ざこきゃら堂 Apr/28/2020 20:55

巨人型使い魔に、引き回しされる姫君

お題「巨人型使い魔に、引き回しされる姫君

親戚の館に、招待された姫君

「この辺りは、危険ですから」
と、外出を禁じられ、大人しく寝ていることに。

侍女と服を交換して、逃げ出すことに成功

近場の街に来ると、ちょうど祭りだった。

お祭りで遊びきって、
「身代わりになった侍女も心配だし、そろそろ帰ろうかな」
と、考え始めたら、迷子の子供が泣いていた

唐突な迷子イベントに、
「遅れすぎるとやばい、困った、だけど、ほっとくわけにも」
と、うろたえる姫君

泣き止まないので、自分のお気に入りのゆるキャラアクセサリーを遊び道具として渡す。

結局、心の中で、侍女に謝り、手をつないで、
「この子のこと、知りませんかぁ~~」
と、一生懸命、探してあげる姫君であった

母親らしき人がみつかり、むっちゃ感謝される姫君

ほっとして、さあ戻ろうと、館の方角をみると、
「あの館が、気になるの?」
噂の幽霊屋敷でしょ」
「行かないほうが、いいんじゃないかな」
と、街の人々とかに、注意されてしまう

「え?」となる姫君に、
「あの館に住んでいた人たちは、ずいぶん前に、妖魔に全滅させられたのよ」
と、衝撃の発言

「館に残っている、一緒に来た騎士と侍女がやばい」
と、急いで戻る姫君

「お姉ちゃん、これ…行っちゃった」
と、ゆるキャラアクセサリーを返せずこまる元迷子であった

==========

普通に、グーグー寝ていた侍女をたたき起こす姫君

騎士たちの部屋に行き、街で聞いたことを話す。

侍女と一緒に正座させられ、怒られつつ(萌え)
緊急会議を行う姫一行

姫君守護隊に、魔法使いもまざっており、
「館の方々は、普通の人間です。おかしいですね」
「いったい、どなたから、聞いたのですか」
と、逆にきかれ、姫君パニック

「もしかして、街の人々が、妖魔の手先だったのでは?」
と、推理する姫君

==========

じつは、館の人々は、妖魔に全滅させられ、妖魔に加担している人間・悪党(雑魚)だった

時すでに遅し!
雑魚の罠にかかり、大勢の妖魔に、囲まれてしまった
(その後「もう用済(略)」と、いつも通り、雑魚一同は全滅(星マーク))

死んでも、姫君だけでも逃がそうとする騎士たちに、
「わたくしは、すぐには、殺されません」
「あなた達が迎えにくるのを、待ってます」
と、姫君の魔力全開で、突破口をつくり、皆を逃がし一人残ることに

==========

そして、妖魔のアジトに連れ去られるために、拘束される姫君

中ボス妖魔が、
「せっかく、遠くまで遊びにいらっしゃったのだから、ゆっくり観光しましょうか」
と、巨人使い魔に、姫君を持たせ、ゆっくりと歩かせることに
(タイトルイラスト)

巨人使い魔が歩くたびに、姫君の胸がブルンと揺れ、雑魚妖魔達が、
「アジトに連れ帰ったら、なにをしてくれよう」
と、期待のため、歓声をあげる。

==========

歩いている方向が、祭りのあった街であることに気が付き、
「んんっ!」
と、口を塞がれつつ、眉をへの字にして、鎖でつながれた身体を、
必死で動かし、止めさせようとする姫君

「おや、街の人々を心配しているのですか」
「くくく、もう遅いですよ」
と、中ボス妖魔

騎士一団が、街の人たちを、逃がしていることを、祈る姫君

だが、願い叶わず、街はすでに壊滅されられていた……

==========

街の様子をみて、思わず涙をこぼす姫君
それをみて、嗤うくづ妖魔達!

突如、使い魔の動きがとまり、姫君を地面に落とす
おどろく妖魔達

「この役立たずが」と、巨人使い魔を砂にする妖魔

騎士一団が「いまだ!」と、奇襲したのだ
魔法使いが、姫君が地面に叩きつけられる寸前に、フワッと浮かせてます

なんやかんやで、姫君を助け出すことに成功する騎士一段
(長いし!)

==========

裸の姫君にマントをかけ
「恐ろしい目にあわせて、申し訳ありません」
と、連れて行く侍女

その後は、解説モードに入ります

「あの使い魔が、都合よく、動きを止めて助かった
と、姫君のいないところで話す騎士たち

「この街は、数年前に妖魔に全滅させられたんだったな」
「使い魔は、高位魔法だから、奴らに扱いきれず、暴走したのだろう(中ボス妖魔だし)」
「ん? これは」
と、砂の中、ゆるキャラアクセサリーを拾うのであった

==========

もう野暮な気がしますが、考えていた設定です

・巨人使い魔は、街の人間達の死体で作られていた

・姫君の王家の霊力が、巨人使い魔に干渉して、魂が一時的に暴走

自覚のない魂たちが、姫君の霊力でさらに力をつけ、壊滅される次の日に予定されていた祭りを、行っていた

・中ボス妖魔は、巨人使い魔が暴走していた痕跡だけに気が付き、強固に魔法をかけなおしていたのだ

Latest Articles

Monthly Archive

Search by Exclusive Perks

Search Articles