アトリエちょいす 2020/08/23 11:14

プリンセスシナジー開発記19「処女」

ご挨拶

こんにちは。8月もはや23日となり、
1ヶ月のスピードが今年1番早く感じます。
最近の話題としてはやはり発売したてのツクールMZでしょうか。

開発段階から有名なプラグイン製作者さん達がガッツリと関わった事により
一見マイナーチェンジ版のようで割と革命的に進歩していると思います。
RPGツクールとは本来それのみでRPGが作れるようになっているので
久しぶりに完全デフォルトゲームでも作ってみたい欲求に駆られますね!

本日は衣装紹介も一段落した所で、
閑話休題としてコラムをお送りします。

コラム「未だにロマーシャの本番シーンが無い理由」

プリンセスシナジーを4月に公開してからはや4ヵ月。
このゲームには未だに本番シーンが搭載されておらず
やきもきとお待ちしている方には申し訳なく思っています。

私の制作スタイルとして作る過程でキャラクターを愛でながら
キャラへの理解を深め、キャラクターの愛着が制作の原動力になる。
というものがあります。

自分自身処女信仰者というわけではありませんが、
キャラクターを取り巻く非可逆な出来事といえばやはり本番になります。
話が少しそれますが、「ガンダムGのレコンギスタ」にアイーダという
ヒロインがいます。彼女にはカーヒル大尉という相愛の人がいました。

そして富野監督はこの2人は寝たんだという認識を持った途端に
アイーダというキャラクターについてブレーキがかかってしまい、
以前と同じように扱えなくなったエピソードがあります。

エロRPGというのは基本的に非可逆的なものは好まれません。
今作ではウイルスというデバフを用意していますが、
なのでそれは感染しても治療できるように設計します。
ただし処女については別です。このステータスを重く捉えている身として
喪失した後に無かったことにするシステムというのは、
おそらく今後も作ることは無いと思います。

レリィナビゲーションは後半にならないと
この子の本番が見られない設計でした。
それによって相手次第でプレイヤーにとっての
彼女の物語性の受け取り方も異なってきます。
処女のままクリアすれば
「貞操の危機もあったけどこの子らしく最後まで健康でいられた」
幼馴染が初体験だったら
「色々大変な旅だったけど収まるとこに収まった」
情報屋のおじさんが初体験だったら
「結局完全に立ち直る事が出来ずに捨て鉢になってしまったんだ」

など、本番の相手という一要素だけで
全体の印象に影響を及ぼしてしまいます。


話を本題に戻します。
なのでロマーシャの本番シーンを作ると、私の中ではもう
ロマーシャはあいつが初体験になってしまったんだ。
という風にインプットされて彼女に対する思いも変わります。
それは別にキャラについて興味が無くなるわけではなく、
本番を体験済みのロマーシャとして扱ってしまうという事です。

ユーザーさんに向けてプリンセスシナジーを作っているのと同様に
この作品は自分自身に向けて作っている側面もございます。
なので勝手ながら彼女のそういったシーンについては
もう少しお待ちください。
まだまだ「ロマーシャちゃん可愛い!」を満喫しつつ
いざその時が来たら様々な思いを抱えながら
「うぉりゃぁぁ!!!」という気持ちで本番シーンを描いていきます!


非エロシーンは無意味?
いえいえ、こういったシーンがあるからこそ
後のロマーシャの本番が引き立つのです!

【 タイムリーヒットプラン 】プラン以上限定 支援額:300円

アンケートの結果です

このバックナンバーを購入すると、このプランの2020/08に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索