『ふかみちゃんと一年中!!』ミニボイスドラマ「初めての手作りチョコレート」(凪ちゃん)のご紹介です!
こんばんわです!
進行豹です!
「ふかみちゃんと一年中!!」
http://vigorball.com/project/s/project_id/31
おととい、昨日と連続して
『あなたが主役のミニボイスドラマ』
の台本をまるっと公開させていただきました、本執筆状況ご紹介。
今日は気分を換えまして――
ということはなく!!
なんとびっくり三連続での! しかも完全にあたらしい視点でのリクエストいただきました、ミニボイスドラマ台本をご紹介させていただきます!
いただきましたものがなんと!!
『呼び名:凪ちゃん』
『シチュエーション: 「大好き」という言葉からの,ひたすらイチャイチャ』
というご要望でございましたのです!!!
ふかみちゃんが! 凪ちゃんと! イチャイチャ!!!!
というわけでございますので、いつもどおりにこころを込めて! わたくし! 執筆させていただきました!
台本! こちらとなります!!!
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『ふかみちゃんと一年中!! 凪ちゃんのためのミニボイスドラマ 「初めての手作りチョコレート」』
2018/11/25 進行豹
;セリフは全てふかみ
;ふかみの家
「どうしよう、どうしよう。どうしよう~!!」
「凪ちゃんが、まさか、
『バレンタインのチョコレートば作りたかとよ~!』
とか言い出すなんて!!」
「ああああ! 凪ちゃん、手作りチョコとか、誰にあげるの~!?
あう~! 気になる気になる気になる気にな」
;SE 玄関チャイム
「はうっ! 来たっ!
んんっ――いらっしゃーい、凪ちゃん」
;SE 玄関あき
「おはよう。わ、ほっぺまっか! 走ってきたの?
え? 『早くふかみちゃんに会いたかったから……』って
うふふ、ありがと! わたしも凪ちゃん、だぁいすき!」
「うん、あがってあがって。
チョコレートづくりの道具とか、全部、もう準備してあるから」
:SE 玄関閉まる
;SE 薬缶沸騰
「あ、ぴーっていったね。うふふっ、お湯がわきましたー」
「じゃ、まずは、チョコレートを細かく刻も?
お湯が冷めるの待ってる間に」
「うん! そうだよ凪ちゃん。
チョコレート細かく刻んでおけば、その分、早くなめらかに――え?」
「『やったら、刻むのも砕くのも同じばい』って! ちょっ! ダメだよ凪ちゃん!!
木刀でとか砕いたら、袋破けてチョコが粉々に――あ」
「『なら手で』って――すごい、凪ちゃん力もち~
これ、固くておっきいから……手で細かく割るとか……
わたしでもできないのに」
「うん。『わたしでも』だよ?
凪ちゃんは知ってるでしょお?
わたし、こう見えても……ううっ――
腕、お仕事で筋肉つきまくっちゃってるから――ひゃううっ!?」
「や……凪ちゃん、くすぐったいよぉ。
腕……そんなに――しつこくやさしくもみもみしたらぁ……」
「そ、それに、くすぐったいだけじゃなく――ん……なんか、ムズムズ――ひゃっ!? はううっ!!?」
「せ、背中も? それは、うん……引き締まってる、けど――ん……
ぁ……わきばら……ん……おなか……」
「凪、ちゃん……わたし、体……引き締まってる、かも――だけど――
お仕事で、しまった、だけ――ふっ――あっ……」
「しらべても……ん、ヒミツなんて、ない――はうっ!
ん……凪ちゃんの、もみもみ――だんだん、下、に……ぁ」
「『どっしりとした良か太ももばい』って。
……それ、どういう意味? 凪ちゃぁん??」
「あー、なぁんだ
『みっしりした太ももの言い間違い』って、
おなじことだよぉ~~!」
「もう、そんな悪いこという凪ちゃんのおくちは~
えいっ!」
「うふふふふ~ チョコのカケラでふさいじゃいました!
反省した?
え?
『反省したから、もっとおしおきされたかとばい?』って」
「もう、凪ちゃんったら調子いいんだから~。
それじゃあ、今度はおっきめのカケラを。
はい、『あーーーーーーーん』――ひゃっ」
「な、凪ちゃん……指――わたしの指ごと、くわえちゃってる――はうっ! んんっ!!! ――あ……
ペロペロ、しても、味……しない、よ、ぉ」
「ん……や……これじゃ、わたしが――
わたしの方が、溶かされちゃう……
チョコよりさきに――じゃなくて!! チョコ!」
「な、凪ちゃん。今日は。チョコ作りに来たんでしょ?
その……誰かにあげる……凪ちゃんのはじめての手作りの――大事な、チョコを」
「『そーだったばい』って……あっさりだなぁ。
ま、けど。そんなところもかわいいんだけど」
「え? ううん。な、なんでもない。なんでもないよ?
それじゃ、ええと、チョコを刻むののつづきねー」
「凪ちゃんがすっごく細かく砕いてくれたから……
<SE 千切り>――うふふ、刻むの、とっても楽ちん」
「凪ちゃんも――わ!? 包丁の持ち方から違うよぉ。
え――あー、だよね、凪ちゃんのおばあちゃんのごはん、おいしいもんねぇ」
「けど、包丁も刃物……ちっちゃな刀なんだから。
ちゃんと使い方覚えた方が、って!? わ! 急にすごい食いつき!」
「うん。おしえてあげる、もちろん。
わたしが知ってることなら、なぁんでも凪ちゃんに」
「ええとね? あ、背中側から一緒にもっておしえるね?
持ち方はこうで――うん。
左手は、指を切らないように、猫さんにするの」
「『わかったにゃあ』って! 中身まで猫さんにならないで大丈夫だよぅ。
もう、凪ちゃんってばおちゃめさん――ひゃっ」
「ね、猫ちゃん凪ちゃんは甘えっ子さんなんだねぇ。
うふふ、ほおずり、気持ちいい」
「はうっ! けど、チョコ!
チョコ、ちゃんと作らないとぉ!!」
<SE 包丁刻み>
「ん……やっぱり凪ちゃん、なにやってもセンスいいねぇ。
これなら――よいしょ――湯煎、して――で……」
「あ……ほら、こんなにするする溶けてくよー。
だねー、溶けたてのチョコ、おいしそうだよね~――
って! ダメだよ凪ちゃん。まだ熱いから、指先、ヤケドしちゃうよぉ」
「だから、ね? 今だけはもうちょっとガマンして?
うん。いいこ。うふふっ」
「溶けきったら、あとはテンパリングで上手に温度をさげて、好きな型にいれて固めれば、それで手作りチョコ完成! ――って、わすれてた!!」
「型、チョコの型! お菓子型。 わたし、ハートのしかもってないけど――って、え!?
凪ちゃん、もってきてるの? 型、自分で用意……あ」
「そう、なんだ。すっごく素敵な型見つけたから……
プレゼントにちょうどいいって――
それで、手作りチョコづくりにチャレンジしたくなったんだ」
「その型、どんなの? あ――うん。
見せて見せて見せて。
って――え? お舟の形?」
「!!!? まさか凪ちゃん! おじいちゃんたちの誰かにチョコを――って、違う?
だよねー。違うよねぇ、うん。
よかったー」
「けど、なら、お舟のチョコなんて誰に――え?」
「わ、わ! わぁああああああ! 嬉しい!
嬉しい! ありがと凪ちゃん!!!」
「うん。うん! とっても嬉しい!
まさか凪ちゃんの生まれて初めての手作りチョコを!
わたし、わたしが! プレゼントしてもらえちゃうなんて」
「ありがと、凪ちゃん。
――凪ちゃん、大好き!!」
「おかえしに、うふふっ。わたしも凪ちゃんにプレゼントしちゃうね? 実はなにげにはじめての、わたしの手作りチョコレート」
「あはは、だね。わたしたち、初めて同士をプレンゼント交換……(ごくっ)――初めて同士を、交換……わたしと……凪ちゃんが――」
「はううううっ!? なんでもない! なんでもないよ!
それじゃええっと、チョコレート!
こころをこめて、愛情こめて! 丁寧においしくつくっちゃおー! おーーーー!!!」
;タイマー。ピピピピ
「あ――時間! そろそろいいかな?
うん――うん! 綺麗に固まってるし~」
「あ! 上手、凪ちゃん! すぽーんて型から外れたね~。
えへへっ! テンパリングも大成功、だね!」
「あ……うん。えへへへへ。
うれしい、少しだけ照れくさいけど、
その何倍も、何百倍も」
「それじゃ、凪ちゃん――ええへ。いっしょに。
わたしたちのはじめて、交換しちゃお?」
「はい、『あーーーーーーーん』」
「(ぱくっ!)」
;おしまい
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いかがでしょうか?
このように、既存まいてつ世界観内のキャラ名と同一のリクエストにも、
(それがシチュエーション指定とあいまって、『世界観破壊につながる』等、オーダーお引き受けできないケースに該当しないかぎりは)
他のリクエストと同様に、せいいっぱいの全力で! 台本執筆がんばらせていただいております!!
ご支援ご検討の方におかれましては、どうぞご検討材料のひとつとお取り扱いいただけますと幸いです。
よろしくおねがいいたします!