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Google Game Builder

プログラム不要で3Dゲームが作れる!というツールをGoogleが発表していましたが、先日大型アップデートが行われたようです。

Google Game Builder
https://store.steampowered.com/app/929860/Game_Builder/

Googleが無料で3Dゲームを簡単に作れるゲーム「Game Builder」を発表
https://gigazine.net/news/20190614-google-game-builder/


このツール、見た目はマインクラフト風で、好きなように世界を構築し、そこにキャラクターを配置していくという感じです。

キャラクターのモデルはいくつかのプリセットから選ぶことができますし、Google の Poly というサイト (https://poly.google.com/) を経由して他のユーザーが作ったモデルを持ってくることもできます。
(ただ、ツール内の "CREATE" → "OBJECTS FROM WEB" での検索結果とPolyサイト内での検索結果を比べてみた感じだと、Polyサイトに登録されているオブジェクトのうち、かなり限られたものしかインポートできないみたいです)

※ちなみに、ざっと見てみたところ Google Poly にはこんなモデルもありました(一応、直リンクは自粛しておきます)。
ttps://poly.google.com/view/26x_0PKFg-l
ttps://poly.google.com/view/3yY1R67uH0Q
両方ともクリエティブコモンズ(CC-BY)なので、著作表示さえすれば営利目的だろうが改変しようが問題ないハズ。
いやいやこれ本当にクリエティブコモンズでいいのか……?

うまく使えば楽して何かが作れるかもしれません……が、多分もっとヤバい所から怒られると思うので、ほどほどにしましょう。


ロジック部分に関しては、様々な効果を持った「カード」を組み合わせていく、という形をとっています。
例えば、「○○なら△△する」「他オブジェクトと接触」「テキストを表示」という3枚のカードを組み合わせれば、特定のキャラクターにプレイヤーが接触すればセリフを出す、という事ができます。
これらのカードは JavaScript でカスタマイズできるので、プログラムが分かる人であれば自分好みのカードを作ることもできます。


そんなわけで、あわよくばこのツールを使って3DエロRPGを……?と思って少し試してみたのですが、結論から言いますと、少なくとも現時点では(同人ゲーム販売という意味では)あまり使えそうにありません。

このツールは、ツールというよりも「ゲームを作る事を楽しむゲーム」という印象を強く受けます。
そういう点で、RPGツクールやWOLF RPGエディターとは根本的に異なります。
どちらかと言えばスーパーマリオメーカーみたいな感じですね。

ですから、当然ながらこのツールで作ったゲームを専用のEXEにまとめて配布、なんて事は(現段階では)できません。
もしもゲームを作って売りたかったとしたら、ゲームデータを有料で配布するという感じになります。
当たり前ですがソースコード的な部分やモデルデータも生のまま、編集可能な状態のまま配ることになります。

そもそも(現時点では)Steam でのみ公開されているツールですから、その内容は Steam 規約の影響下にありますし、ゲームデータ交換に使われている Steam Workstop (Modなどのカスタムデータ交換サイト)も当然 Steam の管理下にあるわけで、このツールを前提にした同人・インディーズゲーム販売は色々とハードルが高そうです。
何よりも致命的なのは、日本語に対応していない、ということです。
UIが英語のみ、とかいう話ではなくて、入力も表示もできないという事です。


ただ、Game Builder はまだβ版的な位置づけですから、これからの展開次第で化ける可能性は大いにあります。
特に言語問題に関してはかなり高い確率で解消されるのではないでしょうか。
今のうちにこのツールで遊んでおいて、操作に慣れておくのも良いかもしれません。

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