甘辛でいこう 2020/01/14 12:00

旧作ドット絵~新キャラ案【ドラモンよもやま話#1】

こちらの記事の最後でドット絵の話をしましたのでその辺りから……

※当記事はスーパードラモンクエスト(以下SDQと略)のネタばれを含みます。

ドット~戦闘グラフィック

昔ながらのドット絵と今のディスプレイの高解像度はあまり相性がよくありません。
馬鹿正直にディスプレイの1ピクセルに1ドットを打つだけでは
懐かしのあの頃のゲーム感が出ない場合もあり、
そのあたりは他の制作者の皆さんも色々と
工夫されておられるのだろうと思います。

SDQでは色々試した結果、2倍サイズのドットと
等倍のドットを併用する形に落ち着きました。



マップ上のキャラクターはドットの感じを残しつつも
↑のような演技ができる表現力が必要だったので細目の1ドット/1ピクセルとし
マップは昔ながらの雰囲気が出るよう粗目の1ドット/2x2ピクセルとしました。


戦闘用のドットは一度細目で作成してみましたが、
線がなめらか過ぎて表現したい雰囲気が出なかったことと、
モーションを起こす手間との兼ね合いで粗目になりました。


一方で人型のモンスターはほとんどがボス戦ということもあり、
モーションに凝りたかったため細目での制作となりました。
デボラとリオは割とキャラを表現できた気がして特に気に入っています。


ルビス様はまた特殊でした。
唯一ドットではなくイラストとして描かれた敵グラでもあります。
特筆すべきは重さです。
制作環境での負荷、ウディタ上の負荷、プレイ環境でのPCの負荷。
負荷地獄でした。
サイズや画像形式、フレーム数などを試行錯誤して
現在の形に落ち着きました。
それでも、プレイされるかたの環境によっては
強○終了することがあったとのことで、
大変申し訳ございませんでした...

モーション自体は良いものができたと思っています。

せっかくなので大きく描いたものの
出番がなかったルビス様を載せさせてください。

1590x991px


キャラクターデザイン。新キャラも少し。

◆精霊ルビス
前述のルビス様は元は炎の精霊ということで赤髪かなと。
わりと安易に決まっていきました。
戦闘のポーズについては↓の3案がありましたが
無難な王道ポーズに決まりました。

◆エリー
エリーについては絵描きさんと何度もやり取りがありました。
こんな感じでお願いして、

もらった草案に描きたしたり注文したりして、

最終的に今の形に至りました。

お察しの通り頭の白い角飾りが片側だけなのは、
主人公が小竜の角の片方を形見にもっていったことと関係しています。

エリーのビジュアルの青白の感じは、
アリスソフトさんのぱすてるチャイムContinueというゲームに
登場するキャラクターが少しだけイメージの元になっています。
面白いゲームなので良かったら遊んで見て下さい(唐突な宣伝)

エリーは性格的には元はもっとクールな感じだったのですが、
主人公がしゃべらないので、
代わりに物語を動かす牽引者になるにつれ
徐々にポジティブ天然っ子になっていきました。

そういう意味ではドラモンクエストのリオと似ていますが、
リオが完全秘書タイプとすると、
エリーはパラディンというか守護者タイプという差はあるのかなと思います。


◆???


新キャラの草案です。
SDQプラスには登場しない予定ですが、
続編ではかなり重要な人物になる予定です。
詳細はまだまだ秘密ですが、
デザインの方向性である程度は分かってしまうかもです。

以上、マニアックで細かすぎるドラモンよもやま話#1でした。

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