【7月の色紙】&【8月の色紙】ラフスケッチ
【7月の色紙】ラフスケッチ
【7月の色紙】最後の夏のあい夏の海。少し大人っぽいあい。
【8月の色紙】ラフスケッチ
【8月の色紙】浴衣姿のミミア姫秋祭りの浴衣ミミア姫。異国の装束にご機嫌のミミア様。ルロウさんも楽しそうです。
僕の色紙の作り方は、こんな感じの工程です。
●まず、パソコン上でCLIP STUDIO(デジタル作画ソフト)でラフスケッチを描きます。
●CLIP STUDIOで描いたラフをプリントアウトします。
●プリントアウトした紙の裏側一面に鉛筆を塗ります。
●それを色紙に貼り付け、上からボールペンでなぞってラフ画を色紙に転写します。
●そこから下絵、ペン入れと進んでいきます。一枚いちまい手描きです。
出先でその場で描く場合は、もちろんこんな工程は採りません。色紙に直接、下描きから始めます。シンプルな絵柄の一点限りのものの場合も、色紙に直接下描きから行います。
紙原稿時代、漫画原稿用紙にいきなり下絵を描き始めることはありませんでした。
漫画家にはそれぞれ自分の制作の流儀があります。
僕の場合は原稿用紙の作業の前に「絵コンテ」と自分で勝手に呼んでいる工程がありました。「ネーム」と「下絵」を兼ねた感じの役割でした。原稿用紙と同じサイズ(B4)の自作の用紙に、コマ割りも絵もセリフも入ったほぼ完成形の漫画を鉛筆で描きます。担当編集者との打ち合わせもこの「絵コンテ」で行いました。
この「絵コンテ」をライトボックスで透過させて原稿用紙に下絵を描き始めました。
そんな工程でいつも漫画原稿を描いていたので、分厚くてライトボックスが使えない色紙に絵を描くのは、本当に苦手でした。いきなり本番の下絵なんて……!
そこで、ラフスケッチの紙の裏に鉛筆を塗って「カーボン紙」にして描く方法を採っています。
ちなみに単行本へのサインに添えるイラストも簡単な下絵なしでは描けない漫画家です。出先では消しゴムをかける時間がなく、鉛筆の下絵が薄っすら残っているのはご愛敬と感じていただけるとさいわいです。
達人のようにいきなりペンや筆でササッとカッコいい絵を描けたらいいなと憧れます。