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2023年 10月の記事 (67)

遠蛮亭 2023/10/19 13:03

23-10-19.お絵かき(廃神綺譚_タマシラ)

こんにちはです!

なんか、凄い気分悪いです。風邪かなんかだと思いますが今週頭からずった胸とか頭とか痛い。風邪薬飲んで寝ることにしましょうか……。

その前に「廃神綺譚」タマシラ。立ち絵としては使いづらいかなぁという絵になっちゃいましたが、勿体ないのでここに。表情が子供っぽくなってる気がします……アポロという子供の母親なので多少大人っぽくしないといけない気はするんですが。おちちのサイズは「くろてん」の瑞穂さんにも負けないくらい。

それでは、以上でした!

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遠蛮亭 2023/10/19 07:02

23-10-19.「廃神綺譚」ヴァーチュ篇小説01+牟之男新規立ち絵

おはようございます!

昨日はずっとシナリオ作業でした。ゲームの方に落とし込むのはまだ全然で、小説の形でヴァーチュ篇を途中まで。章のちょうど真ん中あたりまで、ようやく終わりました。

・・
廃神綺譚~1章ヴァーチュ篇-1

アシハラの姫巫女と忍者娘が村主殺の手に落ちたとヴァーチュが知ったのは、碧霞国の旅籠に逗留中のことだった。
女神は自分の神殿から神殿に転移できるが、アシハラにヴァーチュの神殿はない。隣国碧霞国から陸路をゆく必要があったが、そのために一歩遅れる形になった。
斥候天使「……以上が、アシハラ三笠が原で行われた陵虐のあらましになります、ヴァーチュ様」
ヴァーチュ「そう……ですか……。村主殺、まさかここまでの闇を抱えているとは……ゴルダーフィードの言うように、わたしは甘かったのでしょうか?」
斥候天使の報告に、ヴァーチュは愁眉を寄せる。
斥候天使「奴○に落ちた玉響詩央は村主殺のために天使育成校・魁星学園を解放、村主は魁星学園を前線基地として現在、軍を休めている様子です。おそらく、兵員の補充を待って碧霞国への侵攻をねらうものと思われますが」
ヴァーチュ「でしょうね。十中八九……。碧霞国の腰が上がるまで待つ余裕はなさそうです。わたし一人でも……」

旅籠の主人「げひひ……ヴァーチュ様、どうですか、この部屋は快適ですかな?」
部屋を覗き込んだ宿の主人が、下卑た笑いで聞いてくる。いかにも好色を絵に描いたような、唇のめくれ上がった肥満漢の下心丸だしな顔に天使が渋面を作ったが、悪意に疎いヴァーチュは心からの優しい微笑みで主人に応じる。

ヴァーチュ「はい。祭りで忙しい中、部屋を空けてくださり感謝しています」
旅籠の主人「ぶへ、ぶへへ……。なんのなんの。世界を守護してくださる女神さまのためとあれば、部屋ぐらいいつでも空けますとも……、ふへひっ」
斥候天使「いま大事な話をしています。下がりなさい!」
ヴァーチュ「天使さん。そう邪険にしてはいけませんよ?」
斥候天使「しかし……」
旅籠の主人「ふへひ、さ、さすが女神さま。容姿だけでなく心までお美しい……!」
ヴァーチュ「お褒めにあずかり光栄です。それで、なにか御用ですか?」
旅籠の主人「へきっ……! い、いえいえ。特に用事というほどのことは。……夕食はどうなさいます?」
ヴァーチュ「御饌であれば食材に関してはなんでも。よろしくおねがいします」


ヴァーチュの前を辞した主人は厨房に向かい、料理人に声をかける。料理人はオーク。魔軍四天王トゥクタミシュの兵であったがトゥクタミシュが戦利品の女を独占、絶望して魔軍を出奔して人間界にやってきていたこのオークと旅籠の主人は宿泊客の女に薬を盛ってレ○プする悪辣な男たちであった。
旅籠の主人「女神さまは御饌しか口にできないとよ。おい、神族専用の痺れ薬、用意できるか?」
オークの料理人「へへ、問題なしですだよぉ。ただ、天使になら確実に効きますだが女神相手にどれほど効くかはわがんねぇだぁ……」
旅籠の主人「そこをどうにかするのがお前の腕だろうが。頼んだぞ」
オークの料理人「頑張ってはみるだよ。あの女神、ハメまくって喘がせたいだからなぁ」
オークの料理人は棚からいくつかの小瓶を取り出すと、無造作に料理の鍋に中身を振る。なんともえもいえない芳醇な香りが立ち上った。
オークの料理人「これで神族だけを痺れさせる特製スープの出来上がりですだ。……どれだけ効くかはわがりませんだが」
旅籠の主人「よし。ではこれを女神さまにお出ししろ」
オークの料理人「へい!」


並べられた粥と焼いた魚、温野菜とスープの御饌に、ヴァーチュは食欲をそそられる。神界からここにくるまで強行軍でソーマ……女神の力を保つ霊薬酒……以外の食事を採らなかったヴァーチュは、食欲に負けてろくに確かめることもなく食事を口にする。

旅籠の主人「ふへひっ……、ど、どうでしょうかなぁ、ヴァーチュ様? どこかお変わりは?」
ヴァーチュ「おいしいですよ。とくに変わったことは……っ!?」
上品ながらも健啖にパクパクと御饌を口にしていたヴァーチュが、突然箸を取り落とす。身体がしびれ、自由が利かない。謀られたと悟ったときにはすでに遅く、旅籠の主人はニヤリと笑うと服を脱ぎヴァーチュにすり寄った。神御衣の上から、女神のたわわな乳房がふにふにと揉みしだかれる。

ヴァーチュ「ぁ!? うっ……」
旅籠の主人「ふへひ……、油断しましたなぁ、ヴァーチュさま。その特製の痺れ薬は神族専用、いくらあんたでも身動きできねえでしょうよ」
ヴァーチュ「くっ……! 卑怯な……っ!」
旅籠の主人「卑怯?  薬入りの飯をすすめられてホイホイ口にする間抜けが悪いんだろーが。ほぉら、おっぱい見せろ!」
びりぃっ! ヴァーチュの神御衣を、旅籠の主人の汚い手が引き裂く。本来なら神力に加護されて裂くことなどできない……そもそも存在の格差から触れさせもしない……はずの神御衣とヴァーチュの身体だが、オーク特製の痺れ薬はヴァーチュの神力そのものを弱め、薄めていた。

ヴァーチュ「あぁっ……!? や、やめてください、そんな……」
旅籠の主人「うっほぉ~、でっけぇ乳だ。服の上からでもデカかったが、生チチはまた格別だな。デカいだけじゃねえ、形も極上だぜ……」

旅籠の主人はそう言って剥き出しになった爆乳を強く揉む。顔を寄せて乳首を口に含み、強く吸われるとヴァーチュは感じたことのない感覚に戸惑い、悲鳴を上げた。

ヴァーチュ「きゃう……っ! あぁっ、そ、そんな強く吸わないで……っ」

旅籠の主人「ちゅぱっ! へひひっ。いい声だすじゃねぇですかい。薬がどれだけ効くかもわからねぇ、さっさとやらせてもらいますぜ?」

旅籠の主人はヴァーチュの両足首を掴んで持ち上げ、股を大きく開かせる。巧みな愛撫で股間をねちっこく責め立てると、ヴァーチュの秘部はじっとりと濡れ始めた。

肉芽を摘まみながら入口に指を差し込んで、浅いところを責め立てる。ヴァーチュの頭の中に稲妻が走り、一瞬、意識が断絶する。

ヴァーチュ「ひあぁうっ!? な……あぁっ!?」

たまらずに甲高い嬌声をあげるヴァーチュ。主人は醜悪な顔に脂下がった笑顔を浮かべ、いよいよ本番と謀り伸し掛かろうとする。

が、そこまでだった。ヴァーチュの神力は強力無比の痺れ薬を解毒・浄化し、肉体の自由を取り戻す。ヴァーチュは主人を突き飛ばし、部屋の外に控えて見張りをしていたオークの料理人をかわして外に逃れた。裸にビリビリの服で大通りに飛び出したヴァーチュにひとびとは驚いたが、ヴァーチュにそれを気にしている余裕はない。追ってくる旅籠の主人とオークの料理人、追い詰められ、窮したヴァーチュ。普段なら人間相手に女神の力をふるうなど考えられないところだが、ヴァーチュはやむなく「詩と言葉の女神」としての権能――口にした言葉を現実のものにする能力――を行使することを心に決める。

ヴァーチュ「神詩・“心の闇を払い給え”」

しん、と主人とオークの心に聖なる詩の力が流れ込む。彼らの心を支配していた邪心が氷解し、消え去った。猛々しい欲情に燃えていた顔は晴れやかで善良なものへと変わった。

旅籠の主人「……ぉ? わ、私は?」
オークの料理人「おデは……いままでなんてことを……」

改悛した二人の悪党。しかし悪をただしたというのにヴァーチュの表情は暗い。理由はどうあれ、本人の意思を無視して「言葉」によって正しさを押し付けるという自分の能力が、ヴァーチュは嫌いだった。

旅籠の主人「……あ、あの、ヴァーチュ様?」
オークの料理人「おデたち……その……」
ヴァーチュ「いえ。あなたがたには罪はありません。悪いのはあなた方の心に付け込んだ闇。魔の力です」


すっかり善良になってしまった主人と料理人は罪の償いを誓い、まずヴァーチュの逗留中の世話を恙なく終えた後官憲に出頭する。思わぬハプニングはあったが、数日後、ヴァーチュは碧霞王都を出てアシハラ国境に入った。

ヴァーチュ「村主殺が盤踞するのは天使育成校・魁星学園でしたか……。ここからまだ数日はかかりますね……」
?「そこな女性! 1人でこのあたりは危ないですよ!」

魁星学園までの道をたどり始めたヴァーチュに、そう声がかかる。振り向けば二頭立ての馬車を御する、若々しく善良そうな青年。邪念の欠片も感じられない青年に、ヴァーチュは警戒を解いた。

ヴァーチュ「心配ありがとうございます。でも、大丈夫。わたしは女神です」
青年「女神さま!? こ、これは失礼しました!」

あわてて下馬し、平伏する青年。ヴァーチュは「無用です」と宥めるが、青年は純粋かつ熱狂的な女神信者であるらしくなかなか頭をあげない。なんとか宥めて頭をあげさせると、青年は憧れに上気した顔でヴァーチュに申し出た。
青年「女神さま、目的地はどこでしょうか? 僕の愛馬は千里駒、女神さまをお運びします!」
ヴァーチュ「それは助かります! それでは、魁星学園まで」
青年「承知しました! それでは馬車にお乗りください! 魁星学園なら1日かかりません!」



みちみち、青年はナギ・クニサキと名乗った。女神の使徒を自認するソロの冒険者で、英雄行を打ち立てて女神に認められることが夢という、純真でそれゆえにあやういところもある青年である。ナギは馬を御しながらときおりチラチラと馬車の中のヴァーチュをうかがい、目が合うと慌てて前に向き直る。挙動不審であり、明らかに恋愛初心者の挙動だった。

そして、魁星学園。

ナギ「つきました、女神さま。……しかし、これは……」
ヴァーチュに到着を告げつつ、ナギは絶句して呻く。つい先日まで王都の天使育成校として光輝に満ちていた魁星学園の空気はすっかりよどみ、学園近辺の内外には緑だったり赤かったりする肌のオーク兵がうろついている。ときどき女の鳴き声が上がるのは女学生が犯されているらしかった。

ヴァーチュ「天府に通じる学園をここまで穢しますか……村主殺……」

心優しいヴァーチュも怒りを禁じえない。押さえている神力の波動がちりちりと立ち上り、彼女が人の姿をしているがヒトとは明らかに別格の存在であるということを、馬を引くナギに思い知らせる。

「村主殺に伝えてください、女神ヴァーチュが話をしに来ました!」

馬車を降りたヴァーチュは手近のオーク兵にそう告げる。最初こそニヤニヤ笑って美少女に対したオーク兵だが、すぐにヴァーチュの神力に圧され、こけつまろびつ学園内に走り村主へと報告する。報告を受ける村主はそのとき、奴○少女である玉響詩央とアンテラのふたりを調教して暇つぶししていたが、ヴァーチュがやってきたと聞くやいやらしく相好を崩した。

「くひひひ、飛んで火にいる女神さま、だぁなぁ……。くははっ」
邪悪の化身のごとく淫笑し、腰を上げる村主。村主の号令で、すぐに会談の場が設けられた。

会談は村主殺の私室として使われている理事長室で行われた。大きな丸テーブルに座るのは村主と詩央・アンテラ、対面にヴァーチュ、そしてナギ・クニサキの五人のみ。しかし周囲にはオーク兵と精鋭である闇の種子適合者……魔徒兵……が並べられていた。ナギの近くにオーク兵を固めてあるのはヴァーチュが暴れ出した場合に人質として使うためである。ナギはヴァーチュのナイトとしてここに来たつもりったが、村主からすれば場違いなガキでしかない。
村主「ひゅー……っ! こりゃまたべっぴんさんなこって……」
ヴァーチュを一目見て、村主は実に嬉しそうに口笛を吹く。姫巫女・詩央と忍者娘アンテラ、とくに詩央はかなりの美少女だが、やはり女神の美貌に比べればはるかに劣る。村主は是非にもこの女神を穢し、モノにしたいと強い欲望の衝動を抱いた。
ヴァーチュ「あなたが村主殺ですか……。勝敗は戦場の常、しかし捕虜である少女たちへのあなたの仕打ちは人道に悖るのではないですか!?」
ヴァーチュはそう言って村主をなじるが、村主としては笑止である。
村主「人道とか言われても知らねぇな。勝者が敗者を自由にするのも戦場の掟、なにか言いたかったら俺に勝って見せろってなぁ」
村主の、力の信奉者そのものである言葉にヴァーチュは愁眉を寄せる。
ヴァーチュ「その物言い……あなたには力以外にすがるよすががないのですか?」
村主「ああ、ねぇな、そんなもんはよ」
訴えかけるようなヴァーチュの言葉をそう切り捨てると、村主は両手に詩央とアンテラを抱き寄せて二人のたわわな乳房を揉みしだく。
詩央「あぁ……っ、村主さまあぁ……♡」
アンテラ「こんなところで……ダメです……ッ」
二人の奴○少女はそう言うと村主にしどけなく身体を寄せる。彼女らが無理矢理村主に従えられているとばかり思っていたヴァーチュは、その反応の違いに少しく驚く。
村主「俺になにか言うなら力づくでこいや。で、負けたなら凌○されることは当然、覚悟してもらうぜぇ?」
ヴァーチュ「……。あなたがそう言うのなら、戦場であなたに勝つしかなさそうですね」
村主「勝てるもんならなぁ。言っとくが俺は強いぜぇ?」
ニヤリと、醜魁な顔に凄絶な笑みを浮かべる村主。ヴァーチュはわずかに鼻白んだが、それでも昂然と胸を張って村主と向き合った。
ヴァーチュ「その言葉、後悔することになりますよ。あなたには敗者の気持ちを重々、思い知ってもらうことにします」

短い会談が物別れに終わると、ヴァーチュ(と、ナギ・クニサキ)は魁星学園から数㎞を隔てた草原にいた。ヴァーチュは娼館魔術で神界トゥルクティアから天使の軍を召喚、数万に及ぶ天の軍を従える。女神が単身で旅をしてきたのはこの能力があるからだった。一度戦場に立ってしまえば、どこにであろうと瞬時に数万の天使兵を降ろせる。

「なんともすさまじい布陣ですね、ヴァーチュ様……」
「ええ。ですが油断は禁物です」
とはいうものの、勝利は動かないだろう。言葉の神であるヴァーチュが司るものはすべての文章と韻律に及び、当然文章の中には兵法も含まれる。天使兵の持つ戦闘力は人間の兵の百倍、それにヴァーチュの頭脳が加われば、勝利は揺るがない。
「では、村主殺のところへ!」
ヴァーチュの号令で、神軍は鬨の声をあげながら魁星学園に進撃した。

オーク兵たちと闇の種子適合者の魔徒兵が魁星学園の学生寮(兵士たちの宿舎として使用中)玄関に集まる。先刻、村主はヴァーチュが単身と侮って挑発したが、兵力でも兵の質でも圧倒的に凌駕され、さすがに青くなる。

村主「女神の力か……さすがに一国の主神、ってところか……」
呻くように言う村主。こちらは詩央を撃破した後魔領からの補充兵力数千を加えたが、なお万に満たない。せめて互角の兵力があればともかくとして、さすがにこの状況で自信満々を貫けるほど村主は楽天家のバカではない。
村主「逃げるか……。とはいえ、簡単に逃がしてもくれねーか……。詩央、お前も兵略は分かるんだよなぁ?」
詩央「は、はい……、ですがさすがにこの状況から勝利するのは……」
村主「全兵力をおとりに使う。お前は俺ら少数部隊を敵の本営に届ける方策を練れ」
詩央「は……はいっ!」
村主「奇襲なんてモンは博奕だが……ほかにやりようもねぇからなァ……」

そして。
アンテラが偵察し詩央が作戦とルートを立案、神軍の最も備え薄いところを抜いて村主たちは敵中に肉薄する――!

ナギ「ここまでだ。ヴァーチュ様は貴様たちがここからくるだろうと見越して、僕に防衛を任された。貴様らはこの先には通さない!」
精鋭天使を従えて立ちはだかったのはナギ・クニサキ。村主はここまでヴァーチュの慧眼に圧倒されっぱなしだったが、ここにきて余裕の薄笑いを復活させる。ナギ「な、なにがおかしい!?」
村主「いや? 女神サマもこんな大事なところにテメェみてーな雑魚のクソガキを置くしかねぇとはな。深刻な人材不足か」
ナギ「雑魚かどうか決めるのは、僕の力を見てからにしてもらおうか!」
ナギの手にした剣鈷杵が閃くと、迅雷が轟き地面を穿つ。村主は軽く目を瞠るが、やはり取り戻した余裕を失うことはない。この程度の雷撃使いなら、魔徒になる前に何人も目にしてきた。問題は、ナギのさらに後ろに控えるヴァーチュだ。奇襲をかけるためには、ナギ相手に時間はかけられない。

さっさと片をつけてしまおうと村主は決断した。
村主「ナギとかいったか。おめー、超迅雷魔法が使えるな?」
ナギ「それがどうした!」
村主「あのクソ女神から教わったのかよ? それとも独力で開発したのか? どっちだ」
ナギ「お前に言う必要はない……っ!」
激昂し、ナギは剣鈷杵に雷撃をまとわせて村主に斬りかかる。だがその電撃はあまりに直線的。村主は軽く身をそらして避け、ナギの腹に蹴りを入れる。
村主「っは! 俺の目には丸見えだったぜ、てめーの雷撃」
ナギ「ぐふぅぅっ!」
その衝撃に、ナギは口から胃液と血を吐いた。だがすぐに体勢を立て直し、剣を振り上げる。だが遅い。村主の放った掌打が脳を揺らすと、ナギは剣を取り落として呻いた。
村主「男に触手なんざ使いたくもねぇんだが……ま、仕方ねぇや」
村主が延ばした触手がナギを襲い、針を突き立てる。ナギの瞳が焦点を失い、洗脳状態のようなハイライトのない瞳になった。
ナギ「僕は……村主さまに従います……」
村主「よぉし、女神に突撃するぞ!」
ナギ「は! 村主さまに勝利を!」
総兵力をおとりに使い、少数精鋭での奇襲作戦。それはヴァーチュの予想通りであったが、村主の強さに関しては見誤りがあった。逸るナギに油断しないよう言い含めて送り出したのは失敗だったと、ヴァーチュは歯噛みする。
ヴァーチュ「それでも、わたしの勝ちは揺るぎませんが」
レス・センチュリスの表紙を撫でて呟くヴァーチュ。そこに飛来する雷。洗脳を受けたナギの超電磁魔法を、ヴァーチュは軽く片手でとめる。
アンテラ「土遁・足絡み!」
アンテラが印を結び、ヴァーチュの足元に術を放つ。ヴァーチュの動きがほんの一瞬、阻害され、そこに走り込む村主と詩央――! 左右から村主の剛拳が、詩央の流星剣がうなりをあげる。必殺のタイミング。
ヴァーチュはそれを危なげなくかわすと、左右の崩拳で村主、詩央に反撃。浸透する威力は体内で爆発し、魔王の生命力の一部を移植されている村主はともかく詩央は耐えられずに膝をついた。
詩央「かふ……!?」
アンテラ「姫さま!?」
村主「アンテラ、詩央を連れて下ってろや。おめーらは足手まといにしかならねぇ」
アンテラ「は、はい……」
村主の言葉に詩央を助け、なんとか立ち上がろうとする詩央を支えつつ後退するアンテラ。村主は細い目をさらに油断なく細め、拳を構える。しかしヴァーチュは拳士としても塵絶の腕前を持っていた。パワーだけならともかく、総合力では村主をも大きくしのぐ。ただ膨大な神力を誇るだけの女神であれば攻略も容易だったかもしれないが、ヴァーチュにそうした驕りや油断はない。
神力の無駄遣いをせず、村主に対して有効打を見定めるヴァーチュ。洗脳状態にあるナギは無軌道にヴァーチュめがけて雷撃を放ったが、ヴァーチュが視線を合わせると洗脳を解かれ、気を失った。かくて戦況は1対1。

村主は極限まで闘気を高める。ヴァーチュの守りを神力結界もまとめてぶちぬくには、究極的な一撃が必要になる。

ヴァーチュはレス・センチュリスを開いた。
ヴァーチュ「聖詩。あなたの腕が武器を手放すように、
干戈を交えるより友愛をかわすように、
昂ぶりは凪に変わるように」

局地的な世界改変は村主だけを狙い、村主の戦意が急速にしぼんでいく。

村主「ちぃ……!」
力が萎れきる前に、村主は突撃を敢行するが。

ヴァーチュ「聖詩。我が手に勝利を。
我が拳は邪なるものを打ち砕く神剣。
必中にして必殺、神罰の一撃、
山を砕き海を割り、天を裂く」
一撃の拳。それが村主に直撃し、一撃で村主の体力を根こそぎに奪い去る。ダウンする村主、迷いながらも、神に徒為す存在にトドメを刺そうとするヴァーチュ。

詩央「村主さま!」
なんとか回復した詩央が村主とヴァーチュの間に割って入り、アンテラもそれに従う。
ヴァーチュ「あなたがたは村主に騙され、利用されているだけです。退いてください」
詩央「利用されているだけであろうと、村主さまを殺させません!」
詩央は女神相手に裂帛の叫びをあげると、口の中で詠唱を済ませていた呪文を解放する! 転移魔法。光の雨が降り、詩央とアンテラ、村主はその場から姿を消した。
ヴァーチュ「逃げられましたか……ふう……」
ヴァーチュは緊張を解いて息をつく。あの瞬間、詩央の転移を妨げようと思えばできたはずのヴァーチュだが、詩央の強い瞳に気圧されてできずに終わった。
ヴァーチュ「確かに、わたしは甘いかもしれません……」



村主と詩央、アンテラの3人は南都ハエキリにいた。
村主「クソがよ! あの女神!」
癇癪を起す村主。女神ヴァーチュの「聖詩」を帯びた拳撃の威力はすさまじく、村主の、魔王の力に加護された肉体を深く穿っていた。魔王の加護があってこそこうして生きているが、常人であれば肉体そのものを消滅させるレベルで殺されていたはずである。肋骨が数本折れており、叫ぶと胸が痛むわけだが、それでもヴァーチュへの怒りが止まらない。
詩央「す、村主さま、お気を鎮めてください……」
村主「黙れや、役立たずが! 絞め殺すぞ!」
アンテラ「村主、姫さまは命がけで女神からあなたを救ったのですよ?」
村主「それがどーしたぁ!? 負けは死んだも同然だろーが!」
アンテラ「敗北と死はまったく違います。諦めない限り捲土重来のチャンスは……」
村主「うるせぇ! くそが……やるぞ、脱げおめーら!」
詩央「村主さま、お身体は……?」
村主「いらねぇ心配すんじゃね-よ! この程度の傷でどうこうなるか!」
アンテラ「わたしは偵察してきます。神軍の追手が来ないとも限りません」
アンテラが言い残して出ていくと、詩央は恥ずかしそうにしながら服を脱ぐ。先日来かなりの回数の調教を受けながら、詩央の羞恥心が薄れることはない。
村主「胸、張らせやがって……そんなに俺に犯されるのが好きか?」
詩央「も、もうしわけありま……」
村主「謝れってんじゃね-よ。興奮するって言ってんだろ!」
詩央はベッドの上で四つん這いになり、尻を突き出す。
詩央「ど、どうぞ……ください、村主さま……」
詩央の言葉と媚態に、村主は無言で挿入した。
ずふぶっ……ちゅぐぅ……っ! 処女だったころに比べ、こなれた膣内は入口がゆるくなったものの中のにちゃにちゃ絡みつく感覚は増している。今の詩央の方がより村主の好みだった。
奥まで挿入し、村主は詩央の細い腰をつかんで猛烈に腰を振る。
ずっちゅっ! じゅっぶっ!
詩央「うっ、あぁ、ひぅん!」
村主「もっと声出せよ!」
詩央「は、はい……きゃうぅうん!!」
尻肉と股間が打ち鳴らされ、平手打ちでもしたかのような音と声が室内に響き渡る。このシチュエーションに興奮した村主はさらに強く詩央の腰をつかみ、さらに強く突きこむ。
ずぶっ! どちゅっ! ちゅぐっ!!
詩央「おぅっ、あぐぅ……はひぃ!」
村主「おらっ!!」
どぢゅん!! 勢いよく突きこまれる亀頭に子宮口を押しつぶされ、たまらず絶頂を迎える詩央。ただでさえ老練な中年の巨根は女殺しだが、いま手負いになった村主のチンポは制御が外れてより獰猛になっている。詩央はご主人様の打ち込みにあえなく屈した。
詩央「あああああああああーっ!? わ、わたし、こんな……っ! こんな、はしたない……っ!」
村主「はしたねー女は大歓迎だから安心しろや。うらっ!」
詩央「ひぃん!! い、いやです……っ!」
村主「何がいやか言ってみろや!」
詩央「はぁ、はひぃ……は、恥ずかしいです……自分が自分じゃないみたいで……っ」
村主「くはははっ! 俺は好きだぜぇ、淫売ビッチなおめーもよ!」
詩央「あぁ……い、いけません、そんな……っ」
村主「おらぁ!」
ずちゅ! どちゅっ、ぐりゅりゅりっ!!
子宮口を突き上げられ、またも絶頂を迎えてしまう詩央。中年の激しさとテクニックに、かつて敵だった少女はどこまでも屈服させられていた。
詩央「あああああああああーっ♡ あひーっ♡ あひ、あへ、あひひぃーっ♡♡♡」
村主「おらぁ! 子宮口が下りてきてんぞ、ド淫乱女ぁ!」
詩央「ひぃ♡ あひぃ♡ あひーっ♡♡♡ あ゛ー……っ♡♡♡」
ぶしゃああ!! のけぞり、痙攣しながら潮を噴く詩央。調教されつくした膣壁はうねりながら中年の巨根をしごき上げる。絶妙の膣圧で亀頭をシゴかれ、村主もそろそろ限界か近かった。
村主「くぉ……っ、そろそろ射精すぞ!」
詩央「は、はいぃ、村主さまぁ♡」
村主「ご主人様だろーが!」
詩央「ひぃーっ♡ あひ、あぐ、お、お願いします♡ おチンポ汁くださいぃっ♡」ずちゅっ! どぢゅんっ!
さらに強く腰をたたきつける村主。膣がうねり肉棒に絡みつき、子宮口が亀頭をしゃぶる。そのすべてを味わいながら、村主は詩央の子宮に精液を注ぎ込んだ。
どぷっ! どぷどぷぅっ! びゅるっ! びゅうっ!!
詩央「ひぃぃいんっ♡♡♡ あぅうううう……♡♡♡」
妊娠もやむなしというほど大量の中出しを受け、詩央は布団の上で失神した。


村主「バーブルの書?」
詩央「はい……「校閲者」という悪魔の霊を秘めた、言葉を強○的に都合よく改変する魔書です。ヴァーチュさま……女神ヴァーチュ打倒のためにはこの魔書が必要になるかと」
女神打倒。布団の上でのピロートークにしては物騒な会話を、村主と詩央は交わす。
村主「で? そのバーブルの書は何処にある?」
詩央「おそらくは、魔領ギンヌンガァプの闇の図書館に……」
村主「魔領か……あんま、行きたい場所じゃあねーが。クソ女神をブチ○すためなら仕方ねえ」
かくて、村主は詩央とアンテラを連れ、魔領ギンヌンガァプに向かう。



そのころ。
女神ヴァーチュは魁星学園を拠点に、アシハラ再建に意欲的だった。治水や開墾、商業や科学技術の奨励と言った政治向きのこともさることながら、他と一線を画すのはヴァーチュの声である。詩と言葉の女神であるヴァーチュの声はかわいらしくも美しく、それに目をつけた魔法石映画の配給会社がヴァーチュにアニメ作品の声優を打診、意欲的にそれを受けたところ、ヒロインの美少女キャラを演じたアイドル声優女神ヴァーチュは一躍大人気となった。

その日も収録を追えて魁星学園に戻る途上のヴァーチュは、公園ですすり泣く一人の少年を見つける。年のころ8~9歳くらいだろうか、10歳は越えてないように思える赤毛の小柄な少年で、やや気弱そうだが端正な顔立ちをしていた。母性本能をくすぐるタイプと言っていい。
ヴァーチュ「どうしました?」
男の子「ぐすっ……美弥ちゃんが、ボクをイジメるの……」
ヴァーチュ「そうですか……元気出せっ♪」
ヴァーチュはアニメヒロインの声音で少年に励ましの言葉を送る。はっとして顔をあげた少年に請われるままにいくつかのセリフを披露して、少年がすこし元気を取り戻したところで別れた。



村主たちは魔領ギンヌンガァプに上陸し、魔王城に入る。もともとここで改造を受けた村主にとって、ここまでの道程は勝手知ったる道だった。
魔王ギンヌンガァプ「よぉ~う、村主。きれいどころ二人連れて何しに帰ってきた? そのねーちゃんたちは献上品かぁ?」
玉座の間、サキュバスたちに傅かれる銀髪赤目、美貌の魔王は相変わらず軽く飄然としている。うっかりすると魔王とは思えないところだが、その身にまとう圧倒的魔力の凄絶は比類がない。力を押さえている状態で、先日村主を倒した女神ヴァーチュに万倍する力を感じさせる。
村主「闇の図書館とやらにバーブルの書ってヤツがあるって聞いてな。寄越せや」
魔王「口の利き方がなってねーなぁ。ま、いーぜ。お前が努力したご褒美だ、持ってけ」
村主「おおっ! ありがてぇ!」
魔王「ただ、あの本にはちっと厄介な悪魔が封印されてっからよ。気ぃつけな」
詩央「厄介な悪魔……「校閲者」ですか?」
魔王「だな。一応俺の七君侯、宰相の曹国舅と同格なんだが。あんまりいうこと聞かねーから肉体を奪って魔道具にしてある」
軽く言う魔王だが、言っていることはすさまじい。魔軍最強の元老・曹国舅と同格の君侯たちから、簡単に肉体を奪ったというのだからさすがに魔王だ。
魔王「ま、お前ならだいじょーぶだろーよ。なにせお前は俺のクローンコピー体だもんなぁ、村主」
村主「おお。任せろ」
魔王「あ、それとこれも飲んどけ」
なにやら大きめの丸薬を放る魔王。村主が「?」という表情で見返すと
魔王「堕淫の妖種。これを飲んで女を犯せば迅速確実に子供を産ませることができる優れもんだ」
村主「おお。あんがとよ」
魔王「いいってことよー。お前にゃあ頑張ってもらわねーとならねぇからな」
村主「兵隊もつれていくぜ?」
魔王「おう、もってけ」



こうして、魔王城での用を済ませた村主は闇図書館でバーブルの書を手に入れる。悪魔「校閲者」は黙っているのか眠っているのか、とりあえず村主に干渉してくることはなかった。

・・
以上です。このパートはすこしエロ薄い気もしますね。このテキストはあとで清書して分割して、pixivさんにアップしようと思います。

おまけの牟之男。以前のバージョンより蟲っぽく。顔がもっとキモくないとこれ、あんまり気色悪くない気がします。

それでは、以上でした!

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遠蛮亭 2023/10/18 17:41

23-10-18.「廃神綺譚」新規立ち絵と1章シナリオ

こんばんわです! いや、まだこんにちはの時間かもしれないですが。

「廃神綺譚」堕ちヴァーチュ。「堕ち」というからにはもっと淫蕩なイメージになってもらわんといけないのですが、あんまりエロくなりませんでした。おっぱいもっと放り出しにした方かいいのかもしれません。

それで、今日はシナリオ内容についてとか書かせていただきます! 設定メモ、第一章。

まずヴァーチュ篇。主人公は村主殺。ちなみにくろてんの煌玉大操練大会篇で「村主刹」というキャラが登場しましたが親子とかではないです。時系列的に数十億年の隔たりありますからね、生まれ変わりみたいなもの? 辰馬くんの前ではまったく相手にならず、辰馬くんではなく自分が彼女を寝取った男の逆襲に破れて蒼月館退学というキャラでした。

それはさておき、こっちの村主は悪名高い蛮勇の傭兵団「仏驍」の№2でした。隊長死後は村主が筆頭者。ですがアシハラ国と魔軍の戦いの中でアシハラ皇家にやとわれ、魔軍に突撃を敢行、オーク将軍トゥクタミシュに迫るも一歩及ばず捕虜となり、魔王城で「闇の種子」という魔王の力の精髄移植実験を受けます。ここで最高の適合率を出したために魔王の記憶と人格を転写され、魔王のコピー、スペアとして人間界に送り出されることになりますが、配下としてつけられた適合者の魔徒兵やオーク兵を従わせるために魔王のコピーとして振る舞うものの、実は自身の人格は洗い流されておらず、虎視眈々と魔王の首を狙っているという設定。

アシハラ南方に上陸したのち南都ハエキリ(蠅斫)を占拠、そこを守っていた忍者娘・アンテラを倒して凌○し、北上してアシハラ中央部の三笠が原平原で姫巫女・玉響詩央を撃破。詩央に暴行を加えてストリップさせてからレ○プ、詩央の学ぶ天使育成校「魁星学園」に拠点を移し、二人に凌○調教を加えます。

ここでヴァーチュが隣国、碧霞国に登場し、主神である彼女自身を祀る祭りのさなか泊った宿で痺れ薬を使った婦女凌○を繰り返す旅籠の主人およびオークの料理人に犯されかけるも、神力を回復に回して早々に麻痺を解いたヴァーチュは男たちを突き飛ばして逃げ、追ってくる二人に【聖詩書レス・センチュリス】の力を使って周囲の人々の心から悪意を消し去ることで難を逃れます。ここでヴァーチュが女神でありながら人間如きに触れられているのはヴァーチュが肉の身体に自分を凝縮しているためと、天使殺しの強力な痺れ薬に一時的に神力の流れを阻害されたため。本来だとよほど高位の霊格の持ち主でなければヴァーチュに触れられませんが、さておき。ヴァーチュは碧霞東端の町から関所を越えてアシハラへ。

アシハラに入ると1人の青年から声をかけられます。青年の名はナギ・クニサキ。戦災孤児出身の冒険者で、魔軍の支配を受けて治安の悪化したアシハラ北部で冒険者としてソロ活動をする、実力はあるのですがウブな童貞。ナギはヴァーチュが女神であると明かすと平伏して自ら進んで従者となることを誓いました。

ナギの馬車に揺られて魁星学園へ。たどりついてみるとそこは女神の世話をする天使を要請する天府の直属という本来の姿からはあまりにも落剝した姿。オークやミノタウロスが横行し、ときおり犯されている女学生の嬌声がひびきます。温厚なヴァーチュもこの状況を憂慮し怒り、手近のオーク兵に村主を出しなさい、と命令。

村主とヴァーチュの会談となり、少女たちへの扱いはあまりではないかと問うヴァーチュに勝者が負け犬をどう扱おうが勝手と嘯く村主。それならわたしがあなたへの勝者となりましょうか、というヴァーチュに村主はやってみろと応じ、詩央、アンテラも動員して戦いますがこの時はヴァーチュの弱点をつくことができず、敗北。魁星学園を逐われます。

村主は腐って詩央を乱暴に○すも、詩央は村主をヴァーチュに勝たせるためにレス・センチュリスのアンチアイテム【バーブルの書】の情報とそれが魔領ギンヌンガァプに存在するということを伝えます。こうして村主は魔領に。

村主が荒らしまくったアシハラの再建に奔走するヴァーチュは政に尽力しつつ、詩と言葉の女神である自分の声がこの上もなくかわいらしくも美しい美声であることを指摘され、魔法石アニメ声優に起用されて子供たちの人気者に。この当時都市の巡察中に一人の少年に出会い、女子にいたずらされて自信喪失しているその少年に声優として声を使って励ましを与えます。

そうこうする間に村主がバーブルの書を持って魔領からアシハラに帰国。バーブルの書に宿る魔王の七君侯が一、「傲慢の校閲者」の力でレス・センチュリスの美しく整えられた聖詩句はぐちゃぐちゃに強○校閲されてしまい、力を発揮できなくなってヴァーチュは敗北。村主は積年の恨みを晴らすとばかりヴァーチュを暴行。ナギ・クニサキはヴァーチュが純潔を奪われたことも知らず、ただヴァーチュ様が従うなら、と村主の軍門に下りました。

数度の調教を経て、村主のもとにとある「コンテスト」の招待状が届きます。パートナーをつれて指定の場所、指定の館にこられたし。かつて魔軍宰相・曹国舅が創始しいまは後進に譲ったエロコンテストの招待状です。村主は意気揚々とヴァーチュを連れて、好きものの好事家たちの前でアイドル声優女神・ヴァーチュに下品なオホ声を出させますが、コンテスト出場者の下品さは比類なく、羞恥心を捨てきれないヴァーチュは惨敗。

その後人間やはぐれ魔物の討伐を繰り返し、久しぶりに声優としての仕事についたヴァーチュのもとを村主が訪れると、勝手にエロアニメ台本を与えてフェラチオ実演を要求、逆らえばアシハラの民を殺すと言われては逆らえないヴァーチュは今回も村主に従うしかなく、収録スタジオで口を犯され、その音声を魔法石に録音されてしまいます。村主はこの魔法石に招待状を添付して一人の少年……先にヴァーチュの声で救われた少年……に送りつけ、これを聞き、呼んだ少年は村主が曹国舅のやりようをまねた裏ファンサービスに勇んで参加、ヴァーチュのことを裏切り者と罵り、口を犯します。その後もう一度開かれた裏ファンサービスで、ヴァーチュは少年の童貞を筆おろし。

このころ、アシハラと碧霞で女神排撃論が浮上。それを流布するのは碧霞の宰相である宦官でした。この宦官は金を積んで去勢を避け、後宮に隠然たる力を蓄えたのち碧霞の政治の表舞台に出て宰相に上り詰めた野心家であり、女神を不要と解き、ホトケの教えを熱心に布教します。信仰が失われては存在も失われると憂慮したヴァーチュは宦官に会談を要求しますが、女神の令名をもってしても宦官は会談を拒否。しかしながら、後宮への出仕志願であれば宦官本人が面接するということでヴァーチュは詩央、アンテラとともに宦官の館に。ときを同じくして村主とナギも館の探索に潜入します。

ふたたび人間の肉の身体に存在を落とし込んだヴァーチュ、女神本来の実力は発揮できなくなるので詩央とアンテラがサポートとして同道しますが、宦官はヴァーチュのみを部屋にあげると詩央たちを罠に。詩央とアンテラは魔物に襲われるも、これを撃退したところで村主たちと合流。村主の探索中にナギがとある仏像を触ってしまい、目を光らせます。

このときヴァーチュは三連続で魔物と戦わされます。ミノタウロス、ケルベロス、ドラゴン。いずれ劣らぬファンタジー世界の大物モンスターたちはホトケの力で異界から喚ばれたもの。女神の力が存分に使えれば苦戦しないヴァーチュですが、この状況では神力が大幅に削られています。それでもかろうじて3匹を撃破したところで村主たちが合流、仏に帰依しながら宰相としての権限を駆使して行った汚職の証拠をつきつける村主に、宦官はならば死ねと放言して真の姿を解放、千手観音の姿を顕して村主たちを襲います。

勝利後、村主が持つバーブルの書が光を放ったかと思うと、その光は宦官の躯を包み、死んだはずの宦官が立ち上がります。よみがえった宦官は魔王の七君侯が一、傲慢の校閲者を名乗って村主たちを襲撃。これを斃すと村主の中に「校閲者」の力が流れ込み、新たな魔王の君侯として数えられることになります。以後二回目、三回目のエロコンテストを経て、ヴァーチュを完落ちさせて章クリア。

……とうわけで、一章村主×ヴァーチュ篇はこんなふうになります! 文章ばかりで長かったですが、ここまでお読みくださりありがとうございました!

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遠蛮亭 2023/10/18 14:12

23-10-18.「廃神綺譚」イベント絵と差分

こんにちはです!

詩央のボコボコイベント。「日輪宮」瑞穂さんのボコボコに比べると凄惨さがないイラスト。


アンテラ破瓜イベント。破瓜なので血が一筋滴り落ちる演出足さないとダメでした。

詩央とアンテラ、詩央の髪色が真っ黒でベタになってたのを修正。

詩央の裸踊り。

アンテラを旗の先端に挿して旗指物扱い。この絵だけ差分じゃなくてイラスト自体新規に描きました。

これで詩央とアンテラの序盤イベ絵はだいたい揃いました! あとは詩央の破瓜イベントを描いたら、次からヴァーチュに移れそうです。


それでは、閲読ありがとうございました!

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遠蛮亭 2023/10/18 05:32

23-10-18.「廃神綺譚」イベント絵お絵描き

おはようございます!

昨日の夕方以降は「廃神綺譚」ヴァーチュ篇のシナリオをやってました。シナリオ自体をいじるというより、イベントaからイベントbに遷移して正常に動作するかどうかとかそういうことを。あと、回想シーン実装しました! 最初導入方が分からなくって数時間かかりましたが、どうにかこうにか動かせるように。他にもいろいろプラグインを入れては競合が起こらないかを試して、問題ないプラグインだけ残し、ということをやってたら1日終わり。でも寝たのは10時ごろだったのでそんなに早くはなかったです。

詩央の裸踊りイベント絵。もっと躍動的に描けるといいんですが、これが限界。詩央はボコられイベント→裸踊り→破瓜イベントです。女神ヒロインとは違うので予定してるイベント枚数はやや少なめですが。

それでは、閲読ありがとうございました!

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