投稿記事

2017年 06月の記事 (2)

尾上屋台 2017/06/07 04:17

血と硝煙と、角材と

とうとう我慢できなくなり、「ラスト・オブ・アス」のマルチプレイに復帰してしまった。

これがまた、最高に面白いんだ。
この作品、まず話自体が今までやってきたTVゲームの中でも屈指の良さなんで、普段人に作品薦めない俺が、例外的にこれだけは人に薦めてる作品なんだけど、マルチプレイも、本編とは違った意味で、ものすごくよく出来てるんだな。
「ラスト・オブ・アス」の良さについては、本編マルチ問わず、またの機会にじっくり解説したいところだけど、今回は日記的に、ラスアスのマルチに復帰してしまいましたよ、という話を。

以下、プレイしたことない人にはさっぱりな文章になってしまうけど、今回はご容赦を。
ラスアスのマルチは、4人対4人で対戦し、銃の他にも爆弾、煙幕、角材と、色んなものを使って戦うTPSだよ。

購入当初と、それから一年くらい経ってから、そして今回と、プレイ期間としては、三期目みたいな感じになりそうね。
二度目の復帰戦。
もう一年くらいやってなかったんで、ベテラン勢にこっぴどくやられるだろうなあとビクビクしつつ、とりあえず復帰してみたってところ。

で、昨日一日やってみたところ、思ったよりできた。
もっとね、ブランクどころじゃなく、この一年でベテラン勢とは相当の実力差があるだろうなあと覚悟してたんだけど、そのベテラン勢の数が激減してた。
そりゃそうよねえ。
もう発売してから四年くらい経つもの(汗)。
でもほとんどマッチングしづらいなんてこともなく、プレイ人口自体は、今でもたくさんいるんだなあと感じた。
いやこれ、面白いもの。

ただ、プレイスタイルの流行りみたいなものは、結構変わってたかな。
最初にやってた頃は、余程の状況じゃないかぎり、走るのは禁止(足音で相手に位置がばれる)だった。
二期目にやってた時は、場合によっては積極的に走って、相手チームにプレッシャーかけるみたいな高度な戦術が使われてた。
そして今回は、みんな結構デタラメに走るのよね(笑)。

これは、初心者がかなり多いってのも、一因だとも思う。
かつてはちょっとでもヘマすると、特に日本人とチーム組んでる時は容赦ない罵声のメッセージが届いたもんなんだけど、今はそうやって、下手な奴は追い出そうみたいな流れは、できなくなってるんだろうなって。
なんだかんだいって、あんまプレイ人口減ったら、もうマルチプレイのサービス提供しなくなっちゃうかもだからね。
皆、初心者に優しくなったんじゃないかって。

そうじゃなくても俺は、こういうチームプレイってものは、別にゲームに限らず、初心者を罵倒するようなスタイルは、ハッキリ言って嫌いなんだよ。
中には確かにイラッとするようなプレイもあるんだけど、そこはベテラン勢が、ちゃんと教えるなり、背中で見せてけばいいと思うんだよね。
それができないのに、ただ罵倒するってのは、ただいい気になってるだけなんだよな。
このゲームにしてもさ、ホントに上手い人ってのは、ヘマしても何も言わないし、こっちのプレイを助けてくれたり、黙々といいプレイを見せてくれるもんだったよ。
まあどの世界にも言えることだけど、中途半端な実力でいい気になってる連中ってのは、残念ながら一定数いたりするもんなんだよね。

で話戻すと、この走りまくるスタイルに加えて、みんな超がつくほど積極的。
前はちょっと遠くの方で銃声聞こえただけでも「ひっ」ってなるくらい緊張感に満ちあふれてたんだけど、今はガンガン前に出て、バシバシ撃ちまくったりする。
ていうか、そういうシーンがひっきりなしに続く。

んで、今のプレイスタイル、これはこれで、結構面白い(笑)。
二期目にやってた時に、プレイする側もここまで高度な戦術使うようになると、ある意味これ以上の高度な展開はないだろうなあと思ってたんだけど、しばらくプレイしない内に、まったく逆の展開になってた(笑)。
もう敵見つけたら、ガンガンに撃ちまくるもんねえ。
前は敵見つけても、何狙ってるのかわからない場合は、とりあえずマーキングだけして、ちょっと様子みてたりしたもんなんだけど。

あと、初心者が多いってのに加えて、日本人プレイヤーの数が減ってるってのも大きいな。
前の時から、海外勢の中に混じってプレイする時は、かなりアグレッシブな展開ではあったから。
さすがに今ほどじゃないにしてもね。
特にアメリカ勢はね、こういうゲームに慣れてるってのと、軍務経験あるだろって感じの、ものすごくアグレッシプでクレバーな戦術使ってた。
日本人プレイヤーは、とにかくリスク避けて、味方でヘマをする奴が出てくると徹底的に叩くみたいな、まあ国民性がよく出てるというか(笑)。
と、この辺の、国、地域別のプレイスタイルみたいのは、別の機会にしようか。

で、自分の今回の復帰の感じはというと、やっぱものすごくエイムが下手になってた(汗)。
正面から撃ち合った時に、まず撃ち負けるって感じで。
前は、なんだかんだと五割くらいは撃ち勝てたもんなんだけどねえ(接近戦に強い武器もあるので、消音セミオートライフルの自分は、そういうのと当たると正面からはまず勝てない。かなり腕がいい時でも)。
ただ、このゲームはやっぱ、立ち回りなんだよね。
いかに相手に悟られず、あるいは有利なポジションをキープできるか。
何戦かやって、その感覚は驚くくらいすぐに戻ったよ。
いわゆる中堅どころのポジションの自分は、キル数と倒される数は大体五分になることが多いんだけど、すぐにそのくらいの数字に戻せた。
あと、初心者が多いんで、相手に上手いベテランいない時は、二桁キルもままあるかなって感じ。
もっとも、こちらの味方が全て初心者、相手がベテランばかりだったりすると、びっくりするくらい何もさせてもらえずに負けるけどね(笑)。
なんだかんだと、チームワークのゲームですから・・・。

ともあれ、最近はCG集の作業も大詰めで、精神的にもかなり煮詰まってたから、いい気分転換になりそうだよ。
もし君とこのゲームで対戦することがあったら、お手柔らかに頼むな。
HNネーム見ればすぐに俺だとわかるだろうけど、銃撃戦の中、何故か強化角材振り回してるのがいたら、それが多分俺だよ(笑)。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

尾上屋台 2017/06/04 03:54

「全部、吸っちゃうね。」に行ってきました

先日(5/31)、喫煙者解放総決起集会「全部、吸っちゃうね。」というトークショーに行ってきたよ。

高円寺のパンディットという店で、藤倉善郎さん主催、ゲストに菅野完、中村うさぎ両氏を迎えて開催されまして。
ていうか、菅野完、中村うさぎ、藤倉善郎という名前の並びがすごい。

うわー、名前だけで胃にもたれそう!(笑)

以下、三人を知らない人もいるかもってことで、軽く紹介させていただくと・・・。

・菅野完氏
今では森友問題で知ってる人も多いと思うんだけど、「日本会議の研究」で有名な著述家。
今まで断片的にしか話を聞けず、一体どんな組織なんだと謎に満ちていた日本会議について、その成り立ちから現在に至るまでの縦軸と、どのように政治に関わってきたかの横軸について、多分、こうした本では初めて描くことに成功した一冊、その著者ですよ。
自分自身、「日本会議の研究」自体は、発売直後に読んでたんだけど、森友問題で一気に時の人になりましたですね。
これはいずれ日を改めて書く予定だけど、「日本会議の研究」は、政治にちょっとでも興味ある人は、読んでおいた方がいいですよ。
今の政治状況語る上で、これ読んでるかどうかってのは、ひとつのラインになってることは間違いなく。
あー、「日本会議の研究」読んでないなこの人、みたいのはすぐに他の人にわかっちゃうみたいな、とても重要な一冊。
今回のイベント自体も、菅野氏のツイートで知ったんだけど、おー、生菅野氏が見れるのかーってのも、自分が今回のイベントに足を運んだ理由だったりします。

・中村うさぎ氏
まず書き手として有名なうさぎ氏ですけど、自分の場合、昔朝日ニュースターでやってた「ニュースにだまされるな!」のアシスタントとしての印象が一番強かったり。
彼女の物言いはとても鋭い上に、知らないことは知らないってことで変な見栄を張らないし、かつ聞き方も上手な人なんで、期待値は高かったですよ。
これもまた、おー、生うさぎ氏が見れるのか、と、そんな感じで。

・藤倉善郎氏
実は藤倉氏のことは今回のイベントで初めて知って。
でも氏の主催する「やや日刊カルト新聞」のことは知ってたし何度か読んだこともあったので、ああ、あの日刊カルト新聞の人か!と。
その氏の主催で、今回のイベントは開催されたわけで。

ちなみに、当日の様子と、どんなイベントだったかは、こちら。



30人ほどが来場、という記事だとそんなに人が来なかった印象かもですが、この店ではほぼキャパいっぱいいっぱいな感じで。
早めに行って後ろの方の席で見ようかと思ってたら、ちょっと予定狂ってしまって、結局開催ギリギリに入店したら、もう一番前の席しか空いてなくて。
でもすぐ目の前に菅野氏が、という、結果特等席みたいな所で見ることになったのでした。

ともあれ、この記事にある通りの内容プラス、ちょっと記事にできないような話も多くて(笑)。
これで千円とドリンク代のみってのは、ちょっとお得過ぎって感じ。

ネットとかだと、今の時代、煙草吸ってるってだけで、石投げつけられる風潮になってしまったので、お三方の煙草にまつわる様々な話、とても楽しめました。
藤倉氏の司会もよくて、ていうか、カルト関連の話とかも面白く、この二人を迎えても全然かすまないというか、このイベント知るまで氏のことはよく知らなかったのに、この人の話をもっと聞いてみたいと思ったくらいで。
このイベント通じて、藤倉氏のことを知れたってのも、収穫の一つ。

またね、三人とも頭がいいのよ(笑)。
だから話もわかりやすいし、何よりも面白い。
頭いい人の話って、聞いてるだけで面白いもんね。
それに加えて、政治とかの話も絡めてくるものだから、もう自分としては間違いなくツボに入る話でね。
いやホント、これは記事にできないだろうなーって話が満載で、そこが何よりも楽しかったです。

自分も煙草については色々勉強してきたし、実体験含めていずれここで書こうとは思ってるんだけど、今までになかった切り口だったり、視点だったり、三人の体験談だったりは、とても新鮮でした。

それでもって、やっぱり煙草規制、それを後押しする風潮ってのは、ホント駄目で、恐ろしいものだという思いはあらためて。
WHOの次の標的は酒、そしてジャンクフードだったり、菓子類だったりするでしょう?
今に酒飲んでる人間だったり、間食取る人、太ってる人は間違いなくターゲットにされるよ。
と、その話は、また別の機会にたっぷり書くとして。
ともあれ、息抜きだったり個性みたいなものを認めない社会ってのは、息苦しいだけだよね。
そういったことを再認識させられたイベントでもありました。

イベントは、最初二時間半くらいの予定が、結果三時間ちょっとに。
でもこれ、この内一人でも、三時間たっぷり話せるくらいの、面白い人たちで、ホント、ちょっともったいないくらいで。
これはホント、第二、第三弾に期待大。

あと、ちょっぴり余談。
昨日の菅野氏のツイッターでもちょっとだけ垣間見た人もいるかもだけど、菅野氏は、著作やツイートのイメージとは裏腹に、かなり紳士だったよ。
それはイベント中の挙措だったり、あと自分とホントにちょっとしたやりとりがあったんだけど、そういうところによく出ていました。
かと思うとトーク中、これはって話題には、急にゴンタ顔になったりして(笑)。
あらためて、奥の深い人だと思いました。

そんなわけで「全部、吸っちゃうね。」、とても楽しめました。
せっかく人の少ないブログだから、記事になってない部分について、印象に残った話なんかは、ここで書いちゃっても良かったのかもね。

店の中は煙くても、ここ最近で最も風通しのいい空間だったよ。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索