カルティベーター:バステ談義
Hは濃厚、暮らしは農耕。R18スローライフRPG
カルティベーター ~引退騎士とモン娘のにぎやか開拓記~
バステ
エロRPGといえばバステという人もいるでしょう。ヒロインが様々な状態異常にかかって、あれやこれな展開になる……。
しかしカルティベーターはヒロインとじっくり関係を深めてHシーンを楽しむ作品。エロバステはありません。
今日の記事ではガチRPGにおける、毒や麻痺といったバステ(状態異常)の扱い方についてお話しようと思います。RPG開発者さんにとっても参考になると思います。
状態異常の意義
戦闘に変化や深みを与える事ができます。
例えば「魅了状態」になって味方が同士討ちし始めたとします。プレイヤーはボタン連打をやめて、魅了を治すか、敵を攻撃して押し切るか判断することになるでしょう。
魔法使いの敵が出たとします。「沈黙」で魔法を封じられると気がついたプレイヤーは、自分で状況をコントロールしていると満足感が得られる事でしょう。
ちょっとずつHPが減る「毒」でも十分効果があります。毒の治療という、いつもと違う行動が挟まり刺激になります。また毒攻撃をしてくる敵は、それだけで他のモンスターとの差別化がはかれます。
扱いを間違えると……
しかし状態異常は扱いを間違えるとプレイヤーにストレスを与えます。
例えば僕が2005年頃に作っていたアンティーカロマンでは、魔法の属性ごとに状態異常を付与していました。氷魔法なら凍結、電気魔法なら麻痺といった感じに。
その結果、雑魚の全体魔法でみんな麻痺して動けなくなったりしてストレスが貯まることに。これはまずいと、主人公は「行動不能異常には完全耐性」といった感じで調整しました。
プレイヤーは、対策手段がない状態で理不尽にやられるのを好みません。一人旅RPGでの行動不能や即死は特に取り扱い注意です!(敗北Hへの導入だったらありですが)
一部の味方が状態異常になっても、他の味方でリカバリーができるようにしたり、状態異常を防ぐ装備を用意して、戦況をコントロールしているという実感を与えるようにしましょう。また味方が状態異常にかかる頻度が高すぎるのも考えものです。うまくスパイスとして扱いましょう。
敵に対する状態異常は難しい
敵にかける状態異常は、輪をかけて調整が難しいです。雑魚は殴り倒したほうが早く、ボスは状態異常無効……。名作商業RPGでも見かける光景です。
カルティベーターでは?
現在制作中のカルティベーター。本作は魔法の属性ごとに状態異常を付与する設定です。氷魔法なら凍結効果、雷魔法なら麻痺の追加効果、。あ、これは……。
メイン製作者の天音蓮人さんは、メガテンシリーズが好きなため、こういう仕様にしたようです。15年前の僕と同じような事をやっていますね。
そういう時はシステム担当者である僕の出番。今回は状態異常使いのヒロインもいるので、かなりこだわったシステムに仕上げました。
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