝え
たくて。
その姿が、亮の心をさらに突き動かした。
「もっと感じてください。もっと壊れて」
その一言とともに、亮のピストンがさらに深く、鋭くなった。
膣の最深部に、亀頭が確実に当たり続ける。 その圧力は、物理的なものを超えて、精神すら振動させるようだった。
そして──
「……ぉぁ……ぁっあっ……ぅ……!」
紗耶の身体が、ぶわり、と硬直した。
筋肉という筋肉が、同時に収縮する。 腹筋、背筋、太腿、肩……すべてが連動して震える。
それは、明確な神経反射だった。
過剰な快感によって誘発された、持続的な痙攣。
その中心にある膣が、亮のペニス
を逃がさぬよう締め上げ、内側から吸い付くような動きを繰り返す。
「イきますよ……中に……」
亮がそう告げたその瞬間、紗耶の身体は限界を超えた。
「ごっ……ぉぉ……ぁあぁ……んん……ぁぐっ……!」
声というより、息と共鳴した魂の震えだった。
射精と同時に、亮のペニスが脈打ち、紗耶の奥に生命を注ぎ込む。 その熱が、膣内に満ちる感覚となっ
て広がっていく。
同時に、痙攣の中で、紗耶の身体から潮が静かに、断続的に流れ出す。
膣口からこぼれる愛液が、熱とともに二人の身体をつなぎとめた。

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