美少女写真館12色ペイント実践編
前回の解説でも分かる通り、未だに「美少女写真館番外編」の12色ドット塗りが終わっておりません。
何でこんなに大変かという解説と気分転換も兼ねて、実際にどうやって塗っているかをご紹介します。
□16色パレットツール
まず、塗るにあたって参考にするパレットデータが必要になってきます。
尊辺さんが16色ドットで製作した画像データは意外にもほとんどないので、ご自身が同人5FDとして発売された「Dの館」という三部作CG集(アニメも有るZO)の中から、女医さんのCGに使用されたパレットデータを尊辺さんに了解を頂いた上で、お借りする事になりました。
取り出したパレットデータはこんな感じです。白黒含めて16色しか使用できませんので、肌色が多めの配色となっており、ルージュの色などに濃いピンクを使っています。
それに対して8色パレットは、白黒含めて8色で色の変更が出来ないという非常に制約が厳しいものとなります。
これを12色に直す場合「赤・黄色・桃色」のパレットを憶測で12色カラーに置き換えていく。という、気の遠くなるような作業が必要になります。
例えば、あやよさんのように16色データが存在する作品だと、これをフルカラー化するのは難しくありません。
既に肌の色はベージュに塗り替えられており、輪郭の境界線も簡単に把握できます。しかし、8色という制約が有る美少女写真館は前回の解説にもある通り「背景や服や肌の色が同化」してしまっているため、たぶんこれで合っているはず?
という、作業の連続となる次第です。……疲れる。
□タイル張替え作業
サムネに使用した「凛々しい優子さん」を実際に塗っていきます。
ご覧の通り背景も黄色、服にも黄色が使用されていて、人物は全部イエローとなっています。どこからどこまでが「優子さん」かは『愛』で判断するしかありません。
黄色のタイルだけ張り替えてみました。アンニュイな雰囲気に置き換わっていきます。
単純な色塗りになるので、この作業自体は結構簡単です。
□透過ドットの配置
全てのタイルの置き換えが済みました。ここで画面を拡大してみると分かるのですが、輪郭線の色が黒一色のため浮いて見えます。
※画像をクリックで拡大可能
これは何故かとあやよさんを例に出すと、16色データでは輪郭線に黒以外に色を多数使用する事が出来るため、黒の主線に「灰色」を使用する事が可能となります。ようは色を浮き上がらせて立体感を出している形です。
黒以外の色は基本的に輪郭線に使用できないため、8色のドット絵データでは「黒一色」が基本となってしまいます。そのため、色替えを行うと主線の黒が目立ってしまうのです。
これを何とかするには「原画ラフ」が必要になってくるのですが、そんなものはないので「憶測で透過タイルを貼る」という、愛だろ愛な気合理論で作業するしかありません。
尊辺さんからのアドバイスとDの館で使用した配置を参考に、何となく補助タイルを貼っていきます。
途中までの比較版です。主線の黒の配色が和らいでいます。輪郭線はそのままのため、かなりカクついた印象を与えます。
輪郭線の下は背景や服のタイルになるため、違和感がないように配置する必要が有るので最も時間がかかる箇所となります。
□完成した12色イベント絵
だいたい一枚に3時間以上かけて仕上がったものがこちらです。
キャラクターの数が増えるほど、制作の難易度が上がる形なので、四人も集うとかなり大変です。
一枚作っては確認作業という、気の遠くなる話なのですが、次回も予定していますのでお付き合いください。
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エッチシーンでの12色化について解説
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