スタジオセピア 2022/05/11 21:03

開発日誌 RPGツクールのコモンイベントとマップ

梅雨入りなのか暑い日と雨で肌寒い日が交互に来てますね。
皆さま、体調崩さないように気を付けてください。

さて、今日はRPGツクールの研究の進捗です。

ツクールにサブルーチンはないのか!?

私は吉里吉里というADV制作用のゲームツールを20年間使い続けてきました。
そのときにとても重宝していたのが「サブルーチン」というものです。
よく使う命令の塊をあらかじめ定義しておいて都合に応じて一行のコマンドだけでその塊を呼び出すという使い方です。

って……説明がヘタでごめんなさい。

具体的にはRPGだとお店のやり取りがいい例かな。
いらっしゃいませ→買い物リスト表示→売買→ありがとうございました」の一連のやり取りをAの町、Bの町、Cの町と毎度ゼロから打ち込んでいたら大変です。
この一連の命令を定義しておいて都合よく呼び出すのがサブルーチンです。

吉里吉里だとこの文字[call storage="サブルーチン.ks" target="*内容"]だけで何行もの内容を呼び出して使えるわけです。

RPGツクールではコモンイベント

サブルーチン RPGツクール」の2ワードで検索してもめぼしい情報が出てこなくて私は途方にくれました。
プラグインとか使わないと実現できないのかなぁ。。。
プラグインは利用規約も絡んでくるし説明を見ていてどこからDLしてどう弄ればいいのかが分かりづらいのでなるべくは使いたくないです。

うーんうーんと唸りながらマニュアルを読み返していたら、偶然見つけました。


コモンイベント」ってこれよく見たらサブルーチンそのものじゃないか。
この説明文だといまいち分かりづらいのですがもしかしてと思い試してみました。

実際にテストしてみると、予想通り。


こんな感じで命令を塊にして定義しておく。
絵を表示して表示テストですとメッセージが出るだけの簡単なものですが、これを適当なNPCに話しかけると呼び出して使うという原始的なテストをしてみました。

それがこちら。

これの使い道としてはHシーンでも便利なんですよ。
本編で物語の流れで発生するHシーンと回想モード(あるいは回想部屋)での再生のときに、同じシーンを読み込むわけですからコモンイベントでHシーンを作った方が都合がいいというわけですね。
マップイベントで同じ内容をコピーしてもいいんですがミスがあったときに二度手間になります。


そろそろ町作らなきゃ


マップの作製というのが意外と手間でして。
歩ける地形とそうじゃない地形、主人公と同じレイヤにある地形か下になる地形か区別がまだついていないので単純なマップでも難しいです。
マップをチップの段階から自作してる人がたまにいますがすごいですよね。マップタイルの定義が難解で私にもしもドット絵の技術があったとしても大変そう。


町の人に話しかけて立ち絵を表示するテスト。
ツクールで難しいコトをしなければ大体の操作はうまくいきますね。

ただ不安なコトは画像の選択画面を表示したときにフッと前触れもなくツクールが落ちることがあったので、もしかするとファイル数が多くなると落ちやすくなったりするのかなと。

町の地図作った


町やフィールドのデザインをどうするか悩む前に大雑把な地図を作ってみました。
想定通りにツクールでマップが描けるか分からないですがとりかかってみようと思います。
家の形とかもですが外観だけでなく内装も作らないといけないし、NPCの配置も気を使わないといけないですね。
今テストしてる町はNPCを細い道に置きすぎて移動するのに不便だったりするので人の配置しすぎも良くないみたいw

あとはロケーションもぼちぼち考えたいところです。

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