プリンセスシナジー開発記66「ロマーシャver2.0（完）」

雑記

こんばんは。先週は急にお休みを頂いてしまってすみませんでした。
ワクチンの副反応によるダウンからの遅れを少しでも取り戻したく、
勝手ながらの判断でございます。

常に記事を少しずつ書き溜めたら更新も楽かなぁと思って
11月からci-enの記事を毎日の作業日記として使ってみようとも考えたのですが
今月は絶対に半月でロマーシャちゃん2.0を仕上げたかったので
もう本当にそこに注力しっきりの形となりました。

できれば今日中に全部終わらせて記事を書きたかったのですが
テクスチャの編集作業だけ間に合いそうにないので
先に記事を書くことに致します。

今週のプリンセスシナジー

ここの所立ち絵の問題でまともにゲームを試遊する事が
困難なご報告を受けています（ご迷惑おかけしてすみません･･･）

そこで3段構えによる解決法を思案しております。

1つは今回のロマーシャちゃんver2.0。
以前のモデルよりも処理を改善し、その上で
容量を約半分にまで抑える事ができました。

元々はモデルの古さが気になって作り直したいな～と思ったのが
2.0の発想の出発でしたが、ここにきてパフォーマンスの改善
という意味合いで大いにやる意味を見出すことができて良かったです。

余談ですが上の水着、先行版をプレイされた方ならご存知の通り
元々は水着は濡れてもただ濡れるだけで透ける事はありませんでした。

しかしやはり濡れ透けという言葉があるように濡れたら透けさせなければ！
かといって濡れたら透けてしまうような水着をロマーシャちゃんが積極的に
着用するはずがない･･･。と考えた結果、従来の水着を超撥水性の水着として
ゲーム中に手に入れるパッチを当てる事で水着のデータがアップグレード
（ロマーシャ的にはダウングレードですが）されて透けるようにしてしまおう！
ということにしようと思います。

2つ目は出力方法の改善。
ここはぬぷ竜さんの分野となるので詳しい説明を省きますが、
現在のプリンセスシナジーは少し変わった出力方法を取っており
それが影響してexe版のみパフォーマンスの低下を真似てしまう
現象があるという事を今週調査の末に発見されたそうです。

3つ目は軽量版モデルの実装。
立ち絵を完全に静止画に切り替えたモードの実装を
ぬぷ竜さんから提案され私も承諾し、このver2.0を作り終えしだい
そちらの軽量モデルの作成に取り掛かる事に致しました。

このようにオプションでゲーム内の描画方法を
変更できるようにする予定です。

現在プレイ不全に陥ってしまった方のPC環境を伺うと
メモリ8GのノートPC辺りをお使いの方が多い印象を受けます。

どうしてもゲームをプレイするにあたって必要スペックなどは
発生してしまうのですが、折角作り上げた作品にご興味を持って頂いたのに
PC環境によって門前払いになってしまうのは双方にとって不幸な事ですし、
なるべく避けたいと思いますのでまずはこの辺りの環境の方が
快適にプレイできるようになる事を目標にパフォーマンスの改善を行いたいです。

ロマーシャver2.0(SV)

さてさて、ロマーシャちゃんver2.0といえばこちらも2.0のご用意をしています。
元々SVは仮モデルとして即興で用意したものをここまで使い続けてきました。

そして即興故にユーザーさんからSVの見栄えが悪いので作り直して欲しい
といった声も届いていたのでかなり前からその作成の決定はお知らせ
していたのですが、ようやく実装の目処が立ってきました。

もはや別物！というか本当に別物ですしね！

思えば戦闘方式にSVを採用したおかげでここまで手間が増えてしまいましたが
私自身がサイドビューのRPGで育った身でサイドビューに対する思い入れも強く、
今作のリスペクト元のslay the spireも同じくサイドビューなので
絶対に踏襲したいという気持ちが強かったです。

サイドビューにはSpineを使ってモデルの制作を行うということで
私もSpineの勉強をしてモンスターのモーションを作成などしていましたが、
一緒に勉強会を開いていたkidoさん
が私以上にSpineを使いこなしている姿を見てロマーシャちゃんを託したいと思い
kidoさんにご協力を仰ぐことに致しました。

現在バニースーツで戦闘する予定がないので今のモデルには
衣装を用意しておらず、ステータス画面ではロマーシャちゃんが下着姿
になってしまう現象があるのですが2.0ではそれを解消すべく
贅沢にステータス画面の為だけにバニースーツを用意しました。
（水着等もあります）

いやぁ～こういうの見てしまうと
他の衣装でも戦闘したくなってきちゃいますよね～･･･。

戦闘立ち絵がこれのみだった場合なら、あるいはそういう要素を
持ち込めた可能性もあったと思います。

ただ、それよりもこうして攻撃の際に色々と変化を付けたい事の方が
自分の中でやりたい事だったので天秤にかけてこちらを取りました。

一見なんでもかんでもやろうとしているように見える本作ですが、
一応ここに手を出したら本当にマズイ！
というラインはギリギリ見極めたいと思って取り組んでおります･･･。