『ふしぎの海のナディア』と「表現規制」のお話

こちら、ナディア嬢でございます。
放送当時、某アニメ誌の人気投票では、「１番好きな女性キャラ」と「１番嫌いな女性キャラ」の二冠を獲得するという稀有なキャラでしたね。
エロ同人誌も、あの生意気な性格ゆえか「お仕置き」のシチュエーションが多かったように記憶しています。

私も今頃になってナディアのエロ作品を作ろうかと思ったのですが、懸念材料があります。
それは、当サークルの主要テーマが「男尊女卑」にもとづく「奴○」という点です。
それは画像よりもセリフにおいて顕著で、女性キャラに「私は奴○です」とか「私に人権はありません」と言わせたり、「私は、ウンコと間違えて生まれた汚物です」なんてセリフもあります。

ナディアのファンならば、彼女が宇宙人という設定なのは、知ってるかと思います。
一説には、“黒人問題”に巻き込まれるのを避けるための設定という噂も実しやかに囁かれました。。
なにしろ当時は、『ちびくろサンボ』の絵本が絶版となったり、玩具の『ダッコちゃん』の販売が中止されたりしていたので。

そして、当サークルの作品をAmazonのKindleに頒布申請をしたところ、『委員長はクラスで虐められています』シリーズの一部と、他にロリ作品は通りませんでした。
ロリ作品は当然かなと思いましたが、奴○宣言などのシーンが有る委員長シリーズは「人権上の問題がある」と判断されたようです。
ところが一方で、同じく奴○にさせられる『人間の剣士と巫女の姉妹がケンタウロスの姉妹に囚われました』 は申請が通りました。
Amazonは却下した理由の詳細を明かしてくれないため、これは推測になりますすが「ファンタジー作品」だからかと思われます。
しかし、ナディアの設定が宇宙人という設定でも、知らない人が見れば、褐色肌のキャラの画像とセリフの組み合わせで、誤解を受ける可能性があります。

また先日、意外なことを知りました。
DlsiteやFanzaなどで行われている、作品タイトルやセリフにおける特定の単語の自主規制は、運営側の判断だけでなく、クレジットカードの決済企業からの要求らしいということです。
らしというのは、某ダウンロードサイトから、「NGワード」と「用語の言い換え」の一覧が送られてきて、そこに理由として、クレジットカード決済を維持するためと記されていました。

【NGワード】→【置換表現】
「レ○プ」→SEX
「強○」　→**
「強○」　→アグレッシヴ
「凌○」　→汚染
「輪○」　→複数プレイ
「催○」　→
「獣○」　→NG
「虐○」　→おしおき
「奴○」　→子分
「折○」　→制裁
「夜○い」→寝込SEX
「切断」　→***

現在のところ、用語の自主規制はダウンロードサイトのみで、支援サイトでは画像や映像以外の文字については規制されていません。
しかし、急に方針が変わる可能性があります。

そこで、まず当サークル自身の対策として、ナディアをはじめ褐色肌のキャラについては、セリフ付きの画像を【鬼畜主義人民共和国】でのみ限定公開とし、セリフ無しの構図違いなどの画像の方を一般公開という、これまでと逆にしようと考えています。
状況によっては、上記の公開方法を基本方針に変更するかもしれません。
ご意見や情報などがありましたら、コメント欄にお願い致します。

【オリジナル作品の翻訳者募集！】
詳しくは、下記のページを参照して下さい。
https://www.dlsite.com/modpub/lp/overseas/translator/

翻訳者として登録しましたら、下記のページにアクセスして「黒水晶」か作品名で検索して下さい。
https://www.dlsite.com/maniax/genres/works?genrekey=translatorsUnite

【鬼畜主義人民共和国】
http://b-crystal.org/

【BOOTH】
https://booth.pm/ja/items/569481

【Dlsite】
https://www.dlsite.com/maniax/circle/profile/=/maker_id/RG21190.html

【FANZA】
https://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/list/=/article=maker/id=28614/

【Bookwalker】
https://r18.bookwalker.jp/label/5409/

【ふしぎの海のナディア】
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