【作劇How to】「ものべの」の舞台選定の舞台裏 (進行豹
こんばんわです、進行豹です。
わたくしが取材型――
取材量が多ければ多いほど、密度のある良いお話を組める可能性があがり。逆に取材を一切できず、純粋な想像力だけで勝負となると、恐らくはかなりの苦戦を強いられる
――そんなタイプのストーリーメイカーであることは、この『作劇How to』シリーズを読んでくださってる方なら、おそらくご理解くださるものではないかと思います。
で。取材をするためには、当然、舞台――
これから書かれていく作品の、イメージモデルとなる土地
――が必要となります。
その舞台は、どうやって決定されるのか?
今回は、その辺のお話を、思いつくまま、ざざざとしていきたく思います。
これからご説明申し上げるのは、「ものべの」が、「ものべの」になる前。
「進行豹さん、どんなお話をつくりたいですか?」
「鉄道旅行もの! 姪っ子とふたりで日本各地を旅していく、『姪とin JAPAN』というのをつくりたいです」
「それはひょっとして、背景がたくさんいるお話になりますか?」
「んっと……8地方区分それぞれ1都市を舞台として、各都市10枚ずつと考えて、まず80。あとは移動のための各列車と。生活空間とかで……多分、100枚くらいでまとまるんじゃないかと」
「別のお話で書きたいものは? 逆に、背景を絞る方向だと?」
「それだと……孤立山村の妖怪ものですかね。妖怪と人間の共存みたいな」
「では、その線を掘り下げましょう。どの辺の土地を舞台にしますか?」
「ええっと――」
というような会話をしつつ、tOさんとcuraさんとわたくしとで候補地を考えていた……そんなころのお話でございます。
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