【無人島】無人島に「ヤリ部屋」をつくろう
こんにちは、やさにきです。『無人島社員旅行記』の開発スタートを発表してからついに1年が経ってしまいました。前作『おとなり2』の開発期間が1年2ヶ月だったことを考えると、それを超えるのは確実という状況です。
ですがまだまだ完成の目処は立っておらず、長くお待たせしてしまっていることをお詫びいたします。相変わらず牛歩ではありますが着実に完成に向けて進んでおりますので、今後とも応援いただけたら幸いです。
それでは、今週の進捗報告をさせていただきます。
イラスト作業が一段落
前回のご報告はキャスト発表に終始したのでお知らせしていませんでしたが、5月中にイラスト作業が一段落いたしました。
基本CGは60以上と、当サークルでは過去最高のボリュームになっております。うちはイラストの質や量で勝負できるサークルではないのでここはあまりアピールポイントにならないと考えていますが、2000円前後の同人ゲーとしては充分なボリュームを確保できたのではないかと思います。
ただ、現在できあがっているCGはあくまでゲームを成立させる上で必要最低限のものに留まっているため、必要に応じてイラスト作業はまた発生してくると思います。しかし、決して得意とは言えないイラスト作業を2ヶ月近くぶっ通しで続けたため、さすがに疲れました。
そこで、今はイラストから離れて別の作業を進めています。久しぶりに進捗報告らしい報告ができるかと思いますので、最後までご覧いただければ幸いです。
アイテムのアイディア出し
いい加減に終わらせなければと思いつつだらだら続けてしまっているのがアイテムのアイディア出しです。こうした作品は様々な種類のクラフトアイテムを出してなんぼだろうと考えて、日々足りない脳みそを絞っています。
新しくアイテムのカテゴリを増やし、「消費アイテム」と「貴重品」を追加。貴重品の一部はヒロインにプレゼントすることができ、ストレス軽減や好感度アップなどの効果が見込めます。水着もこのカテゴリに入れました。
仲良くなってからにはなりますが、葉っぱの下着をプレゼントすればこのように着てくれたりもします。どうせ自分たちしかいないので、おっぱいは丸出しでもなんの問題もありません。
このあたりの作業もそろそろ打ち止めにして、いい加減にアイテム管理画面を完成させたいところです。
探索パートの改良
今回手を加えた部分で一番変化があったのは本作の主軸となる島内探索パートです。
上のスクショは探索パートのメイン画面ですが、画面右に新たなコマンドを追加しました。【選択肢のスキップON/OFF】【各キャラのステータス確認】【収集物の確認・整理】などです。
▲スキップをONにすると、探索のたびに表示されるコマンド選択がスキップされ、さらにヒロインたちの反応もカットされるので、探索を高速化できます
▲収集品の整理画面では不要なものを捨てて、所持量を軽くすることができます
これまで逃げ続けてきたJavascriptもほんの少しだけ使えるようになったため、探索パートの遊びやすさはかなり向上したと思います。システムは手を動かした分だけ進歩を感じられるので、作り手としてはとても楽しいですね。
新要素「キャンプ」
さて、ここからは本記事でご紹介したかった新要素「キャンプ」についてお話しいたします。
本作はゲーム冒頭で雨風を凌げる洞穴が見つかるため、無人島サバイバルものによくある家やテントの建造といった要素は存在しません。しかし、まったくないのは寂しいなと思っておりまして、そこで考えたのが各エリアに簡易拠点を設置することでした。
漂流物のブルーシートと枝を組み合わせることで製作できるテントを各エリアに設置することで簡易拠点を作れます。大きな葉っぱで屋根などを作るのがサバイバルものでよくありますが、諸般の事情によりブルーシートを活用することにしました。
▲拠点があるエリアにはテントアイコンが表示されます。無人島のマップも一新しました
▲持ちきれなくなった素材はキャンプに預け、洞穴の本拠点に戻ることなく探索を続けることもできます
キャンプは休憩地点としてはもちろん、ファストトラベルにも利用できます。キャンプを設置していないエリアに行くには満腹度の消費と時間経過を伴いますが、設置しているエリアならノーリスクで移動が可能です。
さらに、ヤリ部屋 としての利用も可能です。
ペアを組んでいるヒロインを連れ込めば森の中でもテントで横になりながら安全かつ快適にエッチができ、ほかのヒロインの目を気にする必要がありません。もちろん3人全員を連れ込んで、狭いテントの中でもみくちゃになることも可能です。
ニーズがあるかわかりませんが、鑑賞方法を選択できるようにするシステムも検討中です。【テントの外で音だけ聴く】を選択するとCGが表示されず、テントにフォーカスした状態で声とテキストだけでシーンが進みます。
優しく愛撫し合う音がやがて汗と愛液が飛び散る様を想起させるような肉の弾ける音に変わり、それがパタリと止んだかと思うと、ドクッドクッ……とナニかが脈打つ音が甘く蕩けた吐息に交じってかすかに聞こえてくる……。
ほかのヒロインたちの目を盗んで求め合う背徳感がより高まるのではないかなぁと思っています。前作でも「あえて見せない美学」を表現しましたが、いろいろオープンな無人島であえて視線を遮る空間を作り、そこで互いを貪ることで表現できるエロもあるのではないかと。
【お知らせ】『エルフと暮せば』ローカライズ版完成!
進捗報告は以上なのですが、最後にひとつ別件のお知らせがございます。裏で少しずつ準備を進めていた拙作『エルフと暮せば』のローカライズ版(英語・簡体字・繁体字)が完成いたしました。
『エルフと暮せば』は一時Steamでのリリースを模索していたものの、ヒロインが未成年に見えるという理由でBANされ、販売が叶わなくなってしまったという経緯がございます。そこで、パブリッシャーのご厚意で販売権を譲渡していただき、このたびDLsiteでのリリースが実現する運びとなりました。
審査の都合で前後する可能性はございますが、現在 6月20日(木)リリース を目標に最後の準備を進めております。
なお、本作はリリースと同時に日本語を含めた全言語で 50%OFFセール を実施いたします。国内の方でも本作が気になっているという方がいらっしゃいましたら、もう少しお待ちいただけるとお得にお買い求めいただけます。
主要クレジットカードが使用できない今、DLsiteでローカライズ版をリリースしてどれほどの方に手に取っていただけるかわからない状況ではございますが、もし興味を持っていただけましたらDLPayなどを活用して購入を検討いただけますと幸いです。
だいぶ長い記事になってしまいましたが、今回は以上です。アイテム管理やクラフトのシステム見直しに時間がかかっていますが、今月~来月中には序盤だけでも通しプレイできるようにしたいと考えています。引き続き頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。下記の「★」ボタンかツイートボタンのクリック、コメント等で反応いただけますと、励みになります。
それでは、次回もよろしくお願い致します。