44+ 2019/08/27 01:21

190827 絵の描き方の話(その4)

Ci-enキャンペーンの公約に基づいて描き方の解説をしたいと思います。

4回目となります。進みが思ってたより早くなりました。

□影塗りの話

色塗りの前に影塗りをします。
この段階では主に乗算で影色を乗せます。

グリザイユ画法?とかネットで聞こえてくるようになる前からずっとやってるやり方で
落描きから色を塗る工程として影塗りを先行する事が多いです。

乗算が手法として敬遠されてるのは知ってますが昔からそうなのでそんなの知るか、という感じなのですが色を乗せる時の合成方法に関しては最近少しだけグリザイユ画法で勧められてる方法に近い形を取るようになりました。
色に関してはまた後日の話になりますが・・・


大体影塗りも終わりました。(実はすでに色もほぼ乗っております)

今回はCLIPファイルを添付しますのでそちらを参照して頂けると概ね理解して頂けると思いますが、影は3段の色を合成しています。
落描きだと影3まで使うのは稀ですね、エアブラシやぼかしもほぼ使いません。

基本色はこんな感じなのですが、彩度が低いのは肌と他の部分で共通の色を使うための横着みたいなものなので自由度はそんなに高くない組み合わせです。

後に調整レイヤー等を使う事を想定しているのでそれほどこの工程で色味は吟味せずザクザク描いています。(なので余計に手法としては理解されないですねー)

これらのレイヤーカラーはオートアクションでボタン一発で作れるようにしてあります。
アクションやレイヤーカラーの事に関しては以前に説明した事があるので割合します。

影塗りした落描きをUPする時、レイヤー効果のグラデーションオーバーレイで多少の色気を持たせたりしています。
レイヤー効果は彩度調整やトーンカーブ等は頻繁に使用しています。

□以下、今回のCLIPファイルになります。
線画と影塗りと、ラフ状態が入っています。
ラフでは長辺が2400ピクセルくらいでしたが、線画トレスする段階で長辺を4400ピクセルほどに上昇させております。

190813b4.zip (77.80MB)

ダウンロード

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

最新の記事

月別アーカイブ

記事を検索