アトリエちょいす 2022/07/24 23:00

プリンセスシナジー開発記95「足し算」

挨拶

こんばんは。
今週もよろしくお願いします。

最近はいよいよ夏バテというものを実感し始めています。
とはいえなんとなく疲れてヘタっている状態をそう表現している
だけなので、世間的に言う夏バテに該当するのかは分かりません。

余談ですが、漫画の何気ないセリフが一生レベルで
何故か記憶に焼き付いている事ってあったりしないでしょうか?
私はフルーツバスケットの「夏バテにはしょうが焼き・・・」
という何気ないセリフが何故かず~~っと記憶にこびりついています。
というわけでしょうが焼き作るよしょうが焼き!

雑記

先週石化のご紹介をしたので良いタイミングだと思って
ちょっとコラム的なお話をします。
題材は・・・「HRPGにおける足し算の危険」について。
これからお話する事は自分の事を棚に上げて発言するので
予めご容赦くださいませ。


世の中のHコンテンツにおけるジャンルには間違いなく
「ニッチな性癖」というものが存在します。

先日ご紹介した石化の状態異常もそのうちの1つで、
需要に対して供給があまり追いついていないジャンルを搭載すると
その愛好家の方達にとっては例えゲーム中に1シーンしか無いとしても
その1シーンの為だけに買うという選択肢が生まれてしまいます。

かくいう私もあるジャンルの為だけにプレイして
ゲーム中ではその1シーンしか摂取出来なかった経験があります。


つまりシチュエーションをプラスしてプレイ層が広がった為に
元々無かったシーンを追加した為にかえってゲームに対しての
満足度が下がってしまうかもしれないという現象が起こりえます。


今作における石化のポジションはロマーシャという少女は
そのような経験をする可能性があるというキャラクターの運命に対して
価値を見出しており、石化についての造形の理解に対しては
専門家の方達に遠く及びません。
したがってこの要素を目当てにプレイするのは非常にお勧めしづらいです。


とはいっても好きな事には違いないんですよね石化・・・

ジャンル的に1シーンだけ手を出して誤解を招いてしまう危険も
ありますのでシチュエーションの足し算に関しては結構気を使う部分です。
それこそ場合によってはゲームの意味合い自体に影響を及ぼしてしまう
可能性があるくらいに。
(例:ほのぼのした雰囲気のゲームに1シーンだけ残虐なシチュエーションがある)


なので私にとっては
「やった!ロマーシャちゃんのこんな姿が見れた!」
とお得になれる気分で実装したはずのイベントが
「このシチュ目当てに買ったけどこれしか無かった・・・」
と落胆を与えてしまう方だって現れてしまう可能性があります。

つまりゲームをプレイする動機が
キャラクターが先に来るか、シチュエーションが先に来るか。
という事ですね。



当サークルの方針は基本的にキャラクターありきで
シーンを組み立てたいと思っています。

例えばパンチライベントという凄く軽めのシーンも
そのキャラクターのパンチラという事で
付加価値が上がるものだと信じていますし
だからこそキャラクターについての感情移入の猶予が
十分に与えられているRPGという形式に魅力を感じています。


まとめ:
誤解を与えてしまわないようにニッチなシチュエーションの
ジャンルタグの使用はシーン数を見て熟考する
(勿論プリンセスシナジーに石化タグを使用する事はありません)


今週のプリンセスシナジー

ブリッジの実装準備を着々と進めています。
この姿勢のキモはブリッジを維持できずに崩れ落ちる=
ディアドからの挑戦に敗北をしてしまう事だと思いますので
頑張ってその辺りの動きまで作りました。

今回作る前にここはこういうやり方で行こうと
時短を目論んで取り組んだ箇所が失敗して
結局遠回りならやり方で解決したので
それなら最初から遠回りすればそれこそが
最短だったなぁと課題を残した取り組みになりました。

だけどやらなければ分からない事だったので
結果的にはやって自分の中に経験として残ったので良かったと思います。

それでは7月もお付き合いありがとうございました!
来月もまたよろしくお願い致します。

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