あなたには、知られたくなかった
お題「あなたには、知られたくなかった」
昔は悪党組織に所属していた、ヒロイン。
組織を抜け、メイドの仕事にありつけ、苦労しながらも、まっとうに暮らしていた
ある日、胸から血が滲み、館の主(普段は冷たい)から、
「仕事はいいから、手当を」
と、傷口を見せるように言われるが、拒否するヒロイン
なぜなら、胸に、組織の魔方陣が刻まれていてそこから血が流れていたのだ。
館に悪党一派を手引きしないと、いつでも殺せることを、ヒロインだけに知らされていた
ヒロインは、拒否し、館からも姿を消すことに。
そして、なんやかんやで、館が襲われる!
館に戻ってきたヒロイン
「なんでもするから、館の主は助けて」
と、懇願するヒロインに、それならと、主の前まで連れてくる。
そして、
「この女の正体を見せてやる」
と、(隠ぺい魔法で隠していた)胸の印を見せてしまう
「こんなこともできるんだぜ」
と、魔方陣からヒロインを痛めつけ、悲鳴を上げさせる
(イラスト)
冷えた目で、ヒロインと悪党一派をみる館の主人
「冷たい主様じゃねえか。だから、俺らの言うことを聞けばよかったんだ」
と、笑う悪党一派
急に、館が振動しだした。
館の主だと思っていたが、じつは、館が主だったのだ!!
なんだそりゃーと、なる悪党と、ヒロイン。
「これは、正当防衛でいいのかねぇ」
「多少、金品を盗まれても、構わなかったが、彼女を泣かせたのは気に入らないねぇ」
と、悪党を食べる恐怖の館!
(モブ雑魚に厳しいサークル)
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館の主は、人と交流するために造った人形というオチ
最初は、ヒロインを食べる気だった、館本体
ヒロインとの生活中に
「いつでも、食えるから、このままでも、いいや」
と、思い始めたころのお話
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