風俗レポ VSバトルファッカー

このお店へいったときのレポートです

セックスバトルコロシアム……大阪の十三には、そんな風俗店があるという情報は前々から聞いていた。セックス! この言葉は響きがいい、何度でも使いたいセックス! と言っても、実際に性器の摩擦は伴わず、手を使ったサービスが主体で、どちらかというとマゾや受け好きの男性に好まれる、女性からの一方的な責めで抜き差しならぬ勝負をするわけである。ルールの方も、制限時間以内に男性が射精したら負け、射精までの時間に応じて女性に賭け金の2割~10割が支払われるというものである。掛け金も、男性が支払うものだから実質割引料金の決定ではある。
もんむすくえすと・パラドックスRPGってゲームのバトルファックのシステム、と言えば、知ってる人は分かってくれると思う。
私は、前々からこのお店にいつか行こう、と思っていた。そんな折、関西在住のフォロワーのM氏と風俗オフしようぜイエーなどという話が持ち上がりほなイキまひょか~とエビス丸さながらに承諾したわけであった。

当日1時に落ち合う予定だったため、12時前に家を出、12時に営業時間の始まるお店にTEL、ってえと、関西訛りのおばはんの声で、「ハイこちらイルミナティ」って、おいおい、秘密結社に繋がっちまったぜ、やべーよ消される、黒服がやってくる、と一瞬思ったが、小生は賢いので、周章狼狽したのは3秒ほど、コロシアムを運営している風俗店の別の、というかメインのお店の受付が対応したのだとタチドコロに理解した。
後で聞いた話だが、この大工の集団とか錬金術師集団のような名前の風俗店はSMヘルスらしく、バトルファック屋さんの方も同じ女性が出勤しているとのことだった。今日はたまたま、そちらのSMの方でエベントをやっていたそうで、当初フリーで適当に入ったらぁって思ってたのに、きっちり指名キャストと時間を決めさせられた。
閑話。
バトルファック屋さんの番号は分かりやすくBFと入れておいた。拙者、持っているのがガラゲーなので、22、333、と打って登録したら、名前欄がイク、になっていた。
閑話休題。
梅田で黒髪のカズレーザーという感じの男ことM氏と合流すると、そのまま飯を食す予定だったのだが、1つ問題が発生した。予定していた時間に予約できないというのである。一緒にイこーね♡ つってたのに裏切り者である。少し早い時間で短い勝負なら出来るぜととの旨なので、急遽飯を止して、十三へと韋駄天走りをやってのける必要も無く、余裕を持って指定されたプラザオーサカ付近で待機し、まるで銃後の守りを任ぜられた婦女子さながらに、M氏の出征を見送ったのであった「イってらっしゃい」。
カレーを食す、ビデオ屋でムカデ人間を購入するか悩むなどするうち、時間は過ぎ、M氏はあたら若い子種を無駄に散らしてきたわけである。
まあ、興味津々でどうだった? つって聞きますわな。
めっちゃよかった、との億単位の弾を無駄撃ちもとい犠牲にした報告に、俺は無暗に期待しつつ、根掘り葉掘り聞いていると、突然電話、見たらBF屋さんから。もう来てるか? ちょい時間押してるからはよ入ってくれや。とのことで、約束の時間より7分ほど早かったが、徒歩1分でホテルへとたどり着きチェックインを果たした。

ホテルは、値段の割にそこそこ部屋が広かった。風呂はガラス張りで、壁には無暗に鏡、天井にまで鏡、まさにラブホテル然としたラブホテルで、ちょっと感動した。部屋に入ったことを電話で伝えると、10分ほどで到着するから覚悟しろと脅されたので準備した。和服なので、急いで脱いで畳んでシャワー、一度プッシュすると10秒ほどで出なくなる節水仕様だったのでファッキンシット! などと口汚くシャワーヘッドを面罵しつつセルフで洗体をやってこました。頭を拭いている折に、ピンポンが鳴って、応対に出た。
指名したお嬢さんはハーフで、長めの黒髪とくっきりした目鼻立ちが特徴的な、綺麗な人だった。ちょっと目の下の隈が濃かったが、そこは個人的にはプラス、不健康なエロさが追加されたベッキーだな、と思ったので以下ベッキー。
スレンダーなのに大きなお尻が魅惑的な方だった。割とテンションが高く、初めましてと挨拶するなり、部屋に入り下駄のこととか、和装のこととかを突っ込んできた。
ソファに腰かけ、システムの説明を受けながらベッキーさんの太ももなどをチラ見していた。毛が薄くて柔らかそうだった。
説明が終わり、料金を支払うと、ベッドに寝るように指示された。オプションは無しで、仰向けになって一方的に責められる態勢だ。
ベッキーさんは服を脱ぎ黒い下着とパンストだけの姿になっていた。手首や胸や背中にタトゥーが入っていて、妙にエロティックだった。しかも、おへそにはピアスまで。痴女だ……期待が高まった。
タイマーを手渡され、それを押した瞬間からバトルが始まるというシステムだ。60分の性技全開コースという、色んなテクニックをつかって、ちんこをコキ倒してくるというのである。手コキのみのコースではない、乳首舐めとかもろもろがあるという感じ。
さて、スタートの合図で、僕はタイマーのスイッチを入れ、それをベッドの上に伏せて置いた。あと何分か、というのは見えない仕組みになっているのである。ベッキーさんは、僕の股間を隠していたタオルを遠慮なしにはぎ取ると、容器からたっぷりローションを手に搾り出し、ヌルヌルとペニスを愛撫し始めた。握って扱かず、両手の指を滑らせるようなやり方で、時々玉の所や会陰をくすぐってくる。かなり慣れたやり方に、すぐにモノに血が通い硬くなり始めた。すると今度は、優しく握って柔らかな手でシコシコニュルニュル竿と亀頭を扱きながら、右の乳首を舐めて来た。髪の毛から香水の匂いがして、クラッと来た。
「乳首も感じちゃう?」
「……はい」
「やらしぃな~♡ 足ピンってなってるよ♡」
と、唇を胸に密着させて高速でチロチロと舌を動かされた。良く見ると、舌にピアスがあって、それがいい感じに乳首を刺激してくるらしかった。
正直乳首舐めがめっちゃ上手くて、いい匂いもするし、ずっとやっててほしいくらいだったが、こちらの反応を窺うつもりなのか、胸に跨って両手でちんこを弄んできた。肌色のパンスト越しのお尻が目の前にあった。
「触っていいよ♡」
と許可をもらったのでおずおずと手を伸ばして触る。柔らかかった。体温はひやっとしていて、熱帯地方で暑い夜に女を枕にして眠るという話を、ふと思い出した。
「そんな触り方じゃあかんよ~♡ いっつもお尻揉むときみたいにせんと」
と言われたが、いつも尻なんて揉まないので、まあ、激し目に揉めばいいんだな、と強めに揉みしだいた。
そうしているうちに、また乳首を舐められたり、器用にもちんシコしながら足で乳首をいじられたりした。手コキもただ握るだけじゃなく、時々人差し指で玉やアリの門渡りをつつ……と擦ってくる心づくし。テクニックすげー、きもちいい……ってうっとりしてしまう。
だけど、気持ちいいことは気持ちいいが、会話などで集中が途切れると萎えの兆候も見えたので、まだまだイきそうにはないかな、という感じだった。
しかし。
「なんかちょっと頑張ってるみたいやし」
とベッキーさんはおもむろにパンストを脱ぎ、触って、と言う風に少しこちらに突き出してきた。
目の前の大きなお尻はTバックのショーツが中心線を隠しているだけ。
手を伸ばすと、パンストの上からでは分からなかった肌のキメ細かさが触感出来た。
「うわ、めっちゃ肌スベスベっすね」
と思わず言うと、少し照れたようにありがとう、と関西のイントネーションで言われた。生で揉むと指が沈み込むくらいに柔らかくて、いつまでも揉んで痛いような感じになった。当然興奮が煽られる。夢中になってお尻や太ももを堪能していると、気が付けば目の前にお尻が迫ってきていた。いい匂いがする。お香水かなーって思ってたら、突然顔面にお尻を押し付けられた。顔面騎乗である。柔らかい肌がお尻の穴に埋もれる。いい匂いがする。気持ちいい。嬉しい。女の尻に敷かれるの好きーって興奮して息が荒くなる。
「なに~興奮してる~?」
「は、はい」
「めっちゃ正直にいうし♡」
ってさらに顔に体重をかけられた。鼻ばかりか口まで塞がれる。まともに呼吸が出来なくて、でも柔らかくて、いい匂いで、嬉しくて……もう一生頬ズリしたいくらいだった。下半身が熱くなってるのが実感できた。追撃とばかりにベッキーさんが両手でペニスのカリと竿を執拗に扱き上げて来たからたまらない。
絶品だった。早く激しくしつつも、痛かったりはしない、絶妙なちんこ弄りテクに、完全にやられていた。
あ、やべえ……っていう感覚がみるみるうちに込み上げて来て。
「あ、無理、出ます……」
「え~出るん~?」
と、言う間にもう尿道を気持ちいいのが上ってきていた。
脈動。ローション塗れの手の中で弾ける爽快感が下半身に広がる、
「うわ、めっちゃはや……」
と言ったのは僕自身だった。こんなにあっさり高まってしまうとは2分か3分前まで考えもしなかったのに。負かされた……という羞恥が胸に去来する。
「な~めっちゃ早かったな~何分ぐらいと思う?」
「10分経ってないっすよね……」
「うん。えーと、7分34秒♡」
つまり454秒である。早すぎだろ俺。
無茶苦茶早くて候。いや早漏。これがプロのテクか……というか、顔面騎乗のタイミング最高過ぎて、すっげえ興奮して、そのまま暴発とか、ルカさんを馬鹿に出来ない。
居たたまれないというか、恥ずかしい思いに苛まれ、ベッキーさんの勝ち誇った表情から、逃げるように視線をそらしてしまった。
一応、これで敗北が決定なのだが、一応2回だすかも、っておとで射精保険なるものをかけておいた。3000円払って、途中で出してももう1回戦出来るというもので、保険の大事さを改めて僕は知ったのである。
クールダウンするまでに少し会話をし、10分も経たないうちにプレイ再開となった。電動マッサージ機が備え付けてあったので、それを使って責められたり、あるいは執拗なまでに乳首を舐られたりして、また硬くなったところを、また顔面騎乗、今度は前側から。圧倒的光景。ショーツの模様が見えすぎるほど見える。興奮する。高まる。けれど――
結局2回目は出せなかった。ローションがべたついてきたタイミングで水気を取りに行ったところで、持続性が無くなってしまっていた。
射精にはノリ・グルーブが大事で、その場の勢いで搾り出さないとダメなのである。すっかり萎えてしまった愚息を、ネバーギブアップって感じで勃起させようとベッキーさんは手を尽くしてくれたがダメそうだった。俺としても、1度の射精とその後の責めで結構満足してしまっていたから、もうやめにしましょうかーとなって、シャワーを浴びた。
保険掛けずに30分勝負でよかったな。という気分になりつつ、身支度を整えた。その間にベッキーさんと軽く話を下が、彼女は割と変わった人つーか、映画とか本の話が出来そうで、持ってきていた種村季弘の「怪物の解剖学」にも興味を示していたので、普通にあって喋りてえ! という感じではあった。昔は美術部所属だったり、小説を書いていたこともあったらしい……珍しい人だ。
チェックアウトを済ませ、今日はありがとうございましたって、分かれてホテルの出口で分かれた。これからまた、SMの方でお仕事らしい。
連続発射は逃したが、かなり面白かったし、時間一杯楽しませる、では無く本気でイかせにかかってくる、というテクニックを味わえるのはなかなか貴重で気持ちいい体験だった。次は30分で保険無しのガチバトルをやってみたい。さっさと終わらせるか。という感じで終わらされてえ。負けたくない! って思ってるところに敗北射精……そっから精液みせつけとかされたい。
敗北を知りたい……もっと。

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