F. PRODUCTIONS 2023/04/20 19:00

「体液越しの幽霊ちゃん」監督インタビュー(前編)


――F. PRODUCTIONSの2023年二本目となる最新作『体液越しの幽霊ちゃん 〜エッチなことは禁止です!〜』。今作はどのような内容になるのか、いつものように詳しくお伺いしていきましょう。

F:よろしくお願いします。今作の主人公の設定としては、一人暮らしを始めたばかりで、寝る前にエロ音声作品を聴いて抜くのが日課というものです。そこに、元からその部屋に住み憑いていたという幽霊ヒロインが声を掛けてきて、エッチな事はやめてくださいと言われてしまいます。

――同じ屋根の下、オナニーをしたい主人公とそれをやめさせたい幽霊のお話ですね。

F:抜かないと眠れないと反論する主人公に対し「私が代わりの方法で寝かせてあげます」と幽霊は渋々提案してきます。そこからは皆さん予想通りどんどん過激になっていくのですが、ヒロインは幽霊だというのが今作のポイントです。

――と言いますと?

F:普通に考えて、幽霊は現世の我々に直接的に物理干渉ができません。見えないし触れない。しかし、空気を介してなら自らの存在を示せるんです。

――なるほど……つまり空気を振動させて声を届けたり、耳ふ〜も可能であると。

F:さらに体液を媒体に間接的に触ることもできてしまいます。なのでヒロインはその法則を駆使して主人公にちょっかいをかけてくるわけです。また、幽霊は疲れないので長時間耳舐めやフェラチオをしてくるし、重力なんかも関係ないので高速騎乗位もされてしまいます。

――埒外物理の世界ですね。ではお次にそのヒロインについて教えてください。お話を聞く感じだと、主人公に対しあまり良い印象を持っていないようですが……。

F:基本的には常に不機嫌そうに接してきます。ですが、エフプロ史上イチ可愛いキャラになっていると思います。これは担当声優のこやまさんのお力がとても大きいですね。話が進むにつれ徐々に融解していくので、広義でのツンデレ属性と言えます。その他については序盤でいろいろ自己紹介してくれるので、ユーザーさんが彼女に直接聞いていただければと。

――『十成ゆりん』という名前の由来については?

F:エフプロ10本目の企画というのと、“(見えなくても)常に隣にいる”という意味で『十成(となり)』。『ゆりん』は中国語で幽霊を意味する“幽灵[yōulíng]”からです。厨二病的には“ファントム”とか“ゲシュペンスト”といったカッコいいワードをモチーフにしたかったのですが、どう崩しても女の子の名前にするのは無理でしたね。

――それだとめちゃくちゃ強そうなイメージになってしまいますね(笑)。声優にこやまはるさんを起用された理由についても教えてください。

F:それはですね、シナリオを書いていたら降りてきたんですよ、こやまさんの声が。

――えっと…どういうことでしょう……?

F:順番に説明しますね。まずヒロインの大まかなイメージとして、企画当時に放映が終了したばかりのTVアニメ「シャインポスト」の玉城杏夏を設定しました。その杏夏の声を思い浮かべながらシナリオを書き始めたわけですが、いつの間にかそれがこやまさんの声に置き換わっていたんです。何度か頭の中を杏夏の声に修正してみたんですけど、やっぱりこやまさんの声が強くて。

――ヒロイン像としては玉城杏夏よりこやまはるさんの方が近かったという事ですね。

F:しかもこやまさんの声を脳内で再生させながら書き進めていくと、どんどん次の台詞が出てくるんです。“ゆりん(CV:こやまはる)”が本当にそこにいて、それを文字に起こすだけでした。今回は今までで一番スムーズにシナリオを書けましたね。ありがたい事にこやまさんに快く引き受けていただけて、最高のゆりんになる未来しか見えませんでした。

――体験版を聴くだけでもゆりんはこやまさん以外あり得ないと思えます。

F:納品された音声データに関しても、消すべきリップノイズがとても少なく、ホワイトノイズを処理するだけで十分なクオリティでした。編集がとても楽でしたね。とは言え吐息や息遣い、リップサウンドやマウスサウンドで敢えて残している部分も多いので、そういったフェチの方はご安心ください。そのフェチの持ち主である私が保証します。そして演技に関してはもはや言うことなしのベストパフォーマンスで、手放しで大絶賛です。

――ゆりんがどのようにデレていくのか、本編を聴くのが楽しみです。それでは作品のPRをお願いします。

F:ジャンルとしては幽霊ヒロインものですが、本作は他とは少し違ったリアルな設定となっています。幽霊が動いた際の衣擦れ等の効果音はなく、SEX中も愛液越しに結合してるわけなのでお尻や太ももがぶつかる“パコパコ”といった音ではありません。ただリアルといっても怖いという意味ではなく、むしろコメディ方面に活かされています。きちんとハッピーエンドを迎えるラブコメ作品となっていますので、お気軽に楽しんでいただければと思います。

期待に胸が膨らんだところで今回はここまで。ネタバレありのインタビュー後半は作品発売後に公開予定!!

2023年4月某日 F. PRODUCTIONS脳内にて

↓作品ページはこちら!
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01047662.html

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