雑魚貴族「き、傷つけないで連れてこいと言ったろう」
お題「乱暴に連れていかれる高位巫女」
物理攻撃も魔法攻撃も吸収する、特殊な泥で作成されたゴーレム
ギルドの高ランクも、巫女も総勢攻撃で、ようやく元の泥に戻るくらいの強敵
素行の悪い貴族に、高位巫女ヒロインが処罰を下し、親父も助けてくれない
そんな、雑魚貴族が、強ゴーレムを操れる手段を手に入れてしまった!
「試しに、あの高慢ちきな巫女をさらって来い」
と命令する雑魚貴族
なんやかんやで、神殿に乗り込んできた強ゴーレム
「狙いは、わたし一人です」
「手を出してはいけません」
と、無抵抗でいる巫女ヒロイン
なのに、ブオンと腕を振り上げ、巫女の身体を、壁まで吹っ飛ばす強ゴーレム
仲間巫女達が、助けようとするが、それを、とめる巫女!
「このゴーレムは、わたし以外には、手を出しません」
と、健気モードの巫女ヒロイン
「神殿にいる病人のためにも、何もしな…ぁぐっ!!」
と、しゃべっている最中に、壁に追い込まれたまま腹パンチをされ、内臓がやられ、血を吐き、完全に動けなくなる巫女ヒロイン
それでも新人巫女が、助けようとするのを、先輩巫女が
「今は我慢して」
と、抱き着いて止める(萌える)
雑魚貴族が、
「こここ、こんなつもりじゃ」
「怪我だらけだ、手当を…」
と、半泣き
謎の声(黒幕)が、雑魚貴族にささやく
「この女は、おまえを侮辱したのだぞ」
と、雑魚貴族の瞳から光を消すのであった……
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雑魚貴族は、巫女様に片思いしているかと。
自分は、黒幕か、巫女仲間に殺されると思い、泣き笑いしながら巫女ヒロインを○す
しょんぼりして、トボトボ歩いていると、偶然聞こえてきた巫女と黒幕の会話が
黒幕に、
「あの者(雑魚貴族)を……解放しなさい……」
「もう……関係ないでしょう」
と、巫女ヒロイン!
「あんなくづ(雑魚貴族)を助けるために、大人しく捕まったのか」
と、笑いながら、わかりやすく説明してくれる黒幕!
こんなやり取りを聞いたら、雑魚貴族、大改心をするよね!
がんばって、巫女ヒロインを助ける展開に!
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