東方二次小説(第四話)「アイドル天狗はたて」


「本日は大勢お集まりいただき感謝する」
大天狗、飯縄丸の言葉が天狗本陣に響きわたる。
中央には妖怪の山初代アイドルのクラウンを被った姫海棠はたてが、水着姿で
感謝ポーズをとっている。わきにはスタッフの白龍が神妙な面持ちで立っている。
「初代妖怪の山アイドルは姫海棠はたてに決定した、みなへ御礼を込めて披露させていただく」
続いて大天狗の言葉が続いた。
拍手喝采。
会場には非番の鴉天狗や、白狼天狗が集って、はたての受賞を祝っている。
若い天狗が多くて、はたての人気構造がわかる。
後ろには、守矢神社の東風谷早苗がお祝いに駆けつけている。
「みなさん~受賞記念に姫海棠はたてさんの生写真販売中です~」

本陣の警備係の一人右近が大きな声で天狗たちに声をかける
若い天狗たちは一斉に急遽テーブルを広げた白龍たちの前にかけより
一斉に記念生写真の購入にかかった。

「あらら私の人気~すごいかも」
若い天狗たちが集まっているさまを見てお驚くやら、ほくそえんでしるはたて・・
そこへ

「はたてさんおめでとう~」
「ええつ?」
突然東風谷早苗が飛びついてきた。
誰やらわからず慌てていると、見慣れた顔を見てほっとするはたて
相変わらず、早苗はオーバーアクション
「え?」

早苗がはたての胸を突然・・もみもいっと
「うふふ、はたてさん以外に胸あるんだ~もみもみっと」
「こ、コラ・・早苗やめなさいってば・・あん」
「えへへやめませ~んこんなHな水着着てるはたてさんがわるいんだから~」
「こ、こらやめなさいってば・・あ・・こらあ」

そのときコホンと咳が・・
「あ~守矢神社のお客様には感謝だが・・・場所柄をわきまえていただきたい」
飯縄丸が辞めさせた。
「他のものは写真即売の夢中になっていていて築かないだろうが・・っこは天狗の本陣
天魔様にでも見つかったら、小言では済まないぞ」
あわてて離れる早苗。
「すみませ~んお友達の受賞についうれしくなっちゃって・・あはは」
相変わらず飯縄丸の視線が怖い。
あわてて話題を変える早苗、このあたりの社交術は見事なのだが。
「そういえば典さんの姿が見えませんね」
「う、うん・・」
飯縄丸がちょっと・・言葉を濁した。
「体調でも壊したのかな心配です・・」
早苗が素早くフォロー
「ああ・・ありがとう・・・」
飯縄丸はそれだけいった。
「それに。。こういう場所には欠かせない・・射命丸さんの姿も見えませんね」
「ああ。・。それは・・たしかに・・」

案山子年俸(2).pdf (212.73kB)

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「平気よ早苗。案菓子念報に乗せるんだから。心配ご無用w」
「あ、ああ・・」
飯縄丸はそれが一番気がかりだった、文文○新聞の発行部数は幻想郷でNO1
宣伝媒体が来ないのはたしかにまずい。
「声はかけたのだが・・・」
やばいこれどんどん暗くなっちゃう・・早苗が再び話題を変える。
写真即売会の盛況ぶりを見やって。
「それにしても、すごい盛り上がりですね・・」
「さすが早苗。私の人気だもん最高よ」
かなり自信満々のはたて。

「そうだ、今度守矢神社で秋の収穫祭がありますよWそこにもはたてさんが参加してもらって。もっと盛り上がりましょう・・それがいいわあ」
早苗がナイス・アイデア。
「なるほど収穫祭なら人里の人や、ほかの妖怪たちもあつまるからな」
「それはいい考え」
飯縄丸もはたてもこれには賛同した。
「きゃ~うれし~ぜひ来てくださいね~」
早苗が喜んで再びはたてにだきついた、今度は前からもみもみっと
「さ、さなえ~~」

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