毛ガニデパート 2021/01/05 00:00

『とーかの秘密』から、入った方への過去作紹介

『とーかの秘密』を作ったのは、サークルの注目度を上げて、頑張ってシナリオを書いた過去作をもっと多くの人に楽しんでもらいたいという目的がありました。
もちろん、『とーかの秘密』も頑張って作りましたし、声優もイラストも最高で、いい作品だと思っています。
でも、既存の需要を念頭に置いて作った作品です。
僕としては、すっごくハマる作品というのは、自分の中にある価値観に合った心地良いものではなく、「コレ、面白いだろッ!」と新しい価値観を叩きつけてくるものだと思います。
過去作は、そういった類の作品、決して万人受けはしないでしょうが、ハマる方にはハマると思いますので、この紹介を読んで、興味を引かれたら体験版だけでも聴いていただければ幸いです。

『やさしい吸血鬼の殺し方』

バイノーラル音声作品にまともなストーリー性を持ち込んだ作品。
「ストーリーがあるっていいな」と思ってもらいたくて、赤字覚悟で出したのでコスパ最高です。
吸血鬼像は、現代チックなものでなく、伝承や文学のものです。
そのため、出てくるキーフレーズが現代日本人にとっては常識とはいえないので、最低限そこだけは同梱の解説を読まないといけないのが難点です。
逆にいえば、解説を読む事が嫌でない方にはオススメできる作品かと思います。
声優は、青柳るう様。
声優の声質に合ったキャラクターを作るという話は聞いた事がありますが、声質に合ったストーリーも作るというのはなかなか無いかと。
そんな事をさせるくらい、落ち着いていて聴き心地の良い声だと思います。
イラストが無いのは、それが作品内容に最も合うと判断したからです。

『きょにゅーJ○を孕ませるお仕事』


R18に出てくる、「何で成り立つの? そんな仕事とか? 係とか?」という設定の「なぜ」の部分に注目した作品。
なぜか、きょうにゅーJ○に種付けしてお金もらえる上に、J○の方からノリノリで求めてきます、ウハウハです。
『とーかの秘密』のような描写で、ロリ巨乳物を書いた感じです。
本編だけならば、「あまあまじゃないと嫌!」という方でも大丈夫だと思います。
ただ、若干違和感を感じるようなフレーズを仕込んであります。
気になった方は同梱の「設定」を読んでいただければ、2度楽しめるかもしれません。
声優は、みもりあいの様
正直、ロリ巨乳とか、孕ませとか、バブみとか全然興味無かったのですが、熱演っぷりに編集していて性癖が歪むかと思いました。
そういったジャンルが好きな方には特に刺さる作品かと思います。
イラストは、koboshinn様。
影がある感じが素敵。
「設定」を読んだ後に見返すとピッタリなイラストだと感じていただけるかと思います。

『アラビアンナイト</breath>』


『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』の二次創作で、純粋に表現や物語としての面白さを追求した作品です。
バイノーラルで既存の本を朗読する作品はあれども、バイノーラル用に書き下ろされた物語を語り聞かせる作品はこれ以外無いのではないでしょうか?
もしあったら、聴いてみたいので教えていただけるとありがたいです。
アラビアンな感じで、詩的な語りを楽しめます。
シナリオ的には、最高傑作だと思っています。
おそらく現時点で、全バイノーラル音声作品中、圧倒的無比なシナリオの労力がかけられているでしょう、多分、一般的な作品の十数倍~数十倍。
物語が好きという方にオススメです。
声優は、浅見ゆい様。
『千夜一夜物語』改変と考えた時から、その語り部であるシェヘラザードは浅見ゆい様と決めていました。
その期待通りに伝承の語り部がよく表現されていて、演じ分けも見事だと思います。
イラストは、「BLACK SOULS」シリーズで有名な寿司勇者トロ様。
シェヘラザードというキャラクターは、美人なだけではなく、一癖も二癖もあり、そんなところが魅力的だと思います。
そんな幻想的で、どこか怪物的なシェヘラザードを表現していただきました。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索