「ふかみちゃんと一年中!!」ご支援者様立会収録のリポートです!(進行豹
こんばんわです! 進行豹です。
抱き枕カバー連動センサー対応ボイスコンテンツとなります、
「ふかみちゃんと一年中!!」
http://vigorball.com/project/s/project_id/31
本日は永井真衣さん( @nagaimai )
によりボイスのご収録がございまして!
支援者さま方にもお立ち会いをいただくことができました!!
本日お立ち会いをくださいましたみなさまと、
それぞれのお立ち会い時の収録内容は、
アッキ様 :ミニボイスドラマ「あとの祭りの、そのあとで」
カピバラガス様:ミニボイスドラマ「結婚前夜」
かが.くろ様:スイートアニバーサリーボイス「ハロウィン」
コウ様:スイートアニバーサリーボイス「キスの日」
――となりました。
本日のご収録立会においては、
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0092
「あの、ね? XXXさん。
わたし、お父さん――
結構ちっちゃいときに、亡くしちゃってますけど」
0093
「それでも、わたしが――ふかみがお嫁さんになるときのこと……
ちっちゃなわたしをお膝に抱えながら、
お父さん、ときどき話してくれて……」
0094
「『お嬢さんを僕にください』なんていってきたら、ぶっとばしてやる」、なぁんて――
お父さん、人をぶったことも、喧嘩したこともないみたいな人だったのに、いったりしてて」
0095
「それでね? XXXさん……」
0096
「お父さん、言ってたんです。
『結婚前夜の晩には絶対に、ふかみの旦那と飲み明かしてやる』って、
『ふかみと一緒に、何がなんでも幸せになれって、イヤっていうほど言い聞かせてやる』って」
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というシーンで、ご支援者様がご指摘くださった「気になるところ」が、素晴らしい演出へと結実いたしましたので、
そちらご詳報させていただきたく存じます。
上記の一連のシーン。
永井さんは、亡きお父さんの想い出のシーンとして、
「泣き出しそうになる感情を抑えて」という感じで、
しんみりとしたトーンでお芝居をくださり。
それはもちろん、その時点で非常に完成度高く、整っておりました。
のですが、収録ひととおりおわって、
「それじゃあ確認しまーす」となって、ご支援者様に気になったところをお伺いしたとき。
ご支援者様から、
「0094の『なぁんて』のセリフが、もっと明るい調子だといいんじゃないかな、って思いました」というご指摘をいただきましたのです。
わたくしは脳内で叫びました!!
「エウレカ!!!!!!!!」
と!!
例えば、甘いシーンというのは、甘いばかりではダレてしまって、単調になってしまいます。
ので、西瓜にあえて塩をかけるように、
「いたずらっぽいとこ」とか「突き放したようなとこ」とか「泣きそうになっちゃうとこ」などをうまいこと差し挟むと、
それが素晴らしいアクセントとなり、他のシーンの甘さをいっそう引き立てます。
こうした組み立てを、「メリハリ」などと申しますが――
いただいたご指摘はまさに、この「メリハリ」をつけるための勘所! 要点! ポイントを!!
まさにズバリと示してくださったものだったのです!!
すぐに永井さんもエンジニアさんもわたくしもその意図を理解し、
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1:0094の「なぁんて」までは、感情を抑えつつしんみりしたトーンのお芝居を活かし
2:0094の「なぁんて」は「なぁんて!」と、明るく持ち上げる。
ここでのふかみは、結婚前夜という嬉しい日に、暗い空気にしちゃいけないと気づいて、
明るく振る舞おうとする。
3:ので、0094後半
「お父さん、人をぶったことも、喧嘩したこともないみたいな人だったのに、いったりしてて」
は、
「お父さん、人をぶったことも、喧嘩したこともないみたいな人だったのに――ふふっ、いったりしてて」
と、やはり明るく、笑い話を思い出すようなトーンでいく
4:0095の「それでね」で、明るいトーンを落ち着ける
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という方向で演出方針がまとまり。
そのように永井さんにお芝居いただきましたところ!!!
「なぁんて!」の活きること活きること!!!
そのあとの、ふかみちゃんの自然な感情の高まりへ向けての、
まさに「タメ」として、すばらしく機能いたしましたのです!!!
わたくし、ご支援者様のセンスに。
それをすぐに理解し整頓してくださったエンジニアさんの経験に。
そして、新演出をすぐに我がものとし完璧に演じきってくださった永井さんに!!!
深く深く感謝をすると同時に
「みんなで作る」を、端的に具体化できる、この「ご支援者様による収録立会」というのは、
本当に素晴らしく楽しいものだな! と、あらためて感じ入りましたのです!!!
のですが! このあとさらに!
声優・永井真衣の凄まじさを発揮するお芝居を! わたくしは目の当たりにすることになったのです!!!
当該シーンの台本は、一連で
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"「わたし、調べてみたんです。 そうしたら――お口とお口のキスにも、ね?
(ちゅっ)(ちゅむっ)――ぷぁっ――んふふ、たぁくさん、種類。あるんですねぇ」" fuk_0523_at_ic_02
"「ん――(はむっ)――んふふっ。今のもキスですよ?
歯を使ってかるぅくあなたの唇を噛んじゃう――バイトキス、っていうそうです」" fuk_0523_at_ic_03
"「お鼻とお鼻を~こっつんこ! えへ~。いまのかわいいのも、キス。
スメルキスっていうんだそうです」" fuk_0523_at_ic_04
"「目、閉じてもらえますか――ん…………ふふっ。いまのも、キス。
まつげを使ってまつげをくすぐる、バラフライキス。
唇も舌も使ってないのに――大人の、エッチなキスですよね、これ」" fuk_0523_at_ic_05
"「ん……(ぺちょっ――ぺろっ――ぬリュッ――)ふ、ぁ――これ――
かなり、ですね。すごく……エッチ――あなたの唇を、舌先で、リップ塗るみたいにしてなぞってく――
ニプルキスって……はぅぅ……ちょっと、すっごく――エッチ――」" fuk_0523_at_ic_06
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でございました。
かなり水っぽく、色っぽく、ふかみちゃんが様々なキスを、鮮やかに艶やかにその声と唇とで表現してくださるシーンです。
(ちゅっ)(ちゅむっ)というリップ音がときに可憐に、ときに大人びて響き、
エンジニアルームの温度も、体感で2度くらい高まってまいります。
「ん――(はむっ)――んふふっ。今のもキスですよ?
歯を使ってかるぅくあなたの唇を噛んじゃう――バイトキス、っていうそうです」
の、「はむっ」の可愛く、けれども色香を含んだ表現! まさにふかみちゃんです!!
その艶やかに落ち着こうとする空気を。
すぐにまた、永井さん・ふかみちゃんの次のセリフがかき乱します
「お鼻とお鼻を~こっつんこ! えへ~。いまのかわいいのも、キス。
スルメキスっていうんだそうです」
スルメって!!!!!
エンジニアルームは一瞬にして、爆笑の渦に叩き込まれます!!!
「な、永井先生 スルメじゃねえです!!! スメル! スメル! スメルキスです」
「ああ! 匂い!!! スメルですね! そりゃそっか、スルメのわけないですよね」
「っていうか、なんでスルメだと思いこんじゃったんですか?」
「噛めば噛むほど味がでるキスなんて、素敵だなぁと思って」
――おあとがよろしいようで。
まぁそんな感じで、特筆した部分以外でも、全般鋭いご指摘あり、
楽しい笑いありで、今回も素晴らしいご収録立会をいただけ、
結果、すばらしいご収録をいただけたレコーディングとなったかと存じます!
このように! 『ふかみちゃんと一年中!!』のボイスコンテンツ群!
しっかりと収録の方進んでおりますので、どうぞ仕上がりにご期待のほどたまわれますと幸いです!
よろしくお願いいたします!!!